秋は多肉植物を満喫できるシーズンです!

新しい多肉を買い足すのにもよい季節ですし、植え替えや仕立て直しにも絶好の季節といえます。

今年の夏は、わたしの大事な多肉たちも大打撃を受けてしまい、心が折れてしまいそうになりましたが、ほそぼぞと多肉ライフを続けていました。

11月に入ると、やっと秋を感じることができるようになってきました。つい先日の三連休に多肉たちの手入れをしましたよ~♪

今回は、わたしが実践した多肉植物の植え替えと仕立て直しの方法を紹介したいと思います。

多肉植物の秋のお手入れのポイント

多肉植物の秋のお手入れは4つのポイントで行います。

  1. 夏に傷んだ多肉の仕立て直し
  2. 徒長した多肉の仕立て直し
  3. 育った多肉の植え替え
  4. あきらめる多肉の選別

多肉植物は放っておいても勝手に育つと思われている方も多いと思いますが、実際はそうでもありません。笑

春と秋にはぐんぐん大きく育ちますし、季節ごとに傷んだり、伸びたりする部分が出てきますから、ちょこちょことお手入れしてあげるのも醍醐味のひとつなんですよね。

それでは、もう少し詳しく内容をお話します。

1.夏に傷んだ多肉を仕立て直す方法

多肉植物を育てていると、どうしても葉っぱが傷んでしまったり、茎から傷んでしまったりすることが出てきます。

そんなときには放っておくよりも、仕立て直しに挑戦してみるのがおすすめです。

方法はとってもシンプル!傷んだ部分をカットするだけです。無事な部分や元気な部分を切り出す(救出する)と考えてもOKです。

葉っぱだけが傷んでしまった場合は、その葉っぱを思い切って外してしまいます。しおれたり、チョリチョリになったり、暑さで変形してしまったものも思い切ってむしり取ります。

とても残念な話なのですが、傷んだ葉っぱが傷む前のように元通りになることはありません。むしろ、外してしまって、新しい葉っぱが出てくることに期待したほうが未来が明るいです^^

カットした部分を土に挿して「挿し木」にしてみるのもよいですし、葉っぱをむしって「葉挿し」にするのもありです。

上の写真は、夏の暑さで葉っぱが溶けてしまったり、中心の部分が傷んでしまった多肉たちです。

このまま育ててもよかったのですが、思い切って手入れをすることにしました。

じゃじゃ~ん!葉っぱを丁寧には外して、多くを葉挿しにしてみましたよ。来年の春はどうなるか楽しみです♪

2.徒長した多肉の仕立て直し

多肉植物には徒長もつきものですよね。

どんなに気をつけて丁寧に育てていても、育てる場所や環境によっては、茎がひょろりと伸びてしまったり、葉っぱの間隔が間延びしたような状態になってしまいます。

徒長とは言い切れないのですが、下葉が落ちてしまって茎だけが伸びたような感じになることもしばしば。

そんなときには、思い切って伸びた茎をカットしてしまいます。

先ほども登場しましたが、多肉植物は「挿し木」で簡単に仕立て直しができてしまいます。

徒長したまま育てていても、そこから先はずっと徒長したまま育つことになりがちです。

それならば、秋や春などの多肉植物がぐんぐん育つ時期をねらってお手入れするのがベストだとおもっています。

3.育った多肉植物は植え替える

順調に育ってきた多肉たちは、場合によっては植え替えてしまうのも大事な作業です。

とくに、寄せ植えなどでギチギチになってしまったものや、小さな鉢に収まりがつかなくなってきた場合は「植え替え」をしてあげます。

植え替えのときは、根っこがボサボサになっていれば、古い根っこをある程度むしって整えます。

わたしは、今年ず~っと放置してしまった育苗トレーの多肉たちと、何とも不便な鉢に植えてしまった多肉たちを植え替えました。

夏に大分減ってしまいましたが、まだまだ、はなのあの多肉たちは生き残っておりまっすw

一時はあきらめようかとおもったのですが、少しずつ救済したりはしていたんですよね~

4.あきらめる多肉を選別する

多肉植物は仕立て直しで復活してくれることもあるのですが、どうにもならないこともあります。

上の写真のように、もう、ぐったりとしてしまったものは、思い切って処分することにしました。

毎年、わたしを楽しませてくれた虹の玉もスカスカ。これは時間の経過とともに、老化してしまったようなものかなぁと思っています。

この子たちは、このまま冬を迎えさせて、今年で見納めにしようと決断しました。

購入したときは、感動するくらいに綺麗でビッチリと実っていた虹の玉。過去の記事に、その時の様子が残っていますから、是非、ご覧になってみてください!

大感動の多肉植物に出会った!こんなに違う虹の玉。同じ価格ならどれを選んで買う?

まとめ

今回は、わたしが実践した秋の多肉のお手入れについてお話しました。

多肉植物のお手入れや仕立て直しには「葉挿し」「挿し木」がたびたび登場しますが、一度チャレンジしてしまえば、感覚もつかめると思いますよ^^

多肉植物を挿し木するときにどこで切る?挿し木の方法を紹介します。

多肉植物の挿し木。株元にどれくらい葉を残せばよいのか検証してみた。【保存版】

多肉植物は葉っぱで増える!葉挿しはどれくらいの期間で芽が出るのか画像で解説。

新潟では秋がとても短いのですが、今年は季節が少しズレ込んでいるように感じています。

11月中旬くらいまでにはお手入れを済ませて、試練の冬に備えたいものですね。

今回の記事がみなさんの参考になれば嬉しいです。

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