ベルチナ

わたしがこれまでに見てきた多肉植物の中でも、超ビックリするくらいに肉厚な葉っぱをつけるのがベルチナ

はじめて見たときの衝撃は今でも忘れられません。笑

多肉植物の名にふさわしい葉、もはや、実といってもいいのかもしれませんね。汗

ベルチナは、いままでに、本当に数回しかお目にかかったことがないのですが、たまたま立ち寄った園芸・ガーデニングのお店にポツンといたのですね。

「これは運命の出会いだぁ!」と思い、迷わず買ってしまいました。

この子ってよく見ると、ロゲルシーっていう子にも似ていると思うのですが、もしかして同じなのかなぁ?汗

今回は、ベルチナの育て方と、多肉植物を買うときにわたしがとってしまう珍行動についてお話したいと思います。

はじめて見る多肉植物に遭遇したときに何をする?


多肉植物にすっかりハマっているわたしですが、まだまだ、出会ったことのない多肉植物はたくさんあります。

もちろん、何でも知っているわけではないですし、はじめましての多肉ちゃんに遭遇することもたくさんあるのですね。

はじめて見る、知らなかった多肉植物。知っているけど実物に出会うのは初めての多肉植物。

わたしは、このような子たちに出会うと、決まってとる珍行動があるのです。最近、気づきました。笑

わたしは、とりあえずニオイを嗅いでしまうのですね。

わたしが多肉植物に抱いている心配事のひとつは「ニオイを発したらどうしよう…」ということです。

多肉植物の中には、確実にニオイのする子がいるのです。

以前にも紹介しましたが「熊の手」や「ペンデンス」などは、何とも言えないニオイがします。笑

獣のような、野草のような、うさぎとかの小屋のような…独特な感じです。

だけど、何度が確認したくなるような香りなのですねw

このニオイで、何となく「〇〇の仲間かなぁ?」とかを想像したりして楽しんでしまうのです。

ちなみに、ベルチナは無臭でした♪

過去記事:「多肉植物でお部屋がクサい!強烈なニオイのする多肉植物を見破る2つのポイント。


それと、もう一つ、真面目な理由もあります。

はじめて見る多肉ちゃんは、苔が生えているような土に植えられていることがあるのですね。

何かくさいなぁと思っていたら、土からコバエのような、羽虫のようなものが出てきたことがあるのです。汗

見たこともないようなパッケージだったり、名前も書かれていないような黒いポリポットに入っている子は、株元をよく見てあげてくださいね!

超ド級の肉厚っぷり!ベルチナの育て方


ベルチナは、クラッスラ属の多肉植物です。火祭りとかと同じ仲間ということですね。

肉厚な実のような葉っぱの表面には、産毛のようなものが生えているんですよ。

ふさふさではなく、チョリっとした感じの毛です。あんまり触るとハゲちゃいそうなので、ほどほどにしておきますw

見た目はコチレドン属の「ペンデンス」や「熊童子」のような感じがしたので、ニオってみたのですね。

この子たちは、独特なニオイがあるのですが、強さがちがっていますw

仲間なら同じニオイがするのではないかと思ったという単純なわたしなのですw

ベルチナさんは無臭でした。


ベルチナは、日当たりの良いところに置いて育てることが大切です。

この子の感じは、日照不足になると、茎がぐんぐん伸びて、葉っぱの肉厚さも徐々にヒョロリさんになるタイプです。

しっかりと日光浴をさせてあげましょう。

ベルチナのように、葉っぱの表面に産毛が生えているような多肉植物は、基本的に注意しなければいけないことがあります。

それは「極力、毛の生えている部分を濡らさないようにすること」です。

産毛が生えるような多肉植物は、濡らしてしまうと毛がはがれてしまったり、じっとりと水を吸収して、全体が傷んでしまったりするのですね。

だから、雨がふったときには、軒下などに移動して雨宿りをさせてあげるとよいと思いますよ。

水やりは土がしっかり乾いたら、2~3日後にあげるくらいで丁度よいそうです。

問題は梅雨や夏が乗り切れるかどうかです。

ベルチナは「梅雨、夏の時期は、雨に当てないようにして断水気味にしてください。」と店員さんが教えてくださいました。

おぉ!? こんな風にアドバイスをくれるということは、本格的に気を付けないといけないみたいです。汗

まだ、春も実感がうすいというのにw

そうそう!

ベルチナさんは、育って株が大きくなっていくと、木質化が進みやすいといわれています。上手くいくと盆栽みたいになるんですって♪ステキすぎる~!

木質化というのは、茎の部分が木のように固くなっていくことを言います。木質化は枯れるのとは全然ちがうんですよ。

そして、伸びてきた茎はカットして、挿し木で増やすことができます。

カットされた株の方は、切り口付近からどんどん脇芽が出てくることが多いですから、これも楽しみのひとつになりそうです。


ということで、今回はベルチナの育て方についてお話しました。

今シーズンは、なぜか、珍しい多肉ちゃんに出会うことが多いように感じています。

ホームセンターの売り場も配置換えで春モードになってきています。園芸店も屋外のコーナーが充実しだしました。

4月の初旬は、きっとイベントのようにセールがかかるんじゃないかなぁ~なんて思って楽しみにしています。
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