今回は、育ち過ぎた多肉植物へのお手入れの方法を紹介します。
多肉植物がぐんぐん育つのは春と秋といわれています。
わたしの多肉植物も春パワーでとてもよく育ちました。だけど、そのまま育て続けると育ち過ぎてしまったり、茂り過ぎたりしてしまうのですね。
見応えはあるのですが、梅雨や夏に予期せぬトラブルを引き起こす原因にもなりがちです。
仕立て直しや挿し木で、本格的な梅雨や夏への対策をしてみようと思います。
梅雨や夏は多肉植物の蒸れと根腐れに要注意です。
多肉植物をダメにしてしまったり、枯らしてしまったりする原因で圧倒的に多いのが「根腐れ」ですね。
たしかに、普通の植物と同じように、毎日水やりをしてしまうと、根腐れを起こすこともあります。
ですが、市販されている多肉植物用の土で育てていれば、それほど深刻に考えなくても大丈夫なのではないかと思っているのですね。
各メーカーによって、土の配合は違っていますが、水はけが良くなるようにできています。
心配なのは、蒸れや風通しの問題です。
これは本当に気づきにくいのですが、寄せ植えのようにしていたり、ギュウギュウに詰まった状態で育てていたりすると、どうしても湿気が溜まりがちになってしまいます。
蒸れが解消されにくいと、株元や下葉が腐ったり、カビっぽくなったりしますから、ときにはカットしたり、植え替えしたりして、お手入れをしてあげましょう。
育ち過ぎた多肉植物の仕立て直し「挿し木」の方法を紹介。
多肉植物は日当たりの良い場所で育てていたとしても、しっかり徒長することがあります。
徒長というのは、茎がぐーんと伸びて、頭が上の方に持ち上げられてしまったり、葉っぱと葉っぱの間隔が広くなってしまったりする状態です。
そのままにしておいても育っていることには変わりないのですが、さすがにこれではまずいっしょ。汗
だから、思い切ってカットしてしまいます。
過去記事:「徒長がよくないと言われる理由」
これは、黄麗(おうれい)っていう多肉植物なのですが、茎が伸びて頭が持ち上がっているでしょ。
この頭の部分をカットしてしまうのですね。頭をギリギリにカットするのではなくて、土に挿すための茎の部分が必要になります。
目安としては、土に挿す部分が1、2cmあれば十分です。
カットした後で、邪魔な葉っぱをむしって茎を作ってあげてもOKです。
※株元には数枚葉っぱを残してあげてくださいね。初めてチャレンジするならマルガリータにならないようにしてくださいね。
こ~んな感じでカットした多肉ちゃんたちが収穫できました!
この箱は靴を買ったときのものなのですけど、想像以上の収穫量にびっくりしていますw
今回は、画像をとるために箱に詰めてみたんだけど、すごくいい景色♪
(こういうのがカット苗って名前で売られていたりもします。)
ちなみに「これでよければ全部あげます!」って言ったら、もらってくれる人っているのかな?汗(※今回はあげませぬのよw)
わたしは、こういうのを人にあげたり、交換したりするのが夢なんですw
たとえば、地域のコミュニティセンターとかで定期的に交換会とかを企画できないかなぁと模索しているところです。
カットされた多肉ちゃんたちもスッキリ!
トップ画像の火祭りくんたちは、思い切ってカット!花が咲いていたセダムもカット!とにかく茂り過ぎているところを刈り上げてやりましたw
今日、作業をしてみてわかったのですが、結構、見えなかった下葉の部分が傷んでいました。汗
おかげで、傷んだ葉をカットすることもできたし、風通しもよくなりましたわい。
ということで、今回は梅雨入り前の多肉植物のお手入れ、仕立て直しについて紹介しました。
それにしても、新潟は雨の気配がないのですが、降らないとそれはそれで心配。汗
今年は、屋根付きの多肉棚がどれくらい活躍してくれるのかを密かに楽しみにしているんですw
そうだ!ホームセンターの屋外売場では、日よけの寒冷紗が設置されました。
直射日光対策も、そろそろ本気で考えないといけないなぁ~。みなさんは、日よけの設置していますか?