1月の園芸コーナーは、多肉植物が意外と入荷されているみたいです。
今日は、ちょっと気分転換にでかけてみたのですが、ホームセンターの園芸コーナーをのぞいてみたら、多肉植物が大量に入荷されていました。
一瞬で心をつかまれたのは、かわいい熊の手みたいな多肉植物。だけど、熊の手(熊童子)とは、育ち方が違っている謎の子です。笑
なんだか、グリーンネックレスの仲間みたいにも見えたのですが、ニオイを嗅いでみたら、熊童子と同じニオイがしました。笑
くちゃいです。この子の方が、熊童子よりは、ちょっと弱いと思いますけど。笑
この子は「ペンデンス」っていう多肉植物です。図鑑でみたのと、ちょっとイメージが違っていましたが、それも楽しみのひとつですな。
と、いうことで、今回は、ペンデンスの育て方や特徴、水やりの方法などを盛り込んでお話しようと思います。
ペンデンスの特徴と育て方。置き場所には要注意!
ペンデンスは、コチレドン属っていうグループの多肉植物です。熊の手(熊童子)や福娘も同じ一属の仲間ですね。
先ほども紹介しましたが、熊の手みたいなニオイがします。笑 お店で見かけたら、嗅いでみてください。
うちのだいちゃん(♂)は、ず~っと、へんな顔しながらクンクン香りを楽しんでいらっしゃいました。笑
ペンデンスの実物をみるとわかるのですが、グリーンネックレスのような雰囲気もある謎の多肉植物って感じです。
見た目の感じでは、ぐんぐん増えるタイプの多肉植物じゃないかと思います。つるのように茎が伸びていきそうです。
ペンデンスは、日当たりの良い場所に置いてあげた方がよいのですが、直射日光が苦手な多肉植物です。
春先のやわらかな日差しくらいならばよいでしょうが、5月頃の日差しは、想像以上に強いこともあり、急に葉っぱがブヨブヨになってしまうこともあります。
そして、暑さや寒さにも、それほど強いわけではありません。夏場は、直射日光のあたらない明るい日かげに置いてあげましょう。
秋、冬の寒い時期は、よほどのことがない限りは、屋外の軒下でも過ごせると思うのですが、心配であれば、冬越しなどの対策をした方がよいかもしれません。
多肉植物の冬越しについては、過去記事がありますので、参考にしてみてくださいね。
過去記事:「はじめての冬越しの方法まとめ。多肉植物や観葉植物の寒さ対策と育て方のポイント」
ペンデンスの水やりの頻度やタイミングは?
ペンデンスの水やりは、他の多肉植物と同じように、10~20日に1回くらいの水やりでよいと思います。
ただし、夏場や冬場の水やりは、失敗しやすいですから、20~30日に1回くらいの頻度がよいのではないかと思います。
育てる環境にもよりますが、何日間も土が乾かないような状態にならないように気を付ければ、失敗は少なくなりますよ。
ペンデンスの葉っぱの表面を見ると、ツルツルの部分もあるのですが、産毛のようなものが生えていることがわかります。
こういう葉っぱの多肉植物は、全身が濡れてしまうとよくないのですね。長い間、雨に濡れてしまう場所や、梅雨の時期などは、軒下に移動してあげるようにしましょう。
購入した苗をみるとわかるのですが、結構、モシャモシャ生えてくるタイプで、株元が蒸れやすいと思います。
湿気対策として、風通しの良い場所に置いてあげることと、水はけのよい土で育ててあげることがポイントになりますね。
前回紹介した、福娘の育て方と似ている部分が多いです。育て方が似ている多肉植物は、寄せ植えをするときにも相性がよいといわれていますよね。
過去記事:「色白美人の多肉植物「福娘」がカワイイ!育て方で幸福パワーアップできるかも。」
ペンデンスの下葉が枯れてきたときの対処方法。
ペンデンスを育てていると、どうしても下葉が傷んでしまうことがあります。
多肉植物は、下葉からだんだんと枯れてしまうことが少なくありませんね。必要以上にビビる必要はないので安心してください。
ペンデンスの下葉が傷んで枯れてしまった場合は、思い切って、葉を切り取ってしまいましょう。
放っておくと、細菌が繁殖して軟腐病になってしまうことがあります。組織がやわらかい多肉植物は、茎部分から腐ってしまうこともあるのです。
ときどき観察して、下葉の様子見などは気にかけてあげてくださいね。
ペンデンスはベルのような花が咲きます。
ペンデンスは、上手に育ててあげると、お花が咲いてくれます♪
福娘にさくお花とにているのですが、下向きに咲くお花で、クリスマルのベルのような形をしているんですよ。
多肉植物は、お花が咲くって知らない方も多いかもしれませんが、上手に育っていると、結構、咲いてくれます。
ただ、室内育ちの多肉植物は、日照不足や育てる環境の都合で、お花を見ることができないことが多いのですね。
ペンデンスは、お花が咲き終わったら、花茎をカットしてあげましょう。
ペンデンスに限らず、お花がピョ~ンと咲く多肉植物は、咲き終わったらカットしてあげるとよいと思いますよ。
今回は、ペンデンスの育て方をお話しました。
1月の園芸店や園芸コーナーは、めずらしい多肉植物がいっぱいです。
店頭に並んでいるものであれば、どの時期でも育てることができます。小さな一鉢をグリーンインテリアにとりいれてみてはいかがでしょうか。
見るだけでも楽しめます。園芸コーナーを楽しんでみてくださいね♪
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