多肉植物を選ぶならば、春が絶対におすすめです。今回は、多肉植物の選び方、種類や購入時のポイントをまとめて紹介します。
多肉植物をはじめてみたいと思っている方も、どうぞ、参考にしてくださいね。
多肉植物を選ぶなら春!種類や購入時のポイント
いよいよ多肉植物のシーズン到来!春は多肉植物にとって、絶好のチャンスシーズンといえます。
春は多肉植物がぐんぐん育ちますから、多少のことがあってもへこたれません。ですから、安心して育てることができます。
多肉植物の話題であがりやすい、水やりや根腐れなどの問題も、それほど心配する必要はないと実感しています。
春になると、多肉植物の売り場には、たくさんの種類が並びますし、賑わいがでてきます。
多肉植物は出会いとご縁が大事だと思っています(笑)ですから、「これだ!」と思える多肉があれば、それを購入するのが一番たのしめますよね。
ですが、春だからこそ、購入する前にチェックしてほしいポイントがあるのです。購入後に後悔しないためにも、ぜひ、確認してみてくださいね。
1.元気のよい苗を選ぶ
多肉植物は通年でお店に並びます。「サボテンの仲間」という印象が強いようで、どれを選ぶにしても「季節なんて関係ない」と思われがちです。
ところが、実際に多肉植物を育ててみると分かるのですが、どれも一律に同じように育つのではありません。
ですから、冬は越せたけれども弱っている苗もあるのですね。
とくに大型の園芸店やホームセンターなどでは、実物を見ることができますから、よ~くチェックしてみてください。
葉っぱが、でろんと垂れ下がるようになっていたり、下葉(土に近い部分の葉)が痛み切っていたり、葉っぱがスカスカになっているように見えたりするものは、避けた方が無難です。
もちろん、全体的にしおれているようなものも、選ばない方が安全です。
ですから、選ぶならば、葉っぱがぷりぷりに膨らんで、しっかりと固くしまっていて、遠目に見てもいきいきしている多肉がおすすめです。元気が良い多肉は、葉っぱにもハリツヤがありますから、ぜひ、いろんな多肉を眺めてみてくださいね。
2.土の表面をよく見る
多肉植物は、何かしらのポットや鉢に入って店頭に並びます。
そのときに、ぜひ、チェックしてほしいのが土の表面です。
土の表面に苔が生えていたり、カビが生えていたり、肥料の錠剤が入っていたりするものは、極力選ばない方が無難です。
とくに、苔やカビが生えている場合は、購入後に急に何かに浸食されて弱ってしまうこともありますし、植え替えをしたときに、他の多肉が弱ってしまうこともあります。
わたしも経験があるのですが、運が悪いと弱るだけでなく、虫が出ることもありますから、安全のためにも、土の表面をよくチェックするに越したことはないなぁと実感しています。
3.日当たりのよい売り場で買う
多肉植物が元気に育つためには、日光がとても大切です。
ですから、日当たりのよい売り場で、元気モリモリな多肉を選ぶことをおすすめします。
ホームセンターなどでは、日の当たらない場所に多肉コーナーがある場合も多いです。入荷直後ならば、元気な姿でいてくれるのですが、時間が経つにつれて、徒長したり、弱弱しい姿になってしったりするものも多いんですよね。涙
それと、屋内管理していた多肉を、いきなり日光浴させると具合が悪くなることもありますから、もともと日当たりのよい場所で管理されている苗を購入すると安心ですね。
4.寄せ植えでお得に試してみる
多肉植物は「1つの鉢に1種類」で販売されていることが多いのですが、ホームセンターなどでは、たくさんの種類が入った寄せ植えが店頭に並ぶこともあります。
上の画像は、わたしがよく行くホームセンターの屋外園芸コーナーでみつけたのですが、寄せ植えがワンコインで購入できるんですよね!
どれを育ててよいか、どの種類を選べばよいか迷っている方は、お手頃な寄せ植えから始めてみるのも面白いと思いますよ。
5.はじめてならば「セダム」がおすすめ
多肉植物をいくつか選んではじめるならば「セダム」「セダム属」と表記のあるものがおすすめです。
セダムは、多肉植物の種類のグループ名のようなものですが、とても良く育ちますし、葉挿しや挿し木での、仕立て直しも成功しやすいですよ。
多肉植物は、本やネットで調べると出てくる育て方だけでは、うまく管理できないことが多いです。自分の地域や環境にあった育て方をプラスしてあげないといけないのですね。
ですから、練習と勉強をかねて、セダムから挑戦してみると良いと思います。
もう1つのおすすめは「エケベリア」です。
エケベリアは、お花のような形をしている多肉植物です。品種にもよりますが、エケベリアはベランダなどでも上手に育てている方が、たくさんいらっしゃいます。
わたしもいくつか育てていますが、日当たりのよい場所においてあげれば、むずかしいことを考えなくても元気に育ってくれますよ。
ですが、蒸れには弱い一面があります。ですから、湿気の多い季節や夏場などは、お水をあげるタイミングや管理に気をつけてあげてくださいね。
ということで、今回は多肉植物の選び方や購入時のポイントについてお話しました。
久しぶりの更新になってしまいましたが、はなのあは変わらず多肉植物を楽しんでおりまっす。2020年、2021年で数がだいぶ減ってしまいました。今年は、もりもり増殖させることを目指して、頑張っていきますぞ~!
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。今回の記事がみなさんの参考になればうれしいです。