シェフレラ、カポックは、耐陰性があり、乾燥にも強い植物です。初心者でも育てやすく、観葉植物の特集などでは、常連さんのように名前を連ねています。
「それなのに、それなのに、あぁそれなのに・・・」
わたし、何度も挑戦しているのですが、どうしてもダメにしてしまいます。
原因がわからず、いろいろ試してみるのですが、一度も助かったことがありません。でも、枯れてしまう、ダメになる前にでる症状が必ずといっていいほど一致しています。
今回は、水やり女のシェフレラ、カポック奮闘記をお送りします。同じ症状になったことがある方、気づいたことがあった方。どうか、教えてくださいね!
葉っぱが黒くなって落ちる症状は2通りあります。
シェフレラ、カポックに限らず、観葉植物の育て方にはいろいろな方法があります。わたしは次の3つの方法で育てたことがあります。
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- 鉢植え(土)
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- ハイドロカルチャー(水耕栽培)
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- 水挿し
どの方法も、はじめは元気で育ってくれるのですが、ひと月たった頃から変化がでてきます。
良い意味での変化は、小さな芽が出て育ちだすこと。だけど、それ以上に、ダメになっていくときの変化がひどくて、それでいて、同じなのです。
その変化の特徴は、次の2つです。
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- 葉っぱが黒くなって落ちていくこと。
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- 房の付け根からボトっとおちてしまうこと。
葉っぱが黒くなって落ちるときの特徴を、もう少し詳しくお話ししますね。
ひとつは、葉先から茶色くなって、2日くらいのうちに黒くなるパターン。※その画像です。↓↓
もうひとつは、葉の中央部分から、黒インクが一滴たれたように黒く広がっていくパターンです。※その画像です。↓↓
この症状が出てくると『風の谷のナウシカ』を思い出してしまいます。谷の植物が腐海の菌に蝕まれたときのばばさまの名言「焼くしかないよ」です。
まさにそんな心境になってしまいます。本当にとほほですよね。
育てている環境は、どの方法のときも同じで、私の部屋。暗い日陰になります。シェフレラには耐陰性があるといわれていますね。だけど、やっぱり日当たりが悪いのでヒョロリとした姿になりがちなのは否めません。
耐陰性については以前に書いた記事がありますから、どうぞご覧になってくださいね。(→「観葉植物の選び方。耐陰性があれば日陰で育つは間違いでした。」)
水やりについても、土が乾いたらあげるようにしていました。ハイドロカルチャーも同様で、底にたまった水がなくなってからあげていました。水に挿して育てているものは、水替えを毎日しています。
何がいけなかったのでしょう?謎が深まるばかりです。
植物が枯れてしまう原因を整理してみる。
シェフレラ、カポックに限らず、植物が枯れてしまう原因はいろいろ考えられます。ざっくりとですがあげてみますね。
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- 根づまり
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- 根腐れ
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- 日照不足
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- 水切れ
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- 虫害・病気
葉の状態に変化が出ると、すぐに根づまりを指摘される方も多いですよね。
だけど、根づまりは、鉢の中で根っこがぎゅうぎゅうになるくらい育ってしまった状態。そこまでの状態になるには、相当な条件が揃わないとなかなか実現しないように思います。
実際にわたしも悔しくて、最後に掘り起こしてみましたが、根詰まりはしていませんでした。鉢植えもハイドロカルチャーもチェックしましたが、これは問題なしだと思います。
根腐れに関しては、とても謎めいています。
水挿しで育てているシェフレラは、ずーっと水に浸っています。半年以上は浸っていますが腐っていませんよね?
↓↓水挿しの根っこの状態↓↓
それなのに、鉢植えだと根腐れしてしまうのはどうしてなんだろう・・・。
わたしの鉢植えは、最終的に根のちょっと上、土の境界線あたりの茎部分がぼよぼよになって腐りました。
根っこは、一部腐り気味でしたが、健康そうな根もたくさんありました。と、いうことは蒸れとかが原因になっているのでしょうか。
水切れはないと思うのですが、水やりの頻度が間違っているのかもしれませんよね?もっと、あげるタイミングを遅らせたほうがよかったのかな。でも水挿しで育っている子もいるのに。すごく不思議です。
虫害はないとおもうのですが、画像を見て気づいたことがある方がいれば、是非おしえてください。病気だとすれば、一緒に育てている他の植物にも出てよさそうなのに、シェフレラ、カポックだけがこの状態になるので何とも判断しかねています。
日照不足になると、生き残るために葉を落とす習性があるときいたことはあるのですが、この落ち方があてはまるのかがわかりません。でも、日照不足は植物が弱ってしまう原因のひとつだと思っています。
ここで、一度、お話しをまとめておきますね。
シェフレラ、カポックの葉が黒くなって落ちてしまう。
・育て方は、鉢植え、ハイドロカルチャー、水挿し。
・どれも葉が黒くなってダメになってしまう。
・黒くなるときには特徴がある。
・はなのあは、シェフレラをダメにして困っている
現在は、水挿しのシェフレラだけが、かろうじて生き残っています。まだ、助かるのであれば、何としてでも助けたいです。この記事をごらんになって、良い方法を知ってくれる方がいれば、ぜひ、教えてくださいね!