室内で観葉植物、多肉植物を育てるときに、心配なことのひとつが虫ですよね。「虫がわいたらどうしよう」わたしも最初、そう思っていました。
わたしの経験の中では、室内での育てる観葉植物に虫がついたり、虫がわいたりしたことは一度もありません。
虫が発生しない環境づくりとお世話の仕方があります。ちょっとした工夫で防げるなら、試してみる価値ありだと思います。
今回は、植物に虫がでないようにするための対策と簡単チェックについて紹介します。
植物が虫にやられないための簡単チェック。
植物が虫害にあうと困るのが、対処方法ですね。
虫への対処はもちろんですが、そのあと、植物が病気になってしまったり、弱ってしまったりすることが考えられます。
ですが、観葉植物そのものが虫を発生させているのではありません。環境や条件がそろったときに発生するはずです。
まずは、簡単チェックであなたの観葉植物の状況を確認してみましょう。
鉢植えに腐葉土が使われていませんか。
観葉植物、鉢植えの土を見てみましょう。
とくに、ホームセンターなどで買ってきたものは要チェックです。土に落ち葉や木の破片のようなものは混ざっていませんか。
土に葉っぱや木の破片のようなものが混ざっていれば、腐葉土が使われていることが考えられます。
腐葉土は、葉っぱや枝などを微生物やミミズなどが分解して土状にしてくれた土です。葉っぱなどを腐らせてつくった肥料と考えてもらってもよいと思います。
腐葉土には、土をを柔らかくして、通気性や保水性、保肥性を高める効果があります。ガーデニングをやっていると、「とりあえず入れとけ~」って感じで使ってしまいます。
悔しいですが、結構、何でもよく育ちます(笑)
だけど、腐葉土が使われていると虫が発生する確率は上がります。室内での鉢植えは、ほどよい温度、湿り気で腐葉土には都合がよい環境が整いやすいのかもしれません。
わたしは、土を見たときに「あやしいなぁ」と思ったら、土を入れ替えてから室内におくようにしています。
ホームセンターで売られている観葉植物が悪いというのとは、まったく違います。腐葉土が使われているとしても、何も悪くありません。
むしろ育ちはよくなると思います。だけど、室内で育てるうえで、都合が悪いということです。誤解しないでくださいね。
土のニオイが臭くないかチェック
土のニオイをかいでみてください。
なんか臭くないですか。「え?くさいかも?」と2度くらい嗅いでしまう感じであったら要注意です。
土がくさいときは、何かしらの肥料が使われてる可能性と、土そのものがくさい可能性があります。有機肥料を使うと虫がよってくるという話は有名です。
観葉植物には、そんなに深刻になるほど肥料を必要としません。もちろん、使うタイミングはいずれくるのですが、それは、その時の話です。
土がくさいときは、水やりや温度でにおい方が変わってきます。
土が温かく蒸れないように気を付けるようにしましょう。風とおしが良いところに置いて様子を見るのもありです。
それでもダメなら、土を入れ替えるのが手っ取り早いです。そこまでくさい鉢植えに当たったことはないですが、買うときににおってみることも大切だと思っています。
植物を置く場所の日当たりと風通しも重要
観葉植物に限らず、多肉植物でも日当たりと風通しは大切です。
「虫がわく」という状況は、日当たりの悪い場所で、湿気が多い場所であることが多いですよね。
風通しのよし悪しは、ホコリがたまりやすい場所かどうかでチェックしてみてもよいと思います。
室内で観葉植物を育てるときは、窓際などの日の当たる場所の近くを利用したいものです。ときどき、鉢を移動して日に当てるようにすれば大丈夫ですよ。わたしもそうしています。
それでは、ここまでのお話しを、まとめてみますね。
観葉植物に虫がつかないための簡単チェック
・腐葉土がつかわれていないか。
・土がくさくないか。
・日当たりと風通しはよいか。
まずは、簡単な状況チェックを紹介しました。もちろん、これだけで絶対安全ということではありません。
観葉植物そのものが、虫の原因になることはないと思います。それを取り巻く環境づくりのどこかで起こることですから、虫が出ない環境づくりをすることが大切ですね。
日々のお世話の中で、葉水を与えることも虫対策になりますよ。ぜひ、取り入れてみてくださいね。
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