手軽に育てられることで大人気の多肉植物。多肉植物と聞くと、サボテンを想像しがちですが、それだけではありません。
個性があふれる姿形もカワイイですし、紅葉のように色が変わっていく品種もあります。育てる楽しさでも、飽きることはありませんよね。
多肉植物は、100均でも売られています。種類は限られているようですが、決して状態が悪いものが並んでいるわけではありません。
結構、珍しいものもお得に買えるチャンスだったりします。
100均雑貨と組み合わせてレイアウトすれば、あなたのオリジナルのインテリアに仕上げることだってできてしまいます。
今回は、100均で多肉植物を買うときにチェックしておきたい4つのポイントを紹介します。
100均の多肉植物はあなどれません。十分育ちます。
100均って本当に、ビックリするものまで置いてあったりしますよね。わたしの中では、植物を扱うようになったことですらビックリです。
100均の植物は、観葉植物だと100円では買えないものもありますが、多肉植物は100円で買えるものが多いですよね。
サボテンももちろん多肉ですが、これから紹介するのは、サボテン以外の多肉植物の選び方です。
100均の多肉植物は、細かな銘柄が示されていることは少ないかもしれません。カタチも色も違うのに「セダム」とか「多肉植物」のように、種属をひとくくりに表示していることが多いように感じます。
だからこそ、はじめて目の当たりにしたときには、少し不安になってしまうかもしれませんね。
でも、大丈夫!安心してください。園芸店で買っても、同じような表記をしているお店もたくさんあります。
むずかしいことは抜きにして、まずは、自分の気に入ったものを選ぶことが大切です。だって、自分の好きなもの、好きなことでなければ続かないですもの(笑)
そのうえで、できるだけ状態の良いものを選ぶようにしたいものです。
それでは、どこを見て選べば失敗しないのでしょうか。
多肉植物が伸びすぎ、育ちすぎていないかを要チェック
100均の多肉植物は、入荷したてのタイミングだと、園芸店で買えるものと遜色ないくらい状態のよいものに出会えることが多いです。
時間がたつにつれて、よく育っていきます。
鉢を中心に見て、明らかに伸びて軸がずれているもの、まっすぐだけど大きくなっているものは、そっとしておきましょう。
小さくまとまっていて、姿形が整っているものを選びましょう。
多肉植物の色味を要チェック
多肉植物は育てる環境によって、健康で元気に育つか決まってきます。店頭に並んでいるものも、環境や時間によって色味が変わってきます。
本来の色味がどうなのか、わからないものに出会うことだってあると思います。
選ぶときのポイントは、色味があせた感じではなく、イキイキとした緑色のものを選ぶようにすると間違いが少ないです。
品種によっては、紫っぽい色であったり、白っぽい色であったりします。
このあたりの品種であれば、一度、調べてから購入を検討してみるとよいと思います。
多肉植物の根元を要チェック
これは絶対にチェックしておきたいポイントです。
100均で売られている多肉植物は、小さな鉢に入っていることが多いです。
その鉢の中をよく見てもらいたいのです。
意外なほど根元まで、しっかりと植えられているものが多いことに気づくはずです。
土に近い下のほうの葉がきれいなものを選びましょう。
下のほうの葉が腐ったようになっていたり、落ちた葉が転がっていたりしませんか?場合によっては、うっすらとカビっぽくなっているものあります。
せっかく選ぶのであれば元気なものを選んであげてくださいね。
土が湿っているかどうかを要チェック
多肉植物は、頻繁に水をあげる必要はありません。
水やりを忘れても1週間くらいはふつうに育つものが多いです。
頻繁に水やりされているようであれば、根っこが弱っていたり、お世話され過ぎであったりする可能性があります。
もし、水やり直後くらいの感じだったら、店員さんに聞いてみるとよいと思います。「どのくらいのペースでお水あげればいいですか?」って。
わたしが多肉植物を買うときには、屋外用でない限り、土が乾いているものを選ぶようにしています。
それでは、一度、お話しをまとめてみますね。
100均で多肉色植物を選ぶときの4つのポイント
・多肉植物が伸びすぎ、育ちすぎていないか。
・多肉植物の色味はイキイキしているか。
・多肉植物の根元が枯れたり、腐ったりしていないか。
・土が湿っているかどうか。
これは、あくまでも、わたし流の選び方のポイントです。もっといい方法もあると思いますが、ぱっと見で選ぶときには、お役に立てるのではないかなぁと思います。
最近、ハオルチアが欲しいなぁと思っています。(笑)100均では出会えないのかな。「100均で見たよ」って方がいたら、どこで売っていたか教えてくださいね!