今回は、多肉植物の緑亀の卵の育て方をまとめてお話します。
葉挿しや挿し木、成長速度を含めて、わたしの体験を交えながら紹介しますね。
この多肉植物は、2年くらい前に一目惚れして購入したのですけど、今でも立派に育っていますよ^^
ちょっとした発見もあったので、是非、参考にしてくださいね。
緑亀の卵の育て方まとめ!葉挿しや挿し木と成長速度の忘備録
「緑亀の卵」って、とってもユニークな名前の多肉植物ですよね。
葉っぱは玉のようにコロコロしていて弾力があり、表面はツルツルというよりも、ちょっとカピカピになっているような感じがします。
茎の部分は、うっすらと毛が生えていているのですが、木のような硬さではなく、いかにも多肉らしい触感があります。
わたしは数年前に、多肉植物の展示即売会で一目惚れして購入してしまいました。笑
展示即売会は、多肉愛好家の方がしっかりと手入れをしたものが並びますから、購入したまま育てることができます。
ですから、わたしは植え替えなどをせずに、そのまま育てていますよ^^
緑亀の卵の育て方と注意点
緑亀の卵は、比較的だれでも簡単に育てられる多肉植物のひとつだと思います。
多肉植物のセオリー通り、日当たりのよい場所、風通しのよい場所に置いてあげるとよく育ちますよ。笑
ただ、わたしも育ててみてビックリしたのは「葉焼け」するという点です。
もともと、葉の表面は他の多肉に比べると硬くて丈夫だと感じていたのですが、夏に向けての日差しが強い時期には、日当たりが良過ぎるとチョリチョリになってしまいました。汗
とくにここ数年は、日差しが強くなっているのか、育っている多肉全般的に葉焼けを起こすことが多くなった気がするんですよね。(日差し対策しなきゃだなぁ・・・)
水やりは春と秋は5日~1週間に1回くらいのペースで、土が乾いたらあげればOK。迷ったときは、1日、2日待ってからあげても十分間に合います。
夏と冬は水やりのペースを下げて、月に2回~1回くらいか、断水気味に管理します。このあたりは説明しにくいのですが、育てる環境に合わせて、多肉の様子をみながら調節するのがコツです。
基本的には雨に濡れても心配なし!葉っぱがじっとりと湿って傷んでしまうこともありませんよ。
ですが、蒸れには要注意です。特に梅雨から夏にかけては、気温も高くなりますし、水やり後に気温がグッと上がってしまうと、株元の方から傷んでしまうことがあります。
わたしは屋根つきの棚で屋外管理をしていますから、梅雨~夏にかけてはお天気にまかせて、あまり水やりをしません。雨の日のほどよい吹き込みや湿気で事故も少なく過ごせています。
緑亀の卵は挿し木で増やす
2020年は大波乱の連続。わたしは4月中旬から、すべての仕事を休業せざるを得ない状況になりました。汗
ですから、ちょこちょこと多肉の手入れをしたりして、気分転換をしていたんですよね。
さてさて、わたしの緑亀の卵ですが、だいぶ房が大きくなってきましたから、挿し木にして増やすことにしました。
緑亀の卵の葉っぱは、少し力を入れれば、ポロポロと簡単に取り外すことができます。
上の写真のように、茎をカットする部分の葉っぱを外してしまいました。土に挿すので、3cmくらい茎を残して切るのがポイントです。
こんな感じでカットしてしまえば、挿し穂の完成です。
茎の切り口部分を乾かしてから、土に挿すというのがセオリーになっていますが、わたしはすぐに土に挿してしまいます。笑
湿気が高い季節でなければ、それほど気にしなくても、切り口から傷むことも無いようですし、ちゃんと根付いてくれていますよ^^
カットしてしまった後の株元のほうは、何だか寂しい姿になったように感じますよね?
「せっかく育てたのに切るなんて・・・」と感じる方も多いと思いますが、心配はご無用ですぞ。笑
挿し木ように茎をカットすると、切り口からというわけではないのですが、新しい脇芽がたくさん出てきます!
上の写真は、カットしてから1ヶ月くらい後。2020年5月31日の様子です。いろんなところから、わちゃわちゃ出てきてるでしょ~♪
これからどうなっていくのか本当に楽しみです!
緑亀の卵の葉挿しはできないのか?
さてさて。緑亀の卵のお手入れで、取れてしまった葉っぱ。
これを捨ててしまうのは勿体ないので、もちろん「葉挿し」にすることにしました。
緑亀の卵は、葉挿しでも増やすことができると言われていますし、実際に成功していらっしゃる方も多いんですよね。
ところが、わたしのところでは、なかなか上手くいきません。汗
根っこが出るところまでは良いのですが、一向に芽が出てこないんですよね、、、
なんというか、多肉のイメージ的にには、葉っぱを転がして置けば、気が付いたときには根も芽も出ている感じなんですけど、この子たちは、ちょっと違うみたいです。
緑亀の卵は、育つスピードがゆっくり目な多肉だと感じています。
だから、もしかしたら、葉挿しも時間がかかるのかなぁ~と思うことにしました。気長にまっていますが、ひとつも芽が出ないのは、やっぱり気になるなぁ~w
ということで、今回は多肉植物「緑亀の卵」についてお話しました。
なんとなく気分も滅入りがちな2020年の春でしたよね。わたしも不安を抱える毎日の連続ですが、植物からもらえるパワーに心が救われている気がしました。
きっと多肉たちも小さなエールを送ってくれていますよねw
今回の記事が、みなさんの参考になれば嬉しいです。