今回は梅雨の多肉被害、暑さと蒸れで起こる3つの症状についてお話します。
梅雨は多肉植物にとって大敵といえるシーズン。何かとトラブルが起こりやすい時期とえいます。
今年の梅雨も、わたしの多肉植物たちに被害が出てしました。
それでは、どんな症状が出てしまうのかを画像付きで紹介しますね。
梅雨は多肉被害が続出!暑さと蒸れで起こる3つの症状。
2020年の梅雨は各地の豪雨被害がニュースでも取り上げられる異常気象。新潟も梅雨らしい空模様、べたべたの湿気を肌身で感じています。
多肉植物にとって恐いのは、何と言っても「高温多湿」な気候だと実感しています。
雨に濡れること、屋外で管理することは決して「悪」ではありません。むしろ、植物は自然の中で育つのですら、それこそ自然なことですよね。
上の写真のルビーネックレスなんて、雨のおかげで、はちきれんばかりにプリップリになっています。
ですが、梅雨の時期の悩みどころは、湿度が高く、雨の最中も後も気温が高いということです。梅雨の晴れ間に、ぐっと気温が上がってしまうのも激ヤバなんですよね。汗
梅雨の多肉トラブルは、時間差でやってくることが多いように感じます。
それでは、どんな症状が出るのかを紹介します。
多肉の葉が腐る
湿度が高くて、気温も高い時期に起こりやすいのは「葉が腐る」という現象です。
上の写真は時間が経ってしまった最終状態ですが、最初は葉っぱがブヨブヨしてきたり、薄ら黄色っぽく変色したりしてきます。俗にいう「グミる」ってやつです。
とくに、多肉の下葉(地面に近い葉)が腐ってしまいがち。
傷んでしまった葉っぱは放って置いてもよいのかもしれませんが、グズグズになった部分が他の葉や茎に被害を広めてしまうこともあります。
ですから、わたしは見つけたら早めに取り除くようにしています。
2020年はこの症状が出てしまった多肉が非常に多かったのですが、どれも雨に当たっていたものばかりでした。
さらに加えると、挿し木にしたものが集中的にやられましたね。涙
挿し木のときに、土に触れるくらい挿してしまいますから、その部分から傷んでしまったのだと思います。
多肉の葉がバラバラになる
これもよく起こる謎の現象のひとつなのです。
突然、葉っぱがバラバラになって崩れてしまうことがあるんですよね。汗
梅雨に限ったことではなく、長い雨が続いた後や、お天気が変わりやすかったり、気温の変化が激しかったりした後にも起こります。
一見すると何の異常もないのですが、ちょっと触れた瞬間に「崩れる」という感じなんですよ。自分でも「えっ!?」って思うくらいの一瞬の出来事です。
こうなってしまったときには、願いを込めて葉挿しにするしかないかなぁ~と思うことにしています。
ただ、崩れた葉っぱが軟化している場合には、思い切って処分してしまった方がよいですよ。
多肉の葉っぱに黒ずみやカビが出る
梅雨の時期によく出る症状のひとつが、葉っぱに黒ずみができる現象です。
上の写真のように、何かに擦ったような、ススがついたような、カビのような黒ずみができてしまいます。
手で触ってみても、擦っても、とれるわけではないのですね。汗
わたしも色々悩んだ結果、基本的には放っておくことにしています。ですが、あまりにも状態が酷ければ、葉っぱをとってしまいますね。
わたしの多肉では「月美人」「桃美人」などに出やすいのですが、それが出たからダメになるという訳でもありません。弱ることもないようです。
きれいな葉っぱを楽しみたい方にはショックが大きいと思いますが、こういうことも起こるのが多肉なんですよね。汗
下葉は落ちても大丈夫!
多肉植物をはじめて育てる方や、多肉デビューされた方が、深刻に悩んでしまうことのひとつが「葉っぱが枯れた」という内容です。
上の写真のように、多肉の葉っぱがポロポロと落ちてしまうと、枯れてしまったと感じる方が多いようなのですね。
だけど、この感じであれば心配は無用です^^
わたしの体験をもとにお話しますね。多肉を長く育てると、どんどん頭が持ち上がるように育っていったり、下葉がとれて茎が長くなったように見えたりすることは、普通に起こります。
とくに多肉の場合は、下葉がとれても、先っちょの方が成長を続けていれば、な~んの心配もいりませんよ^^
春や秋になったら、カットして仕立て直してあげてもよいですし、楽しみはこれからですw
ということで、今回は梅雨の時期に起こりやすい多肉被害と3つの症状について紹介しました。
みなさんの多肉たちは、無事に梅雨を乗り切れそうですか?よかったらコメントで教えてくださいね!
今回の記事がみなさんの参考になれば嬉しいです。