多肉植物の寒さ対策の話題が多くなっていましたが、寒さがすべて悪い要因と思ってはいけません。
適度な寒さは、多肉植物にとって、よい効果として働くこともあるのですね。
先日の寒波到来を機に、わたしのリトルビューティーも綺麗な桃色に紅葉してくれましたよ♪
今回は、多肉植物にとっての適度な寒さと気温の目安についてお話します。
紅葉のためには適度に寒さに当てることも必要。
多肉植物にとって、寒さはデメリットばかりではありません。
寒くなることがプラスに働くこともいろいろあると実感しています。
まずは、何といっても紅葉です。多肉植物がきれいに色づくためには、適度が寒さが必要になります。
実際に、屋外で育てているとわかるのですが、秋になって「今日は寒いなぁ」と感じるようになると、多肉植物は色付き始めることが多いのですね。
ですが、今年は雨が多くて、なんだか色付きがよくありません。
紅葉させるためには、水は控えめにしてあげないと、色付きが悪くなることが多いです。
ですから、秋は水やりもしやすい季節だったのですが、さすがに、この時期になれば、水やりは控えめモードに切り替えた方がよいですよ。
わたしだけかもしれませんが、新潟の今年の気候は、なんとも掴みどころがなく、全く読めません。汗
わたしの体感としての新潟市の冬は、11月末から12月上旬に一回大寒波が到来します。そこで雪が降るだのスノータイヤに交換するだのと、みんな一斉に騒ぎ出します。
ところが、本当にその時だけで、その後は「今年は雪が降らないのか?」と思えるくらいに寒さだけが勢いづきます。
ホワイトクリスマスになることもなく、イベントがすぎてから本格的に雪深くなるという感じです。
本当に大事な時期を裏切ってくれるのが、新潟の天気の特徴なのです。笑 ことしはどうなるかな?
多肉植物が寒さに耐えられるのは何度まで?
多肉植物の冬対策、寒さ対策など、いろいろなところで話題になりますが、多肉植物は何度になるとダメになってしまうのでしょうか?
これが本当にむずかしいところなのですね。
本やインターネットなどには「寒さに強く」「寒さに弱く」などの表現が多いのですが、何度なのかということは書かれていないから困るのですね。汗
これもわたしの経験と体感でお話します。
新潟で多肉植物を育てているわたしの感覚では、5度が寒さのボーダーラインになります。
正直、5度ってかなり寒いのですが、このくらいであれば、多肉植物は基本的に元気に涼やかに過ごしてくれます。
それよりも寒くなるのであれば、直接外気に触れない程度の寒さ対策をしておいたほうが無難。
問題なのは朝晩の冷え込みと霜です。
霜にさえあたらなければ、過剰に寒さに反応しすぎる必要はないと思うのですね。もちろん、雪をかぶってしまうのもよくありませんぞ。
「寒さに弱い」の基準も5度を目安にすると比較的うまくいっている気がします。
ちなにみ「暑さに弱い」の基準は30度こえるとマズいくらいの感じです。
リトルビューティーが綺麗な桃色に色づいた!
さてさて、最後にわたしのリトルビューティーちゃんのことも少し。
リトルビューティーって、本当に綺麗な桃色に染まる多肉植物なんですよ♪
実は昨年なんかは特に、室内に避難させていたために紅葉がうまく進まなかったものが多かったのです。
お店にならんでいるような多肉植物は、本当に見事に紅葉しているのですけど、ちょっとでも紅葉が始まってくれれば、ある程度まで加速して色付きます。
心配しすぎていろいろ手を入れるよりは「自然のめぐみ」くらいに構えて、そっと見守ってあげたほうがよいです。
この子たちは、今年の夏から秋にカットして挿し木したものですから、わたしの中では万々歳!
ほかの子たちも、遠慮せずにどんどん色づいてくれると嬉しいんだけどなぁ~。
ということで、今回は多肉植物にとっての寒さについてお話しました。
あくまでも、わたしの体験や体感をもとにお話していますから、すべての人に当てはまるとは思っていません。
ひとつの事例として、ご覧になってくださいね。
今回の記事が、皆さんの参考になればうれしいです。