多肉植物を大切に育てていても、思いが届かず、どんどん弱ってしまうことってありますよね。
わたしもそのひとりです。置き場所を変えても、お水をあげても、どんどんやせ細ってしまったのですね。
挿し木や葉挿しなんて、とてもできるような状態ではなかったのです。
そんなとき、不意に思い出した方法があったのですね。
今回は、いまではすっかり私の最終手段となった、弱った多肉植物を復活させる方法を紹介したいと思います。
挿し木や葉挿しができないって、どんな状況だったのか。
多肉植物が大きく成長した場合や、逆に徒長してしまった場合などは、仕立て直しをすることができます。
以前にも紹介している、挿し木や葉挿しをしてあげればよいのですね。
また、病気や腐りかけてしまった場合にも、生き残っている部分をカットして、挿し木にすることもあります。
ところが、挿し木も葉挿しもできない状況もあるのですね。
わたしの多肉ちゃんは、きちんと水やりもしていたし、日当たりも良好だったはずなのに、どんどん痩せていってしまったのです。
それが、いままでには見たことがないような状況で、葉っぱの水分が抜けるというか、枯渇するようになって、葉脈のようなものが浮き上がる状態。
ところが、苗自体は枯れて、ダメになるわけではないのです。
こんな状況が数ヶ月つづきました。「もう少し暖かくなれば・・・」「秋になれば・・・」と声かけはもちろん、自分にも言い聞かせていました。
どうにも手のうちようがなくなってしまい、あきらめようと思ったとき、不意に母の言葉を思い出したのです。
弱った多肉植物を復活させる最終手段
わたしの母は、とても大雑把なタイプだと思っています。笑
だけど、どんなときだって、最後には力になってくれるし、何でもしてくれるし、できないことなんて無いんじゃないかと思うくらいのパワフルな母ちゃんです。
そんな母は、ちょっとだけ、お花を植えたりもして、ガーデニングを楽しんだりもします。
いつだったか忘れるくらい遠い昔ですが「強ければ育つ。うちのは育つ」と言いながら、何だかわかならい植物を鉢から地におろしていたのです。
その光景を思い出したのですね。
そう!わたしの最終手段は「地におろす」です。花壇や庭の隅っこに植えてしまうのですね。
冗談のようなのですが、今までこれで何度も多肉植物を復活させてきました。
この子たちをみてくださいな。
ひとつずつ、小さな鉢で育てていたのですが、葉っぱがぺらっぺらの木の葉のようでした。(※弱っていたときの画像撮り忘れました。汗)
ところが、地植えにして2週間ほどで、こんなに立派な姿に復活したのですね。
葉っぱはギュっとしまっていて、揺すっても取れる気配はありません。
色味はちょっと悪いけど、厚みもしっかりでてきて、わたしが大事に大事に育てていた頃の何倍も元気に育っています。
地植えですから、雨風にさらされますし、自然の中に完全放置に近い状態になりますよ。
ちなにみ、土は「花と野菜の培養土」のようなホームセンターで売られている土がベースです。
この子たちは、ほぼ地植えの何でもOKの育苗トレーで様子見しているところです。
多肉植物の土のように見えるのは、もともとの鉢の土を上からまいたからです。汗
この事実って、衝撃的だと思いませんか?多肉植物って、普通の土でも育つんですよw
何度も目の当たりにしているのですが、とても信じられない現実のひとつです。
あれだけ、水はけだの、何だのっていわれているのに。多肉植物の生命力と適応力ってすごいですよね!
あきらめたグリーンネックレスも花壇に投げておいたら、元気に育ってくれたこともあるんですよw 謎すぎる~。
ということで、今回は、弱った多肉植物を復活させる最終手段についてお話しました。
もちろん、どんな状態のものでもうまくいくとは限りませんし、保証もありません。
わたしは、ダメ元でチャレンジしているのですが、成功率は比較的高く感じています。
こんなこともあるんだなぁ~という、ひとつの事例としてご覧いただければ幸いです。
今回の記事が、皆さんの参考になればうれしいです。