2019年の多肉植物は、昨年とは全然ちがう動きがあるように感じています。
先週の4月13日、14日に今年初の多肉植物の展示即売会に行ってきました!
ちょうど、桜が満開になっていた頃ですが、毎年恒例の「新潟サボテンクラブ」が力作が集うイベントなのですね。
たまたま「そろそろ開催時期だよなぁ」と思って情報を探していると、バッチリ開催当日だったのも幸運でした。
今年は例年にみないカット苗がたくさん並んでいたのですが、それが本当に素晴らしくて、久しぶりに感激しました!
今回は、多肉植物のカット苗のベストな状態と、カット苗の育て方を紹介します。
展示即売会はホームセンターと一味違う!
多肉植物はホームセンターの園芸コーナーなどでも購入できる身近な植物です。
新潟でも多肉植物は購入できるのですが、本格的な多肉ブログやインスタで見るような、珍しい品種に出会えるかというと、なかなか難しいと思います。
ですが、ホームセンターとは一味違った多肉に出会えるチャンスもあるのですね。
それが展示即売会です。
展示即売会は、多肉植物の愛好家が育てた苗を購入できるチャンス!しかも、育ちがとても良いのも特徴です。
わたしが定期的に通っている「グリーンランド・エデン」というお店では、毎年、4月に新潟サボテンクラブの展示即売会&相談会が開催されています。
昨年も行っていますので、よかったら過去記事をご覧になってみてくださいね。
過去記事:「多肉植物の即売会がエデンで開催中!単品、寄せ植え、ハオルチアが集まっています。」
多肉植物にも流行があるようで、昨年はハオルチアが多かったように感じましたが、今年はリーズナブルに楽しめる多肉も多かったように感じています。
その中でも、とっても心くすぐられてしまったのが「カット苗」なんですよね。
カット苗はホームセンターなどで、パックに入って店頭にならぶこともありますが、それとは比べ物にならないくらい状態がよいのです。
カット苗はこういうのがベスト!
多肉植物を購入するときには、鉢植えになっているものをイメージしますよね。
ですが、それとは別にカット苗といって、育った多肉植物の一部を切った「挿し木用苗」もあるんです。
カット苗も様々で、わたしがホームセンターでみるものは、元気がなくなってクタクタになっているものも多く、残念な気持ちになりがち。
ですが、さすがに多肉の愛好家が出品しているカット苗はちがいます!
上の写真は、センペルビウムのカット苗。
センペルビウムは、雪の降る新潟市でも通年屋外管理で大丈夫な多肉植物です。
わたしは、昨年の夏に壊滅的な被害を出してしまいましたが、実家で地植えしているものは元気に冬を越しましたよ♪
初めてご覧になる方は「頭の部分しかないじゃん」と思うかもしれませんが、カット苗ってそういうものなんです。
これを土の上に置いておくと、根っこが出てきて、定着すれば子株も出てくるようになるんですよね。
大きさも十分ですし、そこそこ数も入っていて300円!とっても良心的なお値段だと思います。(ホームセンターだと500円~800円が相場です。)
こっちは、いろんな多肉がもろもろが入っているカット苗セット。
さっきのセンペルさんたちとは、見た目も違っていますが、これも土に置いたり、挿したりしてあげれば、ちゃんと発根して育ってくれます。
これだけたくさんの種類を揃えるとなると、正直、それなりにお金もかかります。
ですが、このカット苗のセットは300円!とても信じられません。しかも、状態もとても良いと思います。
わたしは全部買い占めようかと考えたくらいでしたが、さすがにそれはできないと思い買い占めはやめておきました。笑
多肉植物は春と秋が育てるのに適しているといわれていますよね。
わたしの体感では、新潟市で育てる場合、春が何をするのにも最高!葉挿しも挿し木も春がベストだと思うんです。
秋からだと、冬を迎えるまでにちょっと時間が足りないみたいなんですよね。
カット苗を育てる方法や土はどうする?
カット苗はいろんな種類の多肉植物をお得に購入できるメリットがあります。
ですが、どうやって育てたらよいのか、どんな土を使えばよいのか困る方も多いですよね。
多肉植物用の土はホームセンターなどで売られてる「サボテンの土」「多肉植物の土」をつかうのが簡単だと思います。
市販の培養土でなくても、赤玉土や鹿沼土の粒の細かいものを使ってもよいと思います。
頭だけの部分になっているものは、土に乗せる感じで置いてあげます。茎があるものは1cmくらい挿してあげるようにすればOKです。
挿すときに葉が邪魔になるようであれば、下葉を1枚、2枚はずしてしまっても大丈夫ですよ。
あとは、寄せ植え風にしてもよいですし、それぞれを分けて植えてもよいですし、楽しみ方は自分次第です。これもカット苗の醍醐味です。
水やりは1週間くらい控えて、お天気の良い日に水やりを開始する感じがよいと思います。
多肉植物は植え替えなどの作業直後に水やりをすると、大失敗につながることが多いですから、あわてないことが大事ですね。
ということで、今回は多肉植物の展示即売会でみつけた素敵なカット苗を紹介しました。
店頭でこういうお宝に出会えることは少ないと思うのですが、多肉のイベントなどではお目にかかれることもあります。
これからの暖かい季節には、多肉イベントも活発化してきますから、GWも含めて是非、情報チェックをしてみてくださいね!
今回の記事がみなさんの参考になれば嬉しいです。