センター試験の終わりとともに、新潟にも晴れ間が訪れました!雪も溶け出し心も晴れ晴れとしてきます。
さぁ!これだけの大寒波が過ぎ去りましたから、屋外で冬囲いした多肉植物がどうなったのか確認してきました。
想像していた範疇ではありましたが、寒害、冷害の被害が出ていました。
今回は冬の被害にあった屋外多肉の様子を画像つきでお届けします。多肉植物ビギナーの方も、どんな状況になるのか、是非、参考にしてみてくださいね。
屋外で育てた多肉植物はどんな状況だったのか。
屋外で育てていた多肉植物は、冬の寒さ対策ができたものと、どうしても動かすものができなかったものとがあります。
以前にも紹介しましたが、イレクターで作った多肉棚はある程度、プチプチシートなどで囲うことができました。
ですが、どうしても冬対策ができなかったものが3グループあります。
・寄せ植えにしていたグランドカバー系の多肉などの大鉢
・アーモンドネックレス、ルビーネックレスなどの吊り鉢
・増えすぎて困っていた火祭りなどの寄せ植え缶
これらは、想像通りえらいことになってしまいました。まずは、その様子からお届けします。
雪の下になった多肉植物は、あっという間に変色難色。
前回の記事でもお話しましたが、新潟市での降雪も異常なほどだった大寒波。
屋外の屋根なしフラワースタンド(ラック)に置いてあったものは、ガッツリ雪をかぶって埋もれてしまいました。汗
かろうじて、多肉植物の葉っぱが確認できるものもありますが、ぐずぐずになったり、黒く変色してしまったりして、もはや救助も難しい状況になっています。
これは、自転車小屋にひっかけていた吊り鉢のネックレス一族。
一応、屋根がついているので、向きを変えて、少しでも雪を避けやすくしておいたのですが、自然界は許してくれませんでした。
すっかり雪をかぶってしまっていますよね。手前の鉢には、ペペロミアのハッピービーンが植えられているのですが、どす黒くなってしまいました。
ペペロミア系は、思っているよりも寒さに弱いものが多くて、株元からぐにょんと腐り出すものもあります。
ペペロミアって、強いイメージがあるかもしれませんが、寒さにはよわいですから、窓際に置いている方は、よるになったら、窓から離してあげたほうが良いと思いますよ。
屋外の多肉小屋の冬囲いで寒さはしのげたのか?
さてさて。屋外に設置してあるイレクターの多肉棚。冒頭でもお話しましたが、冬に備えて冬囲いをしました。
わたしの多肉棚は、屋根が取り外せるように作ってあるんです。真上から覗くとこんな感じになっています。↓
遠目に見ると、多肉植物はそこそこ元気に見えますよね?
ですが、この数日の寒波はしのぎきれなかったようです。全滅ではないのですが、明らかに様子がおかしい多肉ちゃんたちがいくつか出てしまいました。
まずは、100均で購入したペペロミア・カクタスビレらしきもの。株元の茎から逝ってしまいました。(左)
寒さに負けたりすると、こんな感じで腐り出すような姿になることも多いです。
唐印はしわくちゃになっていますが、毎年、こんなものなんですよ。くしゃくしゃになった葉っぱは、むしっても大丈夫です。(右)
火祭りも、よく見てみると葉っぱが凍傷でとろけております。グミってますなぁ。涙
だけど、葉っぱだけがそんな感じになっていて、茎は助かっているかも。
あんなにパリっと張りがあった葉っぱなのに、どうしてこんな風になってしまうのか。本当にふしぎでなりませぬなぁ。春までもつかなぁ~。
雪の下になっても生き残るのは朧月!
意外と地味で人気がない多肉植物の朧月(おぼろづき)さん。この子は本当に謎の生態系多肉植物ですw
どうしたって、枯れてくれませんの。涙
梅雨であろうが、夏であろうが、ベランダに放置しておいただけ。昨年も雪の下になっているし、それでも完全に屋外放置しておいたものです。
なんで、この子には被害がでないんだろう?一番過酷な場所に置かれているんだけどなぁ~。
この子くらい、みんな頑なでいてくれれば嬉しいんだけどなぁ。
ということで、とりあえずはここまでにしておきますね。
今回は、大寒波後の多肉植物の被害状況についてお話しました。
普段は雪の降らない地域でも降雪がったとニュースで見ました。沖縄にもあられが降ったというニュースを見ましたから、本当にイレギュラー級の寒波でしたよね。
多肉植物ビギナーさんも、もしからしたら時間差で寒さ被害が出るかもしれませんから、よく様子をみてあげてくださいね!
今回の記事が皆さんの参考になればうれしいです。