いよいよ2018年の多肉植物売場が動き出しました。
ホームセンターや花木総合センターでは、元気な多肉植物がちらほら並びだしましたよ!
ところが、店頭で大プッシュされているのが「ハオルチア」。だれもが一度はチャレンジしてみたい大人気の品種のひとつですね。
ところが、ハオルチアは冬ならではの大トラブルが起こりやすいから困るのです。
今回は、ハオルチアを冬に購入すべきではない、たった1つの理由についてお話します。
とっても綺麗なハオルチア!透明感のある姿が魅力そのもの。
ハオルチアは不動の人気を誇る品種のひとつ。多肉植物愛好家なら、だれもが憧れる存在でもありますよね。
透明感のある葉っぱが特徴で、太陽の光を浴びた姿は水晶のように見えることもあります。(冗談ではなくて本当ですよ。)
その姿からも想像ができるように、お値段はちょっと高め。高級品種になるとウン十万から、ウン百万円になることもあります。
ところが、1月の多肉売場は、そこそこお手頃な価格で店頭に並びだしたから困るのです。汗
ハオルチアがワンコインで買えるとなれば、とびついてしまうビギナーさんも増えるはず!わたしだって欲しくなります。
この何ともいえない衝動と勢いが、過ちのはじまりになってしまうのですね。笑
ハオルチアの大トラブルは変色!茶色くなりだしたら大ピンチ?
ハオルチアを育てるときに気をつけたいのは変色です。
多肉植物のビギナーさんや、ハオルチアデビューされた方が遭遇するトラブルで、圧倒的に多いのが「変な色になってしまった」というものです。
わたしも実際に経験したのですが、ちょっと油断すると、茶色くなったり、黒くなったりしがちなのですね。汗
その姿は、枯れだしたのか、腐りだしたのかと疑ってしまうような変貌をとげますから、目の当たりにすると「大ショック」としか言い様がありません。
ところが、変色トラブルは年中起こるわけではなく、秋の終わり頃から冬にかけてが一番多くなります。
そう!ハオルチアは寒さに弱い多肉植物のひとつなのですね。
もちろん、全てがそうとは言い切れませんが「寒さに弱い」と覚えておいて損はしません。
わたしも寒さに当ててしまい、見事なまでに茶色くさせてしまったことがあります。そのときの様子が上の画像です。汗 ・・・ね。茶色いですよね。
過去記事:「ハオルチアを外に出したら1週間で変色してブヨブヨになった。」
茶色くなったハオルチアをなおす方法があります!
さぁさぁ。相次ぐハオルチアの変色トラブルにへの対処方法を探している方も多いと思います。
実は、わたしのブログでは、変色したハオルチアをきれいに復活させる方法を紹介しているのですね。笑
昨年から、ご覧頂いている方はご存知だと思いますが「ハオルチアの水耕栽培」で、きれいな緑色を取り戻すことができました!
多肉植物は水やりが難しいと言われているのに、水耕栽培だなんて信じられませんよね!?もちろん、わたしも最初は信じられませんでした。汗
ですが、チャレンジしてみてわかったのは「意外と問題ないみたい」ということなのです。事実なので受け止めるしかありません。笑
水耕栽培の方法や管理の仕方、育ち方の経過などはシリーズで書いていますので、どうぞご覧になってみてください。→「ハオルチアの水耕栽培」
冬場は日照不足になりがち。徒長にも気をつけたい。
ハオルチアに限らず、多肉植物全般的に気をつけたいのが徒長の問題です。汗
冬場は日照不足になりがちですから、どうしても徒長しがちになってしまいます。
日照ばかりは、わたしたちが念じてどうにかなる問題ではありませんから、もうひと工夫必要になります。
徒長は日照不足だけが原因ではなくて、水やりの加減にも影響します。ですから、日照不足になりがちな時期は、水やりを控えるようにするというのがセオリーです。
だけど、何を基準に「控えめ」なのかとなると、育てている期間がある程度ないと比較のしようがないのですね。汗
だからこそ、トラブルの少ない季節、春頃の育てやすい時期からチャレンジしてみることをおすすめします。
それでは、ここまでのお話をまとめてみますね。
ハオルチアがお店でプッシュされているといっても、育てやすい季節に適合しているかというと、そうとは限りません。
とくに、ハオルチアは寒さに弱いという一面や、日照不足に敏感な一面がありますから、飛びつくなら春まで待った方が無難だと思います。
ということで、今回はハオルチアを冬に購入するべきではない理由についてお話しました。
多肉植物にはいろいろな品種があって、本当に個性もそれぞれですよね。
ときには失敗や苦労もありますが、それもまた多肉ライフの醍醐味だと思っています。
2018年、どうぞみなさんも一緒に多肉植物をたのしみましょ♪
今回の記事がみなさんの参考になれば嬉しいです。