多肉植物の乙姫(オトヒメ)こと、クラッスラクーペリーの育て方を紹介します。
この植物は「あかり」という名前で店頭にならんでいることもあります。
春から秋に、白やピンクの小さなお花をたくさん咲かせてくれるんですよ。
多肉植物と聞くと、ある程度、どんな環境でも育ってくれそうですが、クーペリーはちょっと気難しい一面があるので注意が必要です。
クーペリーは日当たりにうるさいお姫さまです。
クーペリーは、クラッスラ属の仲間です。グランドカバー系の多肉植物のように黒ポットで売られていることが多いように感じます。
セダムのように放っておいてもワシャワシャ育つというのは、ちょっと違っているように感じます。
ですから、普通の花苗と同じような気持ちで育ててあげた方がきっと上手く育てられるとおもいますよ。
クーペリーは軒下や半日陰で育てるのがよいと言われています。室内でも育てられるという話もあるくらいなのですね。
だけど、そのとおりにしていると、徒長するように間延びしてしまって、大変なことになってしまいます。
クラッスラは、日照不足になると情けない姿になってしまい、その割にはよく伸びるのですね。汗
わたしは、日当たりの良い場所に置いていましたがよく育ってくれました。
葉っぱもクラッスラらしいパリっとした感、ぎゅっと詰まった感がありましたからきっと、順調に育っていたに違いありません。
ただ、夏の直射日光は強烈ですから、様子を見ながら日当たりの調節はしてあげたほうが無難です。
クーペリーは蒸れに弱い!長雨やその後の晴れの日は要注意。
クーペリーは多少のことならば、へこたれたりしません。だから、必要以上に箱入り娘にする必要はありませんよ。笑
ですが、水やりの加減は多肉植物と同じようにしてあげたほうがよさそうです。
クーペリーは、水をあげ過ぎると良く伸びるか、腐ったようになるかのどちらかになります。
腐ってしまっては何もかもが終わりになってしまいますから、それだけは避けたいですね。
水やりの目安としては「土が乾いたら水をあげる」です。
わたしもそうなのですが、この表現って結構こまりませんか?「土が乾く」の加減がわかりにくいですよね。汗
そこで、わたしのおすすめは「鹿沼土を表面に少しまいておく」という方法です。
鹿沼土は黄色い土なのですが、水を含むと明らかに湿った色になりますから、見た目にもわかりやすい指標になってくれると思うのですね。
表面を覆う必要はありませんから、パラパラっと鉢の土にふりかけておけば十分ですよ。
自分で水やりを管理しているうちはよいのですが、問題は「梅雨」と「夏の雨」です。
気温が高くなる時期は、土の水分で一気に蒸し風呂状態になることがあります。
ですから、水やり直後や雨の後は、日照りに晒さないように気をつけてあげましょう。
それだけでも、かなり生存率は高まると思います。
わたしは「雨ざらしでもいけるでしょ?」なんて思っていたら、まんまと梅雨の間に腐らせてしまいました。涙
悲しいほどに黒いドロドロになってしまいました。※ひどすぎたので画像にするのもやめました。
クーペリーは気まぐれに花を咲かせます。夏季休暇もとります。
クーペリーは、春から秋まで花を咲かせます。ですが、決まった時期というよりも、不定期に咲いているような気がします。
もちろん、苗や株によってある程度の周期はあるみたいですが、いつ咲くかは育ててみないと何ともいえません。汗
お花はとっても小さいのですが、ぶわ~っと白やピンク色に咲き乱れますから、とってもきれいなんですよ♪
ただ、夏の間はお花も小休止気味になります。園芸コーナーや花木センターも偵察してきましたが、みんな小休止気味です。
だけど、秋になると二番花のように咲いてくれますから、見頃が終わったと思って、捨てないでくださいね。汗
まだまだ、これからの季節に楽しみが詰まっていますよ♪
ということで、今回はクーペリーの育て方についてお話しました。
実は、もうちょっと前に紹介しようと思っていたのですが、すっかり忘れていました。
だけど、先日の大特価セールでしっかりと定価のまま店頭に残っていた姿を拝見して、姫様のことを思い出したのですねw
お盆休みも終わり。いよいよ明日からお仕事も再開です。あ~なんだか、気が重いなぁ・・・と感じているのはわたしだけかな?なんて。