まだ11月ですが、東京を含む関東甲信地域には、54.年ぶりの降雪になるかもしれない大寒波が来ています。交通機関を含め、緊急の対策に追われているというニュースが目に止まりますね。
本格的な冬到来。一体、秋はいつだったのか、思い出せません。汗 確かに、紅葉も枯れ葉も目にしていましたけど。う~ん。
さぁ!多肉植物も緊急で寒さ対策、冬越しの準備をすすめましょう。
はじめての多肉植物としてもおすすめなセダム。セダムは1つの種類をさすのではなくて、多肉植物のグループの呼び名です。
セダムは、暑さ、寒さに強く、通年で育てやすいといわれています。だから、多肉植物の入門におすすめなのですね。
ところが、このセダムにも寒さに弱い種類がいます。これから紹介するのは、一般的には寒さに強いといわれていますが、実際に育ててみて、寒さに負けてしまった子たちです。
前回に引き続き、寒さに弱い多肉植物特集の第二弾。セダム属を手持ちの多肉植物とあわせて紹介しますね。
多肉植物のセダム属は、基本的に寒さに強いです。
さきほども少しお話しましたが、「セダム」と呼ばれる多肉植物の一族は、とても、したたかな一面があります。笑
多少の環境の悪さにも、負けずに育ってくれるので、育てやすい種類が多いのも魅力的ですね。
多肉植物は、全般的に「春」「秋」がもっとも、過ごしやすい季節になります。「梅雨」「夏」「冬」は、何かとトラブルが起こりやすいので、気を付けなければいけない時期なのです。
さて、セダムにとっての冬ですが、基本的には寒さに強い品種あ多いです。他所の霜にあたっても大丈夫なものもあります。
ですが、決して、積極的に霜にあてるべきではありません。「耐えられる」といわれていても、その時の多肉の健康状態にもよるのです。
ですから、霜や凍結には、絶対的に注意をして、対策をしておくほうがよいでしょう。
寒さ対策については、まとめ記事がありますので、こちらもご覧になってみてくださいね。(⇒「はじめての冬越しの方法まとめ」)
寒さに弱いセダム属の仲間を紹介します。
セダム属のことって、本やネットで調べてみると「寒さに強い」ばかり押されていて、「寒さに弱い」ということについては、あまり触れられていませんよね。
ですが、セダムの中にも寒さに弱いものがいます。寒さに負けてしまうと、しおしおになってしまったり、なんというか、半透明みたいな、なんとも言えない状態になってしまったりします。
それでは、わたしの手元にある多肉植物を含めて紹介しますね。
ビアホップ(新玉つづり)-セダム属の多肉植物-
これは、ビアホップというセダムの仲間のひとつです。ちいさな粒上の葉っぱが、ぎゅ~っと詰まってとてもかわいいです♪
おはずかしながら、最近、知ったのですが、この子は「新玉つづり」とも呼ばれているそうです。玉つづりは、多肉植物の寄せ植えなんかで、鉢からあふれるように存在感をアピールしています。
結構なボリュームが出る上に、形を保つのが結構むずかしいです。変な形に伸びたり、徒長気味になったりすると、悲しい姿になることもしばしば。
「玉つづり」のように、小さな粒上の実というか葉が集まったような形のセダムは、寒さに耐性があるといわれていますが、わたしは「寒さに弱いので要注意」と思っています。
できることなら、霜にもあてないようにしたほうがよいです。ちょっと寒くなってきたかなぁ?くらいのときはよいのですが、急に寒波がきて、うっかり外に出しっぱなしだったときには、傷んでしまってダメになることもあるのです。
春が来るまでに、多肉ちゃんを減らしてしまわないようにしなくちゃですね。
銘月、黄麗、月の王子-セダム属の多肉植物-
銘月(めいげつ)、黄麗(おうれい)は、もともとは同じもので、どっちから、どっちが作られたのかは忘れましたが、たしか、そんな話を聞いたことがあります。
ところで、黄麗(おうれい)と月の王子ってかなり似ていると思うのだけど、同じものなのかな?
写真でのせたのは、左が銘月、右が黄麗だったと思います。名前の書いてあった札、この間捨てちゃったんです。汗 多肉って、似ているものが多くて、名札をなくしてしまうと、わからなくなってしまいますよね。
このふたつは、一見、寒さとか、暑さとか、気にしなくても大丈夫そうな姿形をしています。一般的にも、寒さへの耐性があり、多少の霜にあたっても大丈夫といわれています。
ですが、この子たちも「寒さに弱いので要注意」と思っています。同じセダムでも、朧月(おぼろづき)やブロンズ姫は寒さに強い感じもありますが、なんで、この子たちは弱い感じがするのでしょう?
う~ん・・・悩んでも始まりませぬ。だって、弱いんだもの。
春萌(はるもえ)-セダム属の多肉植物-
春萌も寒さに弱い印象があります。わたしは、多肉植物を育てるときに、葉っぱの色や状態、茎の色や状態をわりとチェックしている方だと思います。
なんとなく、いつもと違うかな?と思ったときには、触って確認することがあります。本当はよくないと思うのですが、これは、とっても大切!
葉っぱのハリとか感触って、状態が悪くなると意外とわかるものです。以前に、徒長しまくって、傷んでいる春萌の苗を購入したことがありますが、そのときの感触にちょっと近いかもしれません。
春萌は、もともと頑丈なイメージはないのですが、この子も寒さに弱いので要注意です。
と、いうことで今回は、寒さに弱い多肉植物の中でも、セダムの仲間に注目してお話しました。
もちろん、寒さの中でも元気に育ってくれているものもあると思います。わたしの育て方が悪いのかもしれません。
ですが、はじめて冬越しに挑戦する方などは、今回、紹介した多肉植物のことを、参考にしてもらえたらうれしいです。
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