みなさん、週間天気予報って大切です。だいぶ前に、気象予報士の石原良純さんが「天気予報は生命に関わる大切な情報だ」と名言を残されました。
本当にそのとおりだと思います。人間も寒い時期、暑い時期は注意しておかないと生命の危機にさらされることがありますよね。
植物も同じなのです。植物は自分で動くことができませんから、わたしたちが対策をしてあげないといけませんね。
ところで、冬越し、冬対策といわれていますが、寒さに弱い多肉植物ってどんなものがあるのでしょうか。屋外で管理しておいてもよいもの、室内へ移動するものが気になります。
毛がフサフサしていてかわいい、うさぎの耳のような多肉植物の月兎耳(ツキトジ)。意外にも寒さが苦手なのです。
今回は、寒さに弱い多肉植物特集の第一弾。カランコエ属を手持ちの多肉植物とあわせて紹介しますね。
カランコエ属は寒さに弱い!霜にあててはいけません。
多肉植物は個別に名前がついているのですが、グループや仲間を表現するときには「〇〇属」とよばれることもあります。
カランコエ属と呼ばれる仲間の多肉植物は、寒さに弱い印象があります。秋から初冬にかけて、うっかり霜にあててしまったりすると、あっという間にダメになってしまうのです。
ですから、11月末からは天気予報をよく見るようにして、夜の冷え込みには特に注意しておかないといけません。
目安としては、最低気温が10度をより低くなりそうであれば、室内へ移動することをおすすめします。
そして、室内へ移動する頃と合わせて、水やりの管理もペースを調整してあげましょう。冬の時期は、水をたくさんあげても、植物が水を吸収する量は少なくなっています。無茶をしてしまうと、根腐れしてしまいますから気を付けてくださいね。
そうそう!室内へ移動してあげても、カランコエの仲間は、日かげで過ごせるほどのしたたかさを持ち合わせていません。
日中は、窓から差し込む光を当ててあげるようにしてあげることが大切です。多肉植物は、基本的に日光浴させてあげるようにするのがポイントですね。
寒さに弱いカランコエ属の仲間を紹介します。
寒さに弱いカランコエ属の仲間を紹介します。
みなさんも目にしたことがあるものがあればうれしいです。
月兎耳(ツキトジ)-カランコエ属の多肉植物-
まずは、何といっても月兎耳(ツキトジ)。この子すごく好きなんです!
多肉植物って何となく「変な形の緑の植物」ってイメージが強いですよね。笑
だけど、緑色のイメージをすべて払拭してくれて、感動を与えてくれたのは、この子なのです。絶対に枯らすもんかぁぁぁ!!
ツキトジの仲間で、色違いのようなものに黒兎耳、星兎耳なんて名前の子もいます。「うさぎの耳」シリーズは寒さに弱いと覚えておくとよいと思います。
ところで、葉っぱの感じが似ている「花の司」、「ハムシー」。
この子は、カランコエの仲間ではないようです。わたしは、てっきり仲間だと思っていました。汗
葉っぱに毛も生えているし。雰囲気は似ていると思いません?この写り方だと、似てないかも ・・・
こんな感じで、自分の思い違いに気づいたり、小さな発見に気づいて、だいちゃんとワイワイしているのも楽しいです。笑
デザートローズ、唐印-カランコエ属の多肉植物-
デザートローズは、唐印という名前でよばれることもあります。だけど、「砂漠の花」と呼ばれる種類とは別物です。
この子は、今年出会ったのですが、ず~っと気になっていて、いつも売れ残っていたのです。笑
「次にこのお店に来た時、まだ残っていたら買おう。」なんて、のんきに構えていたら、この子も気長に待っていてくれましたのん。
デザートローズは、何といっても秋の紅葉がとても綺麗な多肉植物です。葉っぱの形も平べったい円形でかわいいですよね。
この多肉植物は、紅葉に向けてぐっと身が締まるように育ちます。紅葉するくらいだから、ある程度の寒さには耐えるのですが、霜があたるのはいけません。
カランコエの仲間で紅葉する種類の多肉くんたちは、雪の降らない地域だと、屋外に置かれていることも多いです。ですが、霜にあててはいけませんから、天気予報などの情報をチェックして対策することをおすすめします。
多肉植物の種類は、星の数ほどあるのではないかと思うくらいに、たくさんあります。
わたしの手元にある多肉植物の中では、この2つが寒さに弱いタイプです。カランコエの仲間はたくさんいますから、よかったら調べてみてくださいね!
わたしの住んでいる地域では、明日以降に雪の予感です。空気のにおいが雪っぽい感じになってきましたよ。
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