11月にはいり、新潟市でもあられが降ってきました。汗
そろそろ多肉植物の冬越対策や冬越しについて準備が必要ですね。
これまでにも冬には、何度も悲しい思いをさせられてきましたが、今年も負けずにチャレンジしようと思います。
今回は、多肉植物の冬対策について、寒さ対策や置き場所など、冬越しのポイントについてお話します。
新潟市では多肉植物の屋外管理は無理!
毎年のことですが、冬の新潟市では、多肉植物を屋外管理するのは不可能だと思います。
関東などでは、通年で屋外管理ができるといいますが、雪国ではそうはいきません。少なからず、何かしらの対策をしておかないと壊滅します。
2018年の大寒波では、エライ被害を出してしまいました。涙
過去記事:「大寒波の爪痕がひどい!屋外多肉の寒害、冷害、凍傷などの被害状況を追記。」
多肉植物は品種によって、寒さに強いもの、弱いものがあります。本やインターネットなどで調べると、いろいろな情報が出てきますよね。
だけど、これは、いろいろ育ててみたので言えることがあります。
「育て方や育てる環境によって、一概に断定はできない」ということなのですね。
寒さに弱いといわれていても、意外と生き残ったり、寒さに強いといわれていても、やられてしまったりと、こればっかりは、やってみないのと分からないのです。
ですが、基本的には次の3つを目標に冬を過ごせれば、春を迎えられる可能性は大きくなると思います。
- 「霜にあてない」
- 「雪の下にしない」
- 「気温5度以下にしない」
簡単に書いてしまいましたが、これがなかなか大変なんですよね。汗
それでは、この目標を達成するための対策について考えてみます。
一番安全なのは室内管理にすること。
これまで、いろいろなことにチャレンジしてきた過去を振り返っても、一番安全なのは、室内(屋内)に避難させることです。
これは誰が何といおうと間違いなく一番安全です。
室内といっても、暖房の効いたお部屋にガッツリ入れる必要はないと思います。玄関などで過ごすだけでも違ってきますね。
ポイントは夜間の寒気、明け方の霜にあてないことです。
ただ、雪のある期間中は屋内で過ごすとなると、どうしても日照不足になりがちです。
新潟は、もともと冬の日照時間が短く、どうやっても日照不足になりますから、徒長するのは仕方ないと思います。
それでも、できるだけ日光浴できるようにすることも大切です。
屋外なら今年こそは衣装ケース・改!
屋外で管理をするならば、極力、冬の外気や冷気に触れさせないことが大切だと思います。そうなると、簡易ビニールハウスなども検討しますよね。
ところが、このビニールハウスは、見た目の達成感や満足感が大きすぎて、機能的に働くかどうかは、なんとも言えません。
過去記事でこのあたりのお話をしていますので、どうぞご覧になってみてくださいね。
過去記事:「簡易ビニール温室で大失敗!植物の冬越しどころの話じゃありません。」
そこで、ビニールハウスの代わりに、わたしが活用しているが衣装ケースです。
これは本当に優れもので、採光性は抜群ですし、ふたをしっかりしても、空気の抜ける程度のすき間は十分ありますから、窒息の心配もありません。
昨年は、あまりの寒さでダメになった多肉もあったのですが、生き残ったものもあったのですね。
昨年の冬越しに関しては、みなさまからの体験談やご意見もたくさんいただきましたので、すこし改良したいと思います。
寒さが酷ければ、不織布などをつかって、衣装ケース内で寒さ対策をします。
そして、さらに読者さまの声の中でとても参考になったのが「排水口ネットをかぶせる」という方法です。
ストッキングのような伸縮性のあるものを多肉に被せるというのですね。これを2重にしておいたものは冬を乗り切ったそうです。
これは本当に試す価値ありだと思っています。
発泡スチロールの箱は最強!
発布スチロールの箱に入れてしまうのも効果的です。
ハッキリ言いますが、完全密封していても数日ならば、何の問題もなく過ごせます。わたしは、時々様子見をしながら、一冬を発泡スチロールで乗り切ったことがあります。
この子たちは、ほぼ冬眠状態でしたから、まったくの無傷で春を迎えました。
ただ、日光浴は皆無でしたから、そこだけが本当に気がかりです。
それと引き換えにしても、寒さ対策という面では抜群の威力を発揮してくれます。
今日のまとめ
ということで、今回は、多肉植物の冬越しや寒さ対策について、簡単にできそうなことをお話しました。
多肉植物をはじめて、最初の冬を迎える方には「こんな感じで冬をのりきるんだよ~」っていう雰囲気をつかんでもらえたら嬉しいです。
お住まいの地域によって、気温や気候も違ってきますが、最低気温が7度くらいになってきたら、いよいよ行動を起こさないと手遅れになりかねません。
天気予報や気象情報は、よ~くチェックして、寒さにそなえていきましょうね!
今回の記事がみなさんの参考になれば嬉しいです。