秋は多肉植物にとって絶好のシーズンです。紅葉がきれいな多肉もありますし、植え替えや仕立て直しにも良い季節ですよね。
ところで、多肉植物を育てるときの「秋」はいつまでなのでしょうか?これが、とっても大事なポイントだと思っています。
今回は、私の体験をもとに、多肉植物の植え替えや挿し木はいつまでにやるのがよいのか?そして、本当は危ない秋のお手入れについてお話します。
秋の植え替えや挿し木は冬を見越すことも大事!
多肉植物の秋は、お手入れを楽しむのにもよい季節です。
今年の夏は被害続出でしたから、なおのこと、秋に新しく買い足したり、お迎えしたりすることもありますよね。
買ってきた多肉植物をそのまま育てるという方もいるでしょうし、植え替えをして楽しむという方もいらっしゃると思います。
それとは別に、お手入れとしてカットしたり、挿し木で繁殖させたりと、秋はタニラーにとって忙しい季節なんですよね。やりたいことが多すぎなんです。笑
ところが、浮かれてばかりもいられません!
多肉植物はこのあと、冬を迎えることになりますから、それを見越したお手入れが大事になります。
秋といっても、本当に秋の終わりに無茶なお手入れをしてしまうと、冬モードに突入してしまったときに問題がでやすくなるのですね。
例えば、根が出る前に冬になってしまったり、植え替えも定着する時間のないまま冬に突入なんてことも十分ありえる話です。
冬になると、多肉植物は休眠期に入るものもあって、成長はほぼ停止状態になりますから、そのまえに発根や定着をはかりたいですね。
秋の葉挿しは要注意!新芽は冬を乗り切れないかも。
さてさて。多肉植物の醍醐味、楽しさ満載の葉挿しは、通年で発芽と発根が望めます。
ですが、その後の季節を乗り切れるかどうか。これはが難しいところなんですよね。
例えば、春は葉挿しにも最適な季節です。ところが、その後の梅雨や夏を乗り切れない新芽たちが出てしまうのも確かなんです。
これは冬も然りですね。秋の葉挿しは、新芽が出ても冬を乗り切れないことが多いです。
ですから、チャレンジするならば、冬の間は室内、屋内に移動させてあることが大切です。わたしは晩秋の葉挿しは、室内で発根と発芽を狙うことがおおいです。さすがに屋外では寒すぎてダメになりそうですから。
秋の多肉植物の植え替えや挿し木はいつまで?
それでは最後に、多肉植物の秋のお手入れは、いつまでにしておけばよいのでしょうか?
はなのあ流の秋のお手入れ期限は、カレンダーでわかります、笑
あくまでも、わたしの個人的な意見と、新潟県在住という点でお話しますね。
わたしが目安にしているのは「立冬」です。暦では冬のはじまりを意味する日になりますが、11月7日頃が立冬にあたります。
この頃をお手入れの期限としておけば、ギリギリセーフかなぁと感じています。今年(2018年)は、来週から寒さが戻ってきそうな予報になっています。
ですから、まさに今週末の11月10日くらいを目安に、大掛かりなお手入れは終えてしまいましょう。
立冬をすぎると、寒さも本格化してきます。天気予報は週間天気予報をチェックして、最低気温に注目しておきたいですね。多肉植物には夜間の冷えや霜が大敵です。涙
そうそう!水やりも冬モードに切り替えていく頃だと思います。
わたしは冬の水やりは完全断水しないのですが、2週間に1回から、3週間に1回、月に一回のように徐々に調節していって、あげるお水の量も軽く土を湿らせるくらいにしていきます。
水やりに困ったときは、霧吹きで土を湿らせるくらいでもよいと思いますよ。
ということで、今回は多肉植物のお手入れの目安「秋の終わり」についてお話しました。
多肉植物のお手入れ目安は立冬ですよとお伝えしましたが、むしろ今くらいからの方が、きれいな多肉がたくさんお店に並んだりするんですよね。笑
これから購入するものは、無茶な植え替えをせずに、そのまま育ててみるのが無難だと思います。本格的な植え替えは、来春にまわしてしまいましょう。
今回の記事がみなさんの参考になれば嬉しいです。