ハートの形がとってもかわいいコノフィツム!
わたしがずっとさがしていた多肉植物のひとつなのです。
仕事帰りにホームセンターによってみたら、店頭にならんでいたので即ゲットしてしまいました。
ハートからちょこんと咲くお花も、品種によって色が違ったりしますから、これもまた楽しみのひとつなのですね。
ところが、健康で元気に育てられるかというと、なかなかの難題。多肉友達は、購入してから早い段階でダメにしてしまったものもあるそうです。
今回は、コノフィツムの育て方と根腐れや徒長させない冬の過ごし方についてお話します。
専門家も頭を悩ます新潟の気候
わたしの数少ない多肉友達は、結構アクティブなので県外遠征をすることもしばしば。
出かけた先で出会った専門家の方に、いろいろお話を聞いてきてくれるのが本当に上手なのですね。
以前にお話したかもしれませんが、新潟の気候というのは、多肉植物を育てるにはなかなか手強いようです。
夏もそうなのですが、冬もまた課題が多いのですね。
コノフィツム、メセン、リトープスなどはとくに、専門家でも「新潟」のフレーズを出すと「う~ん・・・」という感じ。汗
もちろん、新潟でも生産農家さんはいるはずなのですが、問題は購入後にちゃんと育てられるかということですよね。
多肉友達と情報交換をしているときに決まって出てくるのが「湿気と水やりの加減」についてです。
専門家の方から聞いたお話なども含めて考えてみると、ポイントになるのは2つ。
土の作り方と水やりをどうするかが課題になりそうです。
コノフィツムの育て方をもう一度おさらい。
コノフィツムはメセンの仲間のひとつで、冬型の多肉植物です。
冬型の多肉植物の育ち方をざっくりと説明すると、秋→冬→春が育つ時期。夏が休眠する時期になります。
だから、秋に店頭で見かけることが多くなるのですね。
コノフィツムは、脱皮をしながら育つ不思議な多肉植物。葉っぱの割れ目から次の芽がでるようになって、外側の葉っぱが皮のように脱げていきます。
だけど、季節の過ごし方によっては、脱皮がうまくいかなかったり、変形したりすることもあるのだそうです。
とくに気をつけたいのが、カビや根腐れです。湿気が多くなったり、水やりの加減で失敗することが多くなりますから要注意です。
基本的には日当たりの良い場所で管理して、日照不足にならないようにしましょう。
だけど、夏の暑さと日差しはコノフィツムにはつよすぎるので、遮光などの対策が必要になります。
水やりは、秋と春は土が乾いたらたっぷりと。冬は土が乾いたら軽めに。夏は水やりは控えめにします。
夏は最高気温が30度をこえるときはしない。秋の水やりへの切り替えは最低気温が20度を下回るようになったらが目安なんだそうです。
水やりって、なんとなく雰囲気でやってしまうことが多いですけど、一応目安があるのですね。こういうの、もっと本とかに書いてほしいなぁ~。
コノフィツムは5月~8月が休眠の目安といわれています。ポイントになるのは見た目が茶色っぽくなってきたら休眠の合図です。
休眠期はそっとしておいてあげる時期になりますから、水やりなども含め、構いすぎないようにしましょう。
新潟の気候に負けないために土の配合を工夫してみた。
2017年は、本当にいろいろなことがわかってきた貴重な体験が多かったです。(まだ、あと2ヶ月残っていますけどw)
なによりも大きな挑戦は、市販の「多肉植物の土」をやめて、自分で土を配合するようにしたことです。
これは想像よりも、うんと良い結果になったと実感しています。だけど、もうちょっと試してみてもよいかもしれません。
いま調子のよい土の配合は「軽石3、鹿沼土1、赤玉土1」の割合です。
この配合だと、雨ざらしでも根腐れすることもなく、とても順調に育ってくれました。
だけど、雨よけをしている多肉棚では、それでも徒長気味になるものが多かったのですね。
さあ、そこで「コノフィツムをどうにかして、元気に育てるためにどうするか」を多肉友達と考えました。
専門家の方に伺ったお話では「新潟の冬は日照が少なくなったら、とにかく水をきる」というのがポイントなのだそうです。
そこで、わたしは赤玉土をやめて「軽石3、鹿沼土2」で育ててみることにしました。
これは、本当にどうなるかわかりませんし、上手くいくかちょっと自信もありません。
だけど、わたしの環境ではこのくらいでもよいのではないかと感じていたのですね。
わたしのコノフィツムたちがどうなっていくのか本当に楽しみ!どうか元気にそだってくれますようにと願いを込めて植え替えしました。
ということで、今回はコノフィツムの育て方についてお話しました。
経過はこのブログでも紹介したいと思っています。しばらくしたら、様子を書いてみますね。
今週末は台風が近づいてきますから、強風対策しないといけませんね。汗
なんだか、安心してすごせる秋を実感しないまま冬になりそうな気がしてきました今日この頃です。