グリーンペット

多肉植物は、それひとつでも十分な存在感を魅せてくれるものが多いです。だけど、いつも主役をはるのは見た目にも華がある子たちばかり。

だけど、多肉植物の寄せ植えをつくるときには欠かせない名わき役のアイツを捕まえました。まさかの「グリーンペット」くんです。

多肉の寄せ植え体験に参加したときにも、ずっと気になっていました。本当によく見かけるし、見た目の姿は印象的なのに、なかなか名前にたどり着けないこの子。

単独で見ると、シブイ!とても、シブイです。グリーンペットとか、若緑とか、地味だけど頑張ってくれる子が好きなんです。

そして、わたしの中では、すでに決まっているのです。「グリーンペットもりもり計画」を実行するってことが。笑

今回は、グリーンペットの育て方や増やし方をお話しますね。

いつもは脇役のクリーンペット。一体どんな植物なの?


グリーンペットはセダムの仲間といわれています。お店でもセダムとして売られていました。(グリーンペットはセダムじゃない説もありますよね。)

見た目は「万年草」っぽいので、その仲間なのかなぁと思っていました。笑

グリーンペットは暑さや寒さに比較的強い多肉植物です。上手く育てると小さな白い花が咲いてくれます。緑色のイメージですが、華がある子なのです。

多肉植物は種類によって、水を好むタイプ、あまり必要ないタイプがあります。グリーンペットは、やや水を好む傾向があるように思います。他の多肉と同じように管理していると、水不足気味になっているように見えました。

多少の雨に打たれても元気に育ってくれますし、比較的丈夫な植物です。屋外で育てるのがベストです。冬でも霜や雪にあたらないようであれば、外に出したままで過ごせます。

注意したいのは、室内で育てる場合です。

グリーンペットは蒸れに弱いですから、梅雨や夏には、水やりや管理に気を付けましょう。育てている方の多くは、夏場に蒸れで腐らせてしまいます。冬は日照不足で、弱々しい姿になってしまうことも多いですね。

主役でバァ~ンと育てるならば、通年で基本は屋外に置いてあげるのがよいです。もちろん日光浴できるような場所がよいですね。

大きく伸びてきたら、カットして挿し木で増やします。


グリーンペットをカット苗で見たことがある方は知っていると思いますが、一見、線が細そうに見えて、結構しっかりと発根してくれます。

グリーンペットを単独で育てていると、成長につれて、どんどん先が伸びてきます。放置したままにしておくと、先の方にどんどん栄養をもっていかれて、株元がスカスカ気味になっていきます。

程よいところでカットして、挿し穂にしましょう。わたしは、季節によりますが、梅雨の時期でなければ、わりとすぐに土に挿してしまいます。

カットした部分の切り口が乾燥し、発根するのを待っていると、どんどん曲がってしまうのです。汗 これがまた、なんともしにくいのですね。

早い段階で挿してしまえば、わりと・・・それでも、曲がりますね。笑

真面目に考えたことがないのですが、カットして挿していく「挿し木」は、わりと定着率が高いと思います。本気で増やそうと思えば、ぐんぐん増やせそうですよ♪


最近、買ってきたばかりのグリーンペットくんは、まだまだ小さいです。単独でも雰囲気が出ていてイイ感じ♪(植え替え前の黒ポットで一枚。)
多肉植物グリーンペット

だけど、やっぱり、他の子と一緒にいた方が魅力的かも。それでも、主役の座はゆずりませぬのよ。ハムシー(花の司)の挿し穂を添えてみました。
多肉植物グリーンペット

多肉植物は、いろんな種類があり過ぎて、ひとつひとつの名前がわからないこともあります。お店で買うときに名札が付いていればよいのですが、寄せ植えでは、名前のわからないものも入っていますよね。

よく見かけるし、顔も知っている、だけど名前がわからないっていうのは、なんだか最近のご近所付き合いとか、人間関係みたいですな。笑

わたしの好きな名脇役の多肉植物。名前がわかるものは、少しずつ紹介してみたい思っています。
タグ