グリーンネックレス

ネックレス系の多肉植物は、上手に育てると、実が肉厚でとっても具沢山な感じに仕上がります。吊り鉢からあふれるように育った姿はたまらなくステキですね。

わたしは、今年、グリーンネックレスピーチネックレス三日月ネックレスの3種類を育てることに挑戦しました。同じような仲間の植物ですが、育ち方と強さには、だいぶ違いがありました。

今回は、わたしの奮闘記を交えて、この3種類を育ててみた結果と、育てやすさのを報告をしたいと思います。

ネックレス系多肉植物は「セネキオ属」っていいます。


グリーンネックレス、三日月ネックレス、ピーチネックレス、ルビーネックレスなど、「ネックレス」と名前のつく多肉植物は結構たくさんあります。

ネックレスと名前の種類のものは、つるが伸びていって、肉厚な実をたくさんつけてくれます。この姿がネックレスみたいに見えることに由来したネーミングなのだと思います。

これらは、セネキオ属と呼ばれる多肉植物です。この子たちは、育て方が本当にむずかしいと感じています。わたしは何回もチャレンジしましたが、悲しい結果になっています。

まさに「くやしいです!!」といった感じです。

ネックレス系多肉植物の育て方3つのポイント


ネックレス系多肉植物の育て方には大切なポイントが3つあります。

まずは、風通しのよい場所に置くことです。

とにかく、湿気に弱く、水やり後の土が湿った状態が続いてしまうと、茎・つるや実が腐りやすくなってしまいます。そして、蒸れにも弱いですから、梅雨の時期などの管理にも気をつけなければいけません。

元気にたくましく育っている子たちは、ベランダなどで吊り鉢に入っているような環境にいることが多いです。


次に、水やりに気を付けることです。

先ほどもお話しましたが、グリーンネックレスなどの植物は、湿気や蒸れに弱いです。個人的な見解ですが、雨にも濡らさないようにした方がよいと思います。

根腐れを起こしやすいですし、茎やツルの部分も水に強いとは思えないのです。かといって、乾かし気味に育てると、今度は水不足でチョリチョリになってしまったりで大変。汗

実は水分を含んでいますから、長い時間カタチをとどめてくれますが、茎、つるの部分から事件は起こります。濡れたり、湿ったりしている時間が長いと、茎、つるの部分が時間の経過とともに腐り出してしまいます。

順調に見えていたのに、残念なことになってしまった子たちもたくさんいました。無念であります。涙

水やりは、土が乾いて3日くらい経った後にあげるようにします。ですが、わたしは月に2回くらいの水やりでも十分な気がしています。もしかすると足りない?汗


最後に、日光浴をさせることです。

ネックレス系の植物は日照不足になってしまうと、全体的に弱々しい姿に育ってしまいます。つるや実も線の細い仕上がりになってしまい、実に至っては、膨らみ損ねてそのまま枯れてしまうこともあります。

風通しのよいところに置き、適度な水やりをしていると、日光浴させてあげたときには、全体的に元気に復活してきます。例えば、少ししおれかけた実もぷっくり復活しますし、つるも、芽が元気に伸びようとする姿をみることもできましたよ。

この子たちは、日光浴が不可欠です。ですが、夏場などの直射日光はよくないと思います。鉢の中が熱くなってしまうこともあるでしょうから、ほどほどに遮光をしてあげることも大切ですね。

グリーン、ピーチ、三日月のネックレスを育てた結果


さてさて、わたしが今年挑戦した3種類のネックレス。グリーンネックレス、ピーチネックレス、三日月ネックレス、どれが一番育てやすかったかを報告します。

グリーンネックレスくん。吾輩は無念である。


グリーンネックレス

無念であります。グリーンネックレスには何度かチャレンジしたのですが、かなり少なくなってしまいました。汗

多少、調子がよくなったように思えたのですが、やっぱり水やりをした後、時間がたつにつれてダメになってしまいます。

土に接している実が腐りやすいですし、その実の近くの茎も腐ってしまいます。腐れ縁ってやすでしょうか。悲しみの連鎖がとまりませんでした。

もともと、わたしが育て方に失敗したものの生き残りを植え替えて育てています。ダメージが大きかったのか、いまも、茎の部分を見るとあやしい黒さを秘めています。きっと、もたないと思います。涙

なんで、こんなにダメになってしまうんだろ。来年、もう一回、チャレンジだ!

大健闘のピーチネックレス!この子は強くて育てやすい


ピーチネックレス

グリーンネックレスと同時期に育てだしたピーチネックレス。この子は、実の粒ひとつひとつがグリーンネックレスよりも肉厚で大きいです!

水やりをした後、実が濡れていても、まったく腐ることはありませんでしたし、茎が腐ってしまうこともありません。グリーンネックレスと同じ管理方法で育てているのに、こちらの方はしっかり育ってくれました!

残念なことに、鉢の移動をしているときに、うっかりひっくり返してしまう事故に見舞われました。そして、一緒にくらしている猫のだいちゃんが、一部をくわえて逃走。数は減ってしまいました。

だけど、こんな事故がなければ、育てやすいと思いますからオススメです♪ とても満足しています。

あ。そういえば、ピーチ色にならなかった・・・

三日月ネックレスは絶対おすすめ!これはすごい!


三日月ネックレス

三日月ネックレスは、一番最初に我が家にきたネックレス属です。笑

とても小さな鉢に入っていた割には、高くて、う~ん・・・と思いながらも購入したことを覚えています。笑

この子は、最初から吊り鉢にいれて育てていますが、水やりに苦労することもなく元気に育っています。もしかすると、他の子たちよりも水を欲しがるタイプかもしれません。

他の子たちと同じ周期で、同じ日に水やりをするのですが、新芽のあたりがチョリチョリになっていたりします。

いつもは、直射日光にあたらないように、レースのカーテン越しの光にあたるように、カーテンレールにひっかけて育てています。

この子はもしゃもしゃ育っている感じです。若干、徒長気味だとおもいますが、わたしにしてみれば、この子がすべてを励ましてくれていたと感じています。笑


ということで、まとめてみますね。


ネックレス系多肉植物 育てやすさランキング


1位 三日月ネックレス
2位 ピーチネックレス
無念 グリーンネックレス・・・


つるが伸びる系のネックレスシリーズですが、グリーンネックレスだけは仲良くなれないのかもしれません。でも、いつか克服してやりますぞ。

実は、どうしても忘れられない出会いもありまして「アーモンドネックレス」っていう子がいるのです。この子は、これまでの子たちとは、実の大きさも、茎の太さも全然ちがいます。

ビッグ!頑丈!ごんぶと!の3拍子が揃った感じ。笑 もし、また出会えることがあったら、絶対に即買いしてやるんだー!でも、来年ね♪
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