今年は絶対にリトライしたいと思っていた多肉がミロッティ!
昨年もチャレンジしたかったのですが、なかなか出会うことが出来ずにいました。
ようやく出会うことができたのですが、どうも調子が悪そうです。汗
すごく迷ったのですが、次に出会えるとも限らないので思い切って購入することにしました。
今回は、訳あり多肉なミロッティの様子と仕立て直しの方法についてお話します。
完全に日かげの店内で弱り気味
今回わたしが購入したミロッティは、ホームセンターの店内にあったものです。
完全に日かげで日光なんて全然あたらない場所にいました。下葉を見ると、いかにもダメになりそうな感じ。汗
だけど、このくらいなら、まだまだ持ち返せると思って買うことにしました。
ところが、想定外の事件勃発!
1週間くらいで葉っぱがカビるような感じで蝕まれてきたのです。汗
これはイカン!と思ってさっそく応急処置をすることにしました。
傷んだ部分は迷わず切る!
今回のような感じで多肉が傷んでしまうのは稀な体験です。
ひさしぶりに本気で色々調べてみたのですが、どれもピンとこないような情報ばかりだったのですね。
病気かもしれないし、葉っぱが傷んだだけかもしれないし、とても迷ったのですが、どちらにしても綺麗な葉っぱに戻ることはありません。
それならば、万が一の病気の可能性を考えると、元気な部分だけを残した方がベターだと思ったのですね。
つまり、傷んだ部分を切ってしまうということです。いつものパターンですw
こんなかんじで、頭の部分を切ってしまいます。
傷んだ葉っぱを丁寧に外すのが理想なのですが、ミロッティさんの葉は無理をすると茎まで裂けてしまいそうです。汗
さすが、それは怖かったのでハサミで切り落とすことにしました。生え際は少しくらい残っても大丈夫です。
傷んだ部分を外したら、挿し木の要領で土に挿しておけばOK!
土に挿すときは、茎を1cmより気持ち長めに残しておくとよいです。下葉が邪魔になれば潔く外してしまいます。
切り口は乾かしてからがよいといいますが、梅雨の時期以外なら、そのまま土に挿して大丈夫ですよ。(※この作業は5月末にやっています。)
株元の方はこんな感じ。
下葉もやや傷んでいますが、4枚くらいの葉っぱが残っていれば安全といわれています。
必要最低限を残して、あとは様子見をすることにしました。
だけどね。これもちゃんと計算の上ですのんw
ミロッティは繁殖力が強い!
わたしは以前にもミロッティを育てていたのですが、そのときは大事にしすぎたうえに、凍傷でダメにしてしまうという大失敗を経験しました。
あまりの悔しさに、その後、いろいろ調べて勉強したのですね。
そうすると、この何ともいえない手触りと、柔らかな葉っぱからは想像できないような事実を知ることになりました。
ミロッティは繁殖力が強いので、バシバシ挿し木で増やせるというのです。
このことについては、過去記事でも紹介していますから、よかったらご覧になってくださいね。
過去記事:「ふさふさ不思議な多肉植物ミロッティーと再会!知らなかった超繁殖力を引き出す育て方」
本当にカットして大丈夫なのか、心配になる方も多いと思いますが大丈夫です!今回の一件で、さらに確信を得ることができました。
この写真は、カットしてから20日くらい経ったものです。
ほら!切り口部分から、脇芽がガッツリ出てきてくれましたよ~♪
多肉植物にはよく見られる光景ですが、わたしはミロッティさんを増やしたいと思っていましたから、すっごく嬉しい景色ですw
もちろん、挿し木した頭の部分のほうも、ばっちり根付いてくれたようで元気にしていますぞ!(※写真をとるの忘れたので、また今度アップします。)
本格的な梅雨前に、このくらいの状態になってくれることを見越しての作業だったのですが、うまく育ってくれて本当によかった~♪
新潟市2019年の6月上旬に梅雨入りをしたものの「空梅雨なのかなぁ?」と思ってしまうほど、雨が少なく感じていました。
そのおかげもあってか、事故もおこらずにミロッティさんは復活街道まっしぐらです。
ちなにみ、葉挿しは稀にうまくいくようですが、願いを込めた葉挿しは全滅しました。汗
ということで、今回はわたしの2019年にチャレンジしたかった多肉のひとつ、ミロッティさんを紹介しました。
あとは、何事もなく梅雨を乗り切ってくれることを願うばかり。
梅雨は何かしらのトラブルやアクシデントがつきものですから、油断はなりませんよね。
ですが「多肉植物を雨にあたててはいけない」というのとは話が別なんです。
このことについては、次回お話したいと思っています。
今回の記事がみなさんの参考になれば嬉しいです。