すっごく嬉しいことがありました。やっと見つけることができたのです!
トラデスカンチアっていう観葉植物。ずっとずっと探していたのです。
何度か売られているのを見たことはあるのですが、いつも名前が書かれていなくて、調べることも、探すことも困難でした。
トラデスカンチアの上品なこと。上品なこと。笑
この薄紫色の差し色が、なんともきれいで、水に濡れた姿は、思わず見とれてしまうような美しさがあります。
ついに、この子がお部屋にきてくれる日が来たのですね。
今回は、やっと手に入れることができた、トラデスカンチアの育て方や増やし方をお話しようと思います。
絶対に知っておくべき、トラデスカンチアのお手入れ方法がありますから必見ですよ。
店員さんに相談したことが遠回りのはじまりだった。
今回の主役、トラデスカンチア。
この子は、吊り鉢で育ててあげるにふさわしい観葉植物といえます。
鉢からあふれるようにぐんぐん育ち、つるが下がる姿も、とてもきれいです。葉っぱの紫色がとても映えるのですね。
わたしの中の観葉植物ランキングでは、圧倒的に第1位だと思っています。笑
どうしても欲しかったトラデスカンチア。これまで、何度も購入のチャンスがあったのですが、店頭に並んでいたものは、汚れていて、とても雑に扱われていました。
状態のよいものが全然見つけられなかったのです。
ネットで購入しようと思って、店員さんに名前を聞いたのですが「わからない」とのこと。
そのときに、店員さん数名が全会一致で「シロツメクサの仲間」と教えてくださったのです。
わたしは、葉っぱの感じから、てっきり「ツユクサ」だと、ほぼ断定していたのでビックリ。
その日から、シロツメクサで探しだしてしまったのです。汗
結果的には、やっぱり「ツユクサ」の仲間で、日本名では「ムラサキツユクサ」の一派。やっぱり、何事も第一感って大事なのですね。笑
鉢からあふれるように増えるトラデスカンチア。
トラデスカンチアは、吊り鉢で育てるのが絶対におすすめです。
育つスピードが早いのかもしれませんが、鉢からあふれるように育ってくれます。
吊り鉢で育てると、伸びたつるが鉢から垂れ下がるようになります。長さも1mくらいは余裕で伸びると思いますよ。
その姿は、もしゃもしゃ増えてきますから、それがまた、とっても爽快なのですね。
トラデスカンチアは、水を好む植物ですから、土が乾いたらお水をあげればOKです。ですが、冬場はやや控えめくらいがよいですね。
日当たりのよい場所に置いてあげると元気に育ちます。室内なら、明るい窓際に吊るしてあげれば十分です。
日差しが強すぎると、葉っぱが変色してしまうことがありますから、夏場はとくに気を付けてくださいね。
つるが伸びてきたら、カットして挿し木がおすすめ!
トラデスカンチアは、育ちが活発になる春~秋は、つるもぐんぐん伸び出します。
放っておいたら、小さな茂みが出来てしまいますから、ほどほどに剪定をしてあげましょう。
トラデスカンチアは、つる(茎)を6~10cmの長さでカットしてあげて、それを土に挿してあげると増やすことができます。
もちろん、カットして水に挿してもOKです。発根の様子も楽しめると思いますよ^^
植物にハサミを入れるような作業は、春、秋に行なうのがおすすめです。
冬や夏は成長がゆっくりになる季節ですから、植物にストレスを与えるようなことは避けたほうがよいのです。
それに、発根などの速度も遅くなりがちなのです。(※もちろん、育てている環境にもよります。)
葉っぱの模様が消えた新芽は切ってしまうこと!
トラデスカンチアの葉っぱには模様が入っていますが、このような、模様入りの葉っぱは「斑入り」(ふいり)と表現されています。
トラデスカンチアだけではなく、どの植物でもそうなのですが、育てる中で斑が消えてしまうことがあるのですね。
肥料のあげ過ぎだったり、日当たりの問題だったり、原因はさまざまです。
ですが、トラデスカンチアの場合は、模様が消えた新芽、新葉が出てきたら、切ってしまうことが大切です。
なんでかというと、模様が入らない「ふつうの緑色の葉っぱ」は、とっても育ちがよくて、どんどん増えていきます。
そうなってしまうと、もともとの斑入りの葉っぱは徐々になくなってしまうのですね。
斑入りの植物は、斑入りだから価値があるといわれています。模様が消えてしまっては、せっかくの魅力が損なわれてしまうのです。
もちろん、自然の流れにまかせて育てるのも良いと思いますよ。
今回は、トラデスカンチアについてお話しました。
結果的にムラサキツユクサだったのですが、名前がわからない植物っていろいろありますよね。
ふだん目にしているのに、だれも名前を知らないなんてw
何だか不思議なことって、すごく身近にあるものですな~。
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