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- 緑と花のある生活のすすめ - クリスマスローズの育て方
平成最後の2019年もクリスマスローズの季節を迎えました!
新潟の花といえば、チューリップ推しが強いのですが、クリスマスローズも新潟ならではのお花なんですよね。
先日、毎年たのしみにしている2月のイベントのひとつ、新潟市の秋葉区で行われる「クリスマスローズ展」にいってきました!
今回は、2019年のクリスマスローズ展と、今年の人気種「ハイブリッド」についてお話したいと思います。
クリスマスに咲かないクリスマスローズ
クリスマスローズは、名前を聞くと、いかにもクリスマスシーズンに咲きそうなイメージがありますよね。
ですが、クリスマスに咲かないのがクリスマスローズなんです。それで合っているいるんです。
新潟だと、1月末、2月末頃から5月上旬のゴールデンウィーク頃までが見頃になります。
寒さにとても強いお花で、新潟でも屋外管理でバッチリOK。鉢ではなく、地植えしている方もたくさんいらっしゃいますよ。
もともとは、ヨーロッパの方でクリスマスシーズンに咲く「ニゲル」という品種のみをクリスマスローズと呼んでいたそうです。上の写真がニゲル。白いお花をつけるクリスマスローズの代表選手です。
お花は空に向かって咲くのではなくて、ややうつむき加減に咲くのですけど、そこがこのお花の魅力!とっても品があって素敵だと思います。クリスマスローズは「冬の貴婦人」と呼ばれたりもしているんですよ^^
日本では、お花を販売するときに、ニゲルの仲間も含めて幅広く「クリスマスローズ」と呼んでいるそうです。
だから、色もたくさんあって、紫や黄色やピンクなど、本当に楽しめるんですよね。
それと、ちょっと小耳にはさんだのですが、最近は俯いて咲く姿を改良して、上に向かって咲く花にするための研究も進んでいるのだそうです。
気持ちはわかるけど、もともとのお花の個性に手が入ってしまうのは、なんだかモヤモヤしてしまいますなぁ・・・。
2019年の流行はハイブリッド
さてさて。わたしはクリスマスローズ展の初日に「新津フラワーランド」へ行ってきました。
毎年2月になると、秋葉地区の4会場で一斉に開催され、3月の上旬に「いくとぴあ」でフィナーレとなります。
もちろん、今年もクリスマスローズの育て方講習会に参加してお話を聞いてきました。
今年2019年の流行はハイブリッド。
クリスマスローズを交配して、花びらが何重にも重なって見えるものや、透かしたときに色や模様の見えるものが人気なのだそうです。
その年ごとに流行が違うそうで、生産者さんも日々研究しているのだとか。
昨年2018年の2月は、大寒波が到来していてとにかく豪雪。
お花はのシーズンがやや遅れ気味だと聞いたような気がしたのですが、花付きはよかったような気がしています。
今年は、2月末頃が一番の見頃になるという予測で、葉切りをするならば2月の末頃に合わせて古い葉をカットするようにアドバイスを頂きました。
わたしの実家に残してきたクリスマスローズは、昨年の夏の猛暑で大打撃を受けてしまい、今年の冬にお花をつけてくれるかどうかは、かなり怪しい状態です。汗
株元に芽らしきものは出ていたんだけど、どうなるかなぁ~
クリスマスローズは株中央がスカスカになる。
クリスマスローズは、秋から冬の期間中にぐんぐん成長します。
1年で枯れてしまうような植物ではなく、何年も楽しむことができるのも特徴なんですよね。数年ごとに植え替えをして株を大きくしていきます。
今年の講習会で知ったことなのですけど、クリスマスローズは、何年も育てていると、株の中央がスカスカになってくるのだそうです。中央がスカスカになる分、まわりに広がるように育つんですって。
ですから、中央部分が手薄になってきたときには、株分けをしてあげる頃合い。包丁で株を真っ二つに割るようにしてあげればOKと教わりました。
この光景は昨年もみているのですけど、本当に包丁で切るんですよw
とても潔くザックリと割る様子を実演してくださいますから、是非、みなさんにもご覧いただきたい瞬間ですw
ということで、今回は2019年のクリスマスローズ展の様子を紹介しました。
クリスマスローズ展は、新潟市の新津フラワーランド、道の駅「花夢里」、うららこすど、県立植物園で開催されています。
うっかりしていたのですが、フラワーランドは展示が終了してしまっていました。他の会場ではまだまだお花を見ることができますよ。
新潟の冬のお花「クリスマスローズ」。寒い季節だから楽しめるお花ですので、是非、ご覧になってみてくださいね!
今回の記事がみなさんの参考になればうれしいです。