ちょっと珍しい多肉植物、愛星に出会いました。
愛星はコロコロしたまぁるいラインがなんともかわいい多肉の星のお姫様です。
多肉植物の寄せ植えで有名な「星丼」に入れてあげたい品種のひとつですね。
葉っぱがハートのかたちをしているのですが、このブログを見てくださっているみなさんは見つけることができましたか?
今回は、愛星の育て方と、夏の日光浴で気をつけたいポイントについてお話します。
愛星は他の星たちとちょっと違うかもと感じました。
多肉植物には名前に「星」のつくものがいくつかあります。
たとえば、星の王子とか、南十字星とか、いろんな種類があって、ホームセンターの園芸コーナーでも購入することができます。
名前に星のつく品種を寄せ植えしたものを「星丼」といって、twitterやインスタグラムなどを見ていると、本当にたくさんの方がチャレンジしているんですよ!
愛星もこれらの星たちの仲間です。
だけど、2つのお店でみた愛星たちには、共通していることがあったのですね。
「同じ品種なんだから、共通とかってあるの?」と言われてしまうかもしれませんが、わたしは「え!?」と思わず二度見してしまったのです。
わたしが見た愛星は、どちらのお店のものも茎の部分が完全に木質化していたのですね。
まるで木のようになっているのです。
植物を育てていると木質化は起こるものなのですが、昨日今日で起こる変化ではないのですね。
ということは、背丈7cmくらいのこの子は、挿し木とかで育てたものではなく、親株が店頭に並んだってことなのかなぁ?なんて想像してしまいました。
愛星の特徴と育て方のポイント
愛星はクラッスラ属の多肉植物です。(星丼で使われる星の王子や南十字星も同じクラッスラ属ですね。)
愛星は、とっても肉厚な葉っぱをつける多肉植物ですから、星の仲間たちよりも、かなりコロコロした厚みが出てきます。
紅葉すると、葉っぱのふちの方から赤く染まりますから「Vの字型に紅葉する」と表現されることもありますね。本当にそのとおりだと思います。
そうそう!
今日の冒頭でお話した「ハート」なのですが、上の図をみてくださいね!
どうですか?ハートっぽく見えてきたでしょ♪愛星って名前ですから、こういうトキメキ要素って、すっごく大事だと思うんですw
愛星は日当たりの良い場所を好みます。暑さにも比較的耐えてくれますから、基本的には屋外で育ててあげるのがよいと思います。
ですが、夏場は直射日光に負けて、新芽や中心の部分が葉焼けしてしまうことがありますから、寒冷紗などで遮光してあげるときれいに育ってくれますよ。
夏はしのげるのですが、晩秋から冬にかけての寒さには弱いです。寒くなってきたら、無茶をせずに早めに室内に取り込んであげてくださいね。
お水は他の多肉植物と同様に、土が乾いたらあげるのが基本です。「夏場も10日~2週間に1回くらいはあげてくださいね。」と園芸センターの方が説明してくださいました。
愛星は、横に広がるような育ち方ではなくて、上に伸びるように育ちます。
大きくなると20cm以上になりますから、伸びてきたなぁ~と感じたら、カットして挿し木で増やしてみるのも楽しいですよ。
カットするのは勇気が必要ですが、切り口の付近から脇芽が出てきますから、また頭の部分は出来上がります。
愛星は風通しの良さも大切なポイントになります。どういうわけか、愛星は室内だと弱りやすい気がするのですね。
わたしは日中、仕事で家を空けることが多いのです。当然、窓もドアも閉めて出かけます。
そうすると、空気の流れない室内でお留守番していることになるのですが、どうも、それが良くないみたいなのですね。
観葉植物も多肉植物も、室内で育てるなら、特に風通し(空気の流れる環境)は重要だと感じています。
ということで、今回は、ちょっと珍しい多肉植物「愛星」についてお話しました。
星の仲間には彦星という多肉植物もいて、ちょっとロマンチックなネーミングの子たちもいます。
夏には夏の多肉植物が店頭に並んだりしますから、夏休み中の園芸コーナーも目が離せませんね!
そろそろ、園芸センターには無名の黒ポット多肉が入ってくる頃なんだけどなぁ~なんてw