先日の日曜日にいつもの園芸センターにあそびにいってきました。
ずっと思っていたのですが、多肉植物の土を自分でブレンド(配合)してみたくて、必要な土を探していたのです。
そんなところへ、水やりをしていた店員さんが声をかけてきてくれました。
ここからが今回のうれしい出来事のはじまりです。
店員さんからの声掛けで、園芸センターならではの裏メニューがあることを教えてもらえたのです。
そして、多肉植物の配合についても、わたしの想像をはるかに超えたブレンド方法を教えてくれました。
今回は、園芸センターの裏メニューと、驚愕の多肉植物の土のブレンド(配合)について紹介します。
園芸センターならではの商品と裏メニューがすごい!
園芸センターとか花木総合センターのような「園芸・ガーデニング専門店」は、ホームセンターをはるかに超える品揃えだったりします。
専業農家でなくても、一般の人が自由に出入りできる販売所なのですね。休日はとても賑わっているんですよ。
そこで販売されている土も、園芸農家のオリジナルの土があったりして、見ているとあっという間に時間が経ってしまいます。
だけど、問題なのは大袋でしか販売されていないことなのですね。
土の大袋は14リットルくらい入っていて、大雑把にいうと10kgの米袋1つよりも多いくらいの分量です。汗
わたしは、多肉植物用の土を作ってみたくて4種類くらいの土をブレンドしたかったのですが、こんなに大量に入ったものを購入しても置く場所がないので困っていました。
そこに、冒頭にお話したとおり、店員さんが声をかけてきてくれたのです。
「もし何種類も必要なんだったら、小分けにして出しましょうか?」
・・・えっ!?
大袋で何種類も購入しなくても、必要な分だけ小分けにして販売してくれる裏メニューがあったのです!
わたし、ここにず~っと通っていたのに、全然しらなかったーーーーーー!
すっごくいいじゃん!それ絶対いいじゃん!
大袋で買うよりも少し割高になってしまうみたいなんですけど、使いきれない土を自宅で在庫のように抱えることはできませんから大助かりですよね。
さらに、いろいろ話を聞いてくれて、多肉植物にぴったりなオリジナルの土の配合も教えてくれました。
園芸センターの方おすすめ!多肉植物の土の配合レシピ
先ほどの店員さんとお話していると「多肉なら〇〇さん呼んでくるわ」と、奥から多肉植物に詳しい別の店員さんが来てくれました。
そこで、多肉植物の土を配合したいということを伝えると、新潟で多肉植物を育てるための土の配合を教えてくれたのです。
わたしは、赤玉土、鹿沼土、軽石、腐葉土のブレンドが基本なんだろうと思っていたのですが、それとは全然ちがうものでした。
店員さんが教えてくれたのは「軽石とバーミキュライトとゼオライト」を混ぜるという配合。
ゼオライト(根腐れ防止剤)を1割、軽石とパーミキュライトを半々基準に、好みに合わせて比率は調整するのだそうです。
えーーー!?赤玉土も鹿沼土も使わないの!?マジ!?間違いじゃないんですか?汗
びっくして、ひっくり返りそうでした。汗
だって、その配合って土として機能するの!?って感じがしたからです。
だけど、間違いではなくて、赤玉土や鹿沼土という「園芸でよく使う基本の土」を使わないで育てるというのですね。
店員さんのお話では「多肉植物は根をしっかり大きく張らせるような植物ではないから、この配合でよい」ということなのです。
「水はけがよすぎませんか?乾き過ぎません?」って聞いたら、それでいいのだそうです。
土が湿った状態が続くよりも、水はけを重視して、水やりの頻度を多めにするのが狙いなんですって。
実際に、市販されている多肉植物の土を出して見せてもらいました。わたしも知っている土です。
表記では、赤玉土と鹿沼土は入っているけど、配分は全体の1割入っているかどうかくらいとのこと。たしかに、市販の土をよ~くそのとおりに見えました。汗
新潟って湿気が多いし、暑いし、寒いし、いろいろ多肉植物には不利な環境なのかもしれません。
だから、その環境の中でお店に並ぶような多肉をそだてるには、店員さんの配合が優れているのかもしれませんね。
もちろん、市販されている土は、それぞれにオリジナルのブレンドをされていますし、ある程度どの土でも多肉植物は育つと思います。
多肉植物って本当に強く育つものだなぁ~と、あらためて実感しました。
ということで、今回は園芸センターの底力を見せてもらえたという体験をお話しました。
園芸センターって、もしかすると、もっと知られていないサービスがあるのかもしれませんね。汗
みなさんも「こんな隠れメニュー、裏メニューがあるよ!」っていうのがあったら、是非、教えてくださいね♪
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