今回は、多肉植物に最適な土について考えてみました。
独自のブレンドで様々な土を用意するのはとても大変。大量に土を購入してしまうと、保管しておくのにも困ってしまいますよね。
そこで、市販されている多肉植物の土、サボテンの土などの専用土から、わたしの体験の中から最適な土を選んでみました。
いろいろな花や植物の講習会に参加していて考えた結果、わたしの求めているベストに出会うことができました!
春に向けて多肉植物は植え替えのタイミングです。
待ちに待った多肉植物の植え替えシーズン到来!春の成長期に向けて、土いじりができる陽気になってきました。
冬を乗り越えた多肉植物の仕立て直し(葉挿し、挿し木)にもピッタリなのが3月中旬すぎです。何だかんだ言っても、やっぱり春にお手入れしてあげるのが一番よいみたい。
今ころから手入れを初めて、梅雨前までにはしっかり発根して、根付いてくれるかどうかが勝負のポイントだと思います。
昨年は、多肉植物を育てる楽しみの一環として、オリジナル配合の土にチャレンジしてみました。結果的には、どのシーズンもうまく乗り切ってくれて、結構、うまく適応してくれたように感じています。
ですが、今年はアパートで迎える春ですから、大袋でいくつも土を抱えるわけにはいきません。きっと、みなさんの中にも同じような環境の方がいらっしゃると思うのですね。
折角、多肉植物を育てるなら、できるだけよい土で育ててみたい!だけど、市販されている多肉植物の土ってどれが一番よいのでしょうか?
多肉植物に最適な土はどれ?情報が多すぎて逆に困る。
多肉植物の愛好家は、インターネットを見ていても、めちゃくちゃ沢山いますよね。そして、プロ級に上手く育てている方も大勢いらっしゃいます。
そこで、とにかく色々な意見が飛び交っているのが「多肉植物に最適な土はどれか?」
ということです。
ホームセンターなどで園芸コーナーにいってみるとわかるのですが、多肉植物の土やサボテンの土が、いろんなメーカーから販売されていて、どれがよいのか選ぶ側も困ってしまいます。
「どれも同じじゃない?」と思うかもしれませんが、全然ちがいます!
袋の覗き穴から見える土を見ると、土の色や粒の大きさなどもさまざまですし、配合されているものも、それぞれに違っているのですね。汗
アマゾンや楽天などのレビューも、良い悪いが二極化していたり、全会一致でよいといっていたり。よいと言われているからと、実物を見ると、本当に大丈夫なの?(汗)と思ってしまうものもありました。
ここで、わたしの経験を踏まえてお話しますね。
ブログの中でも、何度かお話していることなのですが、多肉植物は育てる環境によって、育ち方も、適した土も違っています。
ですから、どの土がよいということは一概にいえないというのが正解だと思います。
だけど、それじゃあこの話は終わってしまいますよね。笑
わたしもいろいろ試したり、眺めたりしたのですが「これだ!」と思える土を選んでみました。
あかぎ園芸の「サボテンの土」がおすすめ!
わたしが住んでいる新潟市は、とにかく湿気が多いです。そして、お天気も曇や雨、雪の日が多くなりがちで、多肉植物には不利な気候です。
気温も暑いか、寒いかのどちらかに偏ることが多くて、春と秋の快適な時間は、極端に短く感じます。涙
もちろん、わたしは何度も失敗しています!市販の多肉植物の土では新潟の気候に適さないことが多いのですね。
そんな中、とても理想的な土を発見しました!
あかぎ園芸「サボテンの土」です。この土なら、新潟市でも多肉植物はきっと上手く育つと思います。
この土は心底の軽石ベースの土。小さな石の粒だけなんじゃない?!って思えるくらいに、軽石ベースなのです。
パッと見た感じだと、鹿沼土とかバーミキュライトなんかが、ごく少量まざっているんじゃないかと思います。
水はけは抜群によいでしょうから、乾燥気味に育てるにはとてもよいと思います。新潟だと、これくらいでも十分育つと思います。
だって、わたしがオリジナルブレンドした多肉植物の土は「軽石:赤玉土:鹿沼土=3:1:1」ですから。笑
だけど、よく考えてみると、根腐れこそしませんでしたが、水不足気味だったようにも感じているのですね。
そこで、ずっとずっと思っていた、わたしの秘策を告白します。
「山野草の土」が多肉植物に適しているのではないか?
これ、ずっと思っていたんですよ。
いろいろな植物の講習会に参加してみて、どの講座の先生も口にしていたのが「新潟で育てる場合」ということです。
その時には、一般的にいわている各植物のセオリー的な土配合に「鹿沼土を2割程度足すようにする」というような話が、とても多かったように思えました。
そうなると、サボテンや多肉植物の土って、山野草の土配合に近いんじゃないかと思えてならなかったのですね。
そこでこれです!
花ごころの「山野草の土」がすばらしい!
花ごころ「山野草の土」は、小さな粒がとてもよく揃っていて、鹿沼土、軽石、ゼオライトで配合されています。
「赤玉土は環境に合わせて追加してください」ということで、とにかく排水性、通気性、保水性を重視した土だということなのですね。
ゼオライトは、あの独特の深緑色みたいなタイプのものが入っていて、欠片は結構大きめに混ざっています。それ以外は上の画像みたいな感じ。
もうすでに、わたしの実践していたオリジナル配合と同じような傾向です。ということは、この土でもきっと多肉植物は育つと思います。
山野草の土もいろいろだと思うのですけど、この土は、とってもシンプルな土が数種類しか入っていませんし、多肉には好都合なんじゃないかな。
サボテンの土と山野草の土を混ぜて使うことにした!
あがぎ園芸さんの「サボテンの土」は、ちょっと不安になるくらい軽石ベース。そこで、花ごころさんの「山野草の土」を混ぜてつかうことにしました。
サボテンの土5リットルに、山野草の土3リットルをブレンドです。
たぶん、このくらいでちょうど良いのではないかと思っているですが、やってみないとわからないですよね。笑
ということで、2018年は、この土で多肉植物を育ててみようと思います。
うまくいくのか、いかないのか。それを考えるだけでも、かなり楽しみで仕方ありませんのぉ~♪
ネットで調べていると、本当に考えもしなかったことを実践されている方が多くで驚かされます。
例えば、花と植物の培養土をまぜてみたり、堆肥を混ぜてみたりと、ほんとうにチャレンジャーが多いですよね。それでも、よい結果がでているようなのでビックリ!
わたしも、こっそりと日本海側のチャレンジャーとして頑張ってみようと思っていますw
ということで、今回は多肉植物に最適な土についてお話しました。
みなさんの中にもオリジナルのブレンドでチャレンジされているが多いと思います。
良い悪いは別として「こんな配合で使っているよ!」という体験談があれば、ぜひ、コメント欄で教えてくださいね♪
今回の記事がみなさんの参考になればうれしいです。