多肉植物を育てるときに、よく聞くお話のひとつが「枯らしてしまうんです。」ということですね。
多肉植物は強いって聞いていたのに…と心を痛めているかたも多いのではないでしょうか。
わたしも多肉植物を育てていますが、本格的に枯らしてしまうことはほとんどありません。
もちろん、失敗してダメにしてしまうことはあるのですが、多肉植物は、そう簡単には枯れないのです。
だから「ウチのは放っておいても勝手に育っている」というのは、本当であることが多いと信じています。笑
今回は、多肉植物をどのくらい放っておいても枯れないのか、どのくらい水やりをしなくても生きていられるのかについて紹介しますね。
多肉植物はなかなか枯れません。
多肉植物はなかなか枯れることはない植物です。
これは本当の話で、なかなかのしぶとさと、したたかさを持ち合わせているのですね。笑
例えば、ホームセンターや雑貨屋さんに、固まる砂に植えられた多肉植物が販売されていたりしますよね。
固まる砂に植えられた多肉植物は、育てるというよりは「飾る」のが目的で、インテリアとして置いてみるのがよいと思います。
砂がカッチカチに固まっていますから、水やりがしづらいですよね。
だけど、1週間くらいで枯れてしまうこともなく、それなりに長い期間楽しむことができるようになっています。
多肉植物は、水やりができなかったり、忘れてしまったりしても、ほとんど問題にならないことが多いのです。
もちろん、すべての品種がそうだとはいいません。だけど、基本的にはなかなか枯れないと思います。
多肉植物は、枯れてしまうというようりも、腐ったり、傷んだりしてダメになってしまうことが多いのですね。
多くの原因は、水やりでの失敗です。汗
これは、どうすればいいというのが一概にいえませんが、水のあげ過ぎ(頻度と水の量)で、根腐れ、茎腐れを起こしてしまうのですね。
屋外で育てていて、長雨にうたれてしまったときも同じです。
だから、水をあげないから枯れてしまうのではなくて、水をあげるからダメにしてしまうことの方が多いかもしれないのです。
以前に、水やりについて書いた記事がありますから、よかったら読んでみてくださいね。
過去記事:「はじめてでも大丈夫。失敗しない水やりの方法まとめ」
多肉植物に水をあげないとどうなる?
多肉植物も植物ですから、まったく水がいらないのではありません。
むしろ、水を好む傾向にある種類の多肉植物だっています。ここが難しいところなのですね。汗
ところで、多肉植物に水をあげないでいるとどうなるのでしょうか?汗
これって、結構、気になるところだと思うのですね。もちろん、わたしだって気になります。
と、思っていたところ。不意に目に止まったのは、わたしの多肉ちゃんでした。汗
実は、わたしの部屋には、昨年の秋からず~っと水をあげていない多肉植物の「朧月」(おぼろづき)たちがいます。汗
実は、仕立て直しをして発根を待っているうちに、外に出すのも忘れて、ず~っと日陰の部屋でテーブルの上に置かれていたのですね。
その子たちがコレです。↓↓
たぶん、昨年の11月末か、12月の上旬に1回、土の表面を湿らせるていどにお水をあげたかどうかくらいで、それからは完全に放置です。
冬の室内ですから、窓をあけることはないし、日照時間も極端に少ない。暖房をつかうこともあれば、凍えるくらいに冷え切ってしまうこともあります。
環境は最悪なのです。汗
だけど、4月4日現在、まだ生きています。
姿は完全に崩れてしまっていますし、ヒョロヒョロになっているけど、全然枯れていません。
3ヶ月くらい水を断っているのですが、わたしのところの多肉植物は生きているのですね。
繰り返しますが、水やりが無くても、3ヶ月くらいは余裕で生きていることになります。
こんなミラクルが起こるくらいですから、多肉植物が枯れるとすれば、水やり忘れが原因になることは少ないと思います。
もちろん、水が足りてなくて、葉っぱがしなしなになってしまうことがあります。
そのときにお水をあげるくらいでも間にあうのですね。数日すればふっくらしてきますよ♪
ここまでのお話をまとめてみますね。
多肉植物は1か月くらい水やりを忘れても枯れ果てたりしない。
ということで、今回は、多肉植物に水をあげなかったらどうなるのかについてお話しました。
多肉植物は、本当に放置しておくくらいの管理の仕方でも、ちゃんと育ってくれることが十分ありえます。
お世話のしすぎや過保護になり過ぎたが故の失敗の方が多いのですね。
多肉植物は「育てる手間がかからない」といわれているのは、伝説でもなく、本当のことなんだと実感しています。
もしかすると「へたに手をかけすぎるな」というメッセージなのかもしれませんね。
カテゴリー
タグ