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10月末にかけてハロウィンイベントのラッシュですね。街はハロウィン仮装をした人でにぎわっています。
ハロウィンといえば、カボチャのオブジェが目に止まります。ジャック・オ・ランタンは、ご存じのとおり、本来は本物のカボチャをくりぬいて作ります。
ですが、このカボチャは、ハロウィンの後にどうなってしまうのでしょうか。じつはイベント後にも大切な役割があるのです。
ハロウィンのカボチャは食べられるのか?
ハロウィンといえば、誰でも真っ先にイメージするのがカボチャのオブジェですよね。このジャック・オ・ランタンは、食用のカボチャではなく、飾る用のカボチャを使用することが多いです。ですから、基本的には食べたりするものではないのですね。
食べられないことはないのですが、家畜のえさ用に作られたカボチャであったりもしますから、おいしくないというのが正解かもしれません。
わたしは、小学校のときにトウモロコシを育てる授業があったのですが、一生懸命育てて収穫したものは、まったく美味しくありませんでした。うまみがないのです。汗
あとで先生から、育ち方がわかればよいので、食用ではなく「家畜のえさ用」を使っていたということを聞かされて、クラスみんなでガッカリしたという記憶があります。笑
ほとんどは、イベント後に処分します。
ジャック・オ・ランタンは、ハロウィンの1か月前くらいから飾るのですが、本物のカボチャを使うこともあって、はじめは中の実をくり抜かないでおきます。
イベントが近づいてきたら、中をくり抜いて飾るのですが、どうしても時間とともに傷んだり、腐ったりしてしまいます。長く置いておくことが難しいので、イベント後には処分されてしまうことが多いようです。
日本では、ハロウィンの季節になると、本物のカボチャではなく、プラスチックなどで作られた模造品が売られます。イベントが終われば、来年まで片付けておけばよいですよね。
ですが、本当はハロウィンのイベント後にも、このカボチャには大切な役割があるのです。
11月の第4木曜日、感謝祭まで腐らなければ幸運!
アメリカでは、11月の第4木曜日に「感謝祭」サンクスギビングディがあります。この日は祝日になっていて、翌日の金曜日は会社などもお休みになることが多いそうです。
ハロウィンで使用したカボチャは、イベント後にとっておいて、感謝祭まで腐らずに残っていると、縁起がよく、幸運がおとずれるといわれています。東洋の文化以外にも縁起物ってあるのですね。なんだか意外な気がします。
ハロウィン(10月31日)から計算すると、3週間弱。この間に大抵のカボチャはダメになってしまいますよね。腐り出したカボチャは、ものすごい臭いを発します。みんなが苦しむので、とてもじゃないけど置いてはおけません。汗
なんだか、臭そうなニオイがしてくることは、想像できますよね。だけど、そこまで言われると、どれくらいのニオイなのか嗅いでみたくなりません?笑
ですから、現地では、カボチャが腐らないようにいろいろ工夫や加工をして、なんとか持ち堪えるようにしているものもあるそうです。
この話を知らないであろう友達に聞いてみました。
はなのあ:「ハロウィンのカボチャってその後どうするか知ってる?」.
友達:「しってるよ!川に流すんでしょ?」
ハロウィンの後、いっせいにカボチャが川から流れてきたら、それは大きな話題になりそうですけどね。笑
満面の笑みで答えてくれた、あのキラキラした笑顔が忘れられません。笑
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