多肉植物の葉挿し経過観察とその記録を紹介します。
多肉植物は葉挿しで簡単に増やせるのが楽しみの1つですよね。ですが、どれくらいで芽がでるのか、水やりはどうするのか、などが気になっている方もいらっしゃると思います。
そこで、今回は2023年の春から実践している、葉挿しの様子と成長、水やりなどの記録をお話します。
多肉植物の葉挿し経過観察!芽や根はいつでる?水やりは必要?
多肉植物の葉挿しについては、わたしのブログでも、たびたび紹介しています。
基本的には「葉っぱを土に挿しておく」でOKなのですが、挿し方もいろいろ。そして、管理の方法も人それぞれだと思います。
ここ数年は、手元に残っている多肉を大事にしようと考えていたのですが、数がだいぶ減ってしまいました。涙
そこで、2023年は葉挿しで多肉を増やす計画を実行中です。
それでは、さっそく、わたしの葉挿しの様子を紹介しますね。
葉挿し開始【4月末】
2023年の4月末に、いくつかの多肉を購入し、葉っぱを外して葉挿しにしました。
その様子は、前回の記事でも紹介しています。
(過去記事:【実践】多肉植物を葉挿しで増やす!成功のコツを紹介します。)
葉っぱは、横向きにして、土に挿す方式にしてみました。どうしても上手く挿すことができないものは、先っちょを土に挿すような感じではじめました。
玉つづりや姫秋麗などの玉葉は、葉っぱをポロポロ外して、土の上にまく感じでOKです!米粒みたいは大きさの葉っぱも芽が出ると信じてチャレンジです♪
そうそう!どんな種類の多肉植物を葉挿しにしたのかを、ざ~っくりと紹介しますね。
・だるま秋麗
・メラコ
・アドルフィーコッパー
・ピンクルルビー
・恋心
・姫秋麗
・玉つづり(ビアホップ)
・桃太郎
・紫麗殿
・桃美人
…etc
【1ヶ月後】しっかり芽が出た!(5月末)
葉挿しを始めて1ヶ月後には、しっかりと芽が出てきました!
大体10日~20日くらいで、根っこが出てきたり、芽がでてきたり、何かしらの動きが出てくるようになります。
上の写真は、紫麗殿たちですが、めちゃくちゃ発芽率が高いです。ほぼパーフェクトに発芽してくれましたよ~
パープルディライトも、やたら元気よく芽が出てきてくれました!
この手の葉っぱが大きい多肉植物は、葉挿しの成功率が高いと確信しているのですが、期待を裏切ってくれるのが、桃太郎さんです。
桃太郎さんとは相性が悪いのか、そういうものなのか、ほとんど動きが感じられません。汗
ですが、よ~く見ると小さな芽と根っこが出ているものもありました!少しずつでも動きが出てくれているのは確かです。
今回挑戦している葉挿しでは、挿してから1ヶ月くらいまでは、2~3日に1回程度、かる~く霧吹きをしてみました。せっかく出てきた根っこが枯れてしまったらアウトだと思いまして。もう少し芽がしっかりしてきたら、水やりしても良いです。
【2ヶ月後】どんどん育ちだした(6月末~7月初旬)
先ほども登場した、紫麗殿です。この子たちの育ちっぷりは早い!
このくらいの大きさになってくれれば、普通に水やりをしても大丈夫です。あくまでも感覚としての話ですが、お水をあげた分だけ、どんどん育つって感じです。
動き出しが鈍かった、玉つづりやピンクルルビーも芽が出てきました!
多肉植物は、種類によって発芽や発根が遅いものもあります。
上の写真くらいの大きさであれば、土の表面が乾いたら、かる~く霧吹きをしてあげるとよいと思います。もちろん、1日に1回で十分ですし、毎日欠かさずでなくても大丈夫です。わたしは2~3日に1回くらいのペースであげていました。
【3ヶ月後】どんどん大きくなっていきます。(8月中旬)
3ヶ月くらいになると、葉挿しの先っちょには、しっかりと子株ができあがってきます。
もちろん、品種によって育ち方には違いがあるのですけど、紫麗殿なんかはグングン成長していきました。
他の多肉たちも、成長していることが見てわかるくらいに動き出しておりまっす。
春の葉挿しは、梅雨や猛暑の夏を乗り切れるかが勝負どころになります。今年の夏は、猛烈に暑かったですから、中にはチョリチョリになって、干からびしてしまうものもありました。
葉挿しをすると、必ずいくつかは失敗してしまいます。まぁ、この辺は仕方のない事だと割り切ってしまう方が、気持ちが楽でよいと思っています^^
葉挿しの管理方法や水やりはどうするの?
最後に、葉挿しの管理方法や水やりについて、わたしがどうしているかをお話します。
あくまでも、ひとつの参考例としてお聞きくださいね。
まず、葉挿しした多肉は、日当たりのよい場所というよりも、直射日光のあたらない明るい場所で管理していました。屋外の東側にある、父の工具棚の中に置いていました。
丁度、屋根付きの多肉ラックにピッタリな棚なので、ベストポジションだと思っています。w
そして、水やりですが、わたしは土の表面が乾いたら霧吹きをするようにしていました。
暑い季節ですから、根っこが干からびてしまってはアウトなんですよね。汗 ですから、出たばかりの根っこが、チョリチョリにならないようにシュッシュするという感じです。
しっかりと、多肉の芽が育って、つまめるくらいの大きさになってくれれば、普通に水やりを始めても大丈夫ですよ。
ということで、今回は、春から実践している多肉植物の葉挿しについてお話しました。
今回の記事がみなさんの参考になれば嬉しいです。