【多肉植物】冬の水やりと断水はどちらが正しい?結論はコレだ!

多肉植物を育てるときの大きな課題のひとつは「水やり」です。

とくに、水やりは「水やりする」「断水する」という2つの意見があって、はじめて冬を迎える方には、どちらが正しいのか迷ってしまいますよね。

今回は、わたしの体験をもとに、多肉植物の冬の水やりと断水について、どちらが正しいのかの結論をお話します。

【多肉植物】冬の水やりと断水はどちらが正しい?結論はコレ!

多肉植物の冬の水やりについて、「水やりをするのも、断水するのも、どちらも正しい」というのが、わたしの結論です。

わたしは趣味の範囲で多肉植物を育てていますが、愛好家の方や専門家の方の意見を聞いてみると、やっぱり、それぞれなのですね。

わたしは、どちらの方法も実験的に試したことがあるのですが、どちらもきちんと冬を越すことができました!

そうなると「水やりをするのも、断水するのも、どちらも正しい」と言わざるを得ませんよね。笑

ですが、冬に水やりをする場合は、少し気づかいが必要だと思っています。

多肉植物は冬に水やりの必要はない?

わたしは冬でも、夏でも、多肉植物に水やりをしています。ですが、冬の時期の水やりは、他の季節に比べると、頻度も水の量も控えめです。

多肉植物は冬の時期になると、成長の速度がゆっくりになります。

冬が休眠期にあたる品種も多いですから、春や秋のようにガンガン水やりをする必要はありません。夜間の冷え込みのことも考えて、お天気がよくて暖かな日に、株本を湿らせるくらいの気持ちであげるようにしています。

頻度は月に1回くらいでも十分かなぁという感じ。室内で育てている場合は、もう少し頻度があってもよいかもしれません。

暖かな場所で育てる場合は、多肉が休眠しないといいますから、育ち方を様子見しながら調節してあげればよいと思います。

もちろん、断水(お水をあげない)という意見も間違いではありません。

多肉植物は冬の時期に水を控えることで、次のようなメリットがあるのです。

  1. 休眠期の根腐れ防止
  2. 耐寒性があがる
  3. 綺麗に紅葉してくれる

どれも多肉植物にとっては大事なポイント!特に紅葉や、耐寒に備える意味では、水を切ることってセオリーのようになっています。

ぶっちゃけ、大抵は何か事件が起こった後でネット検索をすることが多いですよね?

ですが、予防も含めて「冬の時期は水やり控えめに」と覚えておくのが安全・安心だと思います。

多肉植物はなかなか枯れない!

多肉植物は他の植物に比べると、水やりの頻度は少なくても大丈夫です。1週間くらいでは、簡単に枯れたりしないのですね。

むしろ、気を利かせて水やりをしすぎることで事件が起こるケースの方が多いのではないかと思います。

以前に、多肉植物に一切水を与えなかったらどうなるのかを調べたことがあります。その時の記事がありますから、よかったらご覧になってみくださいね。

想像しているよりも、うんと長生きしてくれることに驚くと思いますよ。

【参考】多肉植物は枯れないって本当?水やりをしないでどのくらい生きるのか調べてみた。

多肉植物の専門家はどうしているのか?

わたしがたびたび利用している「細川洋蘭農園」は、大きなハウスが多肉売場になっています。(新潟県内でも最大級の多肉売場だと思います。)

これだけ大量の多肉植物を冬の間はどうやって管理しているのか聞いてみると「夜間は暖房を入れている。水やりは週1くらいでやっている。」ということでした。

ちょっと意外だったのですが、冬でも水やりをしているという点ですよね。それでも失敗はほとんどないということでした。

多肉の育て方や管理方法は、これが絶対というわけではなく、育てる環境や水やりの習慣などは様々ですが、多肉もそれぞれの環境に適応してくるのではないかと思っています。

ということで、今回は多肉植物の冬の水やりについてお話しました。

みなさんは冬の間の水やりはどうしていますか?よかったら、コメント欄で教えてくださいね!失敗談も大歓迎です。

今回の記事がみなさんの参考になればうれしいです。