多肉植物を安く手に入れたいと思っている方におすすめなのが、植物のフリーマーケットや展示即売会です。

わたしの暮らしている地域では、大型の花木販売店などで、毎年恒例のイベントになっているんですよね。つい先日(11月の中旬)は、山野草のフリーマーケットに行ってきましたよ。

そこで購入した格安多肉を使って、念願の大量繁殖にチャレンジすることにしました。

多肉植物が安く買える!フリーマーケットの多肉で大量繁殖に挑戦

わたしが足を運んだフリーマーケットは、名目上「山野草」が主役になるはずのイベントです。毎年楽しみにしているのですが、何年も参加していると気づくことがあったのですね。

イベントの名目なんて関係ないということです。笑

山野草だけが並ぶだけでなく、サボテンや多肉植物も並びます。盆栽や鉢や園芸道具など、ほんとうに園芸愛好家の為のイベントという感じなんです。

一般の園芸愛好家が育てた植物たちが、格安でブースにならびますから、珍しい品種や見慣れた品種も、お店の商品とは一味違った「芸」があるんです。(見た目の味わい深さという意味ね。笑)

わたしが行ったときには、すごくボリュームのある虹の玉なんかは、一鉢100円とかでしたし、ハオルチアもいくつか並んでいましたよ。

まずは、その中で私が狙いを定めた多肉が3つを紹介します。

フリーマーケットで購入した3つの多肉植物

わたしがフリーマーケットで購入したのは、上の写真にある3つです。

オパリナラウリンゼ初恋。どれもわたし好みで、ひと目で気に入ってしまいました。

だけど、よく見てみると、葉っぱにソバカスのようなものができていたり、少し汚く見えてしまいませんが?

これは、絶対に今年の夏の影響があったと思っています。今年の夏は異常な暑さと気候でしたから、わたしが育てていた多肉たちも、同じような症状が出てしまいました。

そのせいもあって、ひとつ100円~300円。合計で600円。きっと、普通に購入すれば、今年の価格だと、一鉢380円~780円くらいはするはずです。

わたしが購入を決断したポイントは、どれも株自体がしっかりと育っていますし、何よりも葉が大きく育っていること。これには狙いがあるんです。

わたしが夢見ていた多肉植物の繁殖計画

実は、今年の春にお邪魔した多肉植物のガレージセール。そのオーナーさんとのお話が、とっても印象的だったのですね。

高い品種であっても、形が崩れたり、葉っぱが汚れたりしてしまうのであれば、葉っぱをむしって大量の葉挿しにしてしまうというのです。

わたしには、到底チャレンジできない、雲の上の話だと思っていました。ですが、フリーマーケットで購入できた多肉たちであれば、来春に向けて挑戦できるのではないかと思ったのですね。

葉挿しなどは、冬の季節には向きません。寒い季節には、葉挿しであっても発芽、発根に失敗することもありますし、速度がゆっくりなのも確かです。

ですが、まったくできない訳ではありません。

ですから、冬越しで株ごとしっぱいする可能性があるのであれば、葉挿しにしてしまうのもありだと思うんですよね。

現に、冬の寒さで凍傷になってしまった多肉たちは、挿し木や葉挿しで復活しているものもあるからです。

ガッツリ葉挿しで来春に期待!

わたしが購入した多肉たちは、葉は汚れているものの、肉付きは非常によいものが多かったです。

ですから、きっと葉挿しにすれば、発根や発芽の可能性は、かなり高いと思うのですね。

そこで、思い切って葉を外し、ばっちり葉挿し用の鉢に植え付けてきました。

爽快にブチブチ葉っぱを収穫して、大量にセッティング!

だけど、やっぱり全部をむしるのはかわいそう。もとの苗には、先の方に頭が残るようにしておきました。

この苗は、そのまま植え替えをせずに、冬越しようのボックスにいれて、春を待つことにしました。

冬の季節にこんな大胆なことをしたことはないのですが、今年は暖冬だといいます。

それでも、新潟の冬は話が別だと思いますが、どうなるのか、これも試してみないとわからないですよね。

来春にむけて冬が乗り切れるのか、春にはどうなるのか本当に楽しみです。

ということで、今回は、フリーマーケットで購入してきた多肉植物の活用方法と、わたしの2018年最後の多肉チャレンジについてお話しました。

このブログでは、まだ紹介していませんが、冬越しの準備もバッチリすませることができた!

ところが、今年の冬越しには、これまた、多肉植物の愛好家として最高に嬉しい体験をすることができました。

そのお話は、別の機会に紹介したいと思います。

みなさんは、多肉の冬越し準備は完了しましたか?まだの人は、この週末にでも、是非、対策をしてあげてくださいね!

今回の記事がみなさんの参考になれば嬉しいです。