9月に入り一気に秋めいてきました。びっくりするくらいに過ごしやすくなりましたね。
さてさて。多肉植物は9月入ると夏の疲れがどっと出てくる季節にもあります。みなさんの多肉植物は無事に夏を乗り切れたでしょうか?
今回は、わたしの多肉植物の夏越し結果報告と、2018年の夏に学んだ「絶対にやるべき多肉植物の夏対策」についてお話します。
これまでにない大惨敗!多肉植物がほぼ壊滅状態。
2018年の夏は酷暑、猛暑という言葉がぴったりな、猛烈な暑さの夏でしたよね。
わたしが暮らしている新潟市は、雪国なんて言葉が記憶から消えてしまいそうなくらい夏の暑さが厳しい地域です。
特に今年は、例年の日照時間をはるかに超えるくらいのカンカン照りで、とにかく「例年」なんて言葉が当てはまらない日々でした。
今年はお引越ししてからはじめての夏だったのですが、結論からいうと「大惨敗」「大々惨敗」「大大大惨敗」くらいに大失敗でした。
わたしのベランダの多肉植物は、壊滅状態といっても過言ではありません。涙
昨年は力をいれて、いろいろと対策をしたり、手入れをしたりしたのですが、今年は全くやらなかった2つのことがあるんです。
というのは、あまりにも手をかけすぎたのでは過保護になってしまって、多肉植物にもよくないのではないかと考えたからなのですね。
ところが、それが仇となってしまう、一番どうしようもない結末につながってしまいました。涙
夢見たセンペル畑は無残な枯れ野原になった。
とにかくこれが一番悔しい!
今年のテーマに決めていたセンペルビウム。見るも無残なほどに枯れ野原と化してしまいました。涙
これまでもチマチマと育てていたのですが、夏だろうと、冬だろうと、梅雨だろうと、他の方が言っているような蒸れや枯れ込みなんて、ほとんど経験したことがなかったのですね。
だから、むしろ自然に任せて育てていれば、それでバッチリ元気に育ってくれるものだと信じていました。
しかも、屋根付きのベランダで、フラワースタンドで風通しよく、お日さまもバッチリあたる環境を作ったので、モリモリになると信じていたんです。
ところが、今年は相手が悪かった~!こんなに暑かったり、なんだりかんだりするのだから、やっぱり、雨対策と遮光ネットはしておくべきだったと大反省しております。涙
まぁ、とにかく梅雨のころからの蒸れと枯れ込みがとまらなくなってしまって、いまはこのありさまです。
これは、実家の多肉棚に入れてあったセンペルビウム。
直射日光が当たらないし、雨除けもバッチリな環境で育てられた(放置w)ものです。状態は良好!蒸れも何も問題なしでござります。
多肉植物の夏負けと葉っぱの被害がヒドイ!
わたしはベランダで吊り鉢にして多肉植物の多くを育てています。
風通しと日当たりは良いですし、雨も程よくあたる環境になっていると思います。本当にほどよいんです。
ですが、どういうわけか、今年はこんなありさま。涙
腐ってしまう多肉たちも多かったですし、グミってきているものもあります。
一見元気そうに見えるものも、葉先が黒ずんできていたりして、なんだか大いに不満が残る夏となってしまいました。
いままで、こんな経験はほとんどないのですが、ツキトジたちも、枯れ込んでしまったり、腐ったりして大被害!
これは実家のものなのですけど、もはや崩れてしまっています。そうそう。親父が「名札が邪魔!」とかいって、適当に挿し替えていますw なぜか、この子たちはオブツーサになりました。笑
月美人さんたちは、真っ先にダメになりそうなのですが、全員無事に夏を乗り切りました!
ですが、葉っぱがブチてしまったり、黒すすっぽくなったり、なんだか不安要素が残ってしまう結果になりました。汗
実家の多肉たちは雨除けはできているのですけど、今年は日よけをできなかったので、まぁ、このくらいの結果でも満足すべきなのかもしれませんよね。
最後にわたしのベランダのルペストリス。
ベランダ多肉の共通の特徴というか、症状がバッチリ出ています。
今年は、こんな感じで、葉っぱが溶けたようになったり、萎びてチョリあがったりして、手入れの仕様がない状況なってしまいました。
ここ数日、過ごしやすい日が続いてきたなぁ~と思っていたら、急激にこんな状態になってきたのですね。汗
多肉植物って、暑いとか寒いとか、その時に症状がでることもあるのですが、時間差で問題が浮上してくることもあります。
時間差攻撃には油断なりませんから、要注意なんですよね。これ、どうやって仕立て直そうかなぁ~。
2018年の夏に学んだ絶対にやるべき夏対策。
ということで、繰り返しになりますが、2018年の夏は大惨敗な結果となってしまいました。
ですが、この失敗は学びとして来年につなげないと勿体ないですよね!
冒頭でお話しましたが、今年は2つのことに手をつけずに多肉チャレンジを決行しました。それが敗因だと思っています。
1.雨除けや雨対策はしておいた方が無難
雨が少ない地域では、雨除けなどの対策は必要ないのかもしれません。
というか、雨にあたることで元気なる多肉たちもいますから、雨対策といってもピンとこないかもしれませんよね。
ですが、今年のような真夏の暑い時期には、やっぱり、積極的に雨に当てるのはリスクの方が高いように感じました。
ゲリラ豪雨などもそうですが、夏の雨はその後の蒸れも危険がいっぱいです。
ですから、何かしらの雨よけや雨対策をしておいた方がベターだと実感しました。
雨のときだけでも、衣装ケースをかぶせたりして、来年はチャレンジしようと思っています。
2.遮光ネットや寒冷紗は使うべき!
遮光は必要ないかなぁとも思っていたのですが、これも対策しておいたほうがよいと実感しました。
実は、8月にテレビで放送された「趣味の園芸」で、サボテンを育てるときにも遮光ネットを使うという話題があがっていたのですね。
そのときは、遮光率10%~40%くらいで対策をするのがよいということでした。
わたしも、いろいろと実験はしていたのですが、新潟市ならば遮光率10%~30%くらいが適切なんじゃないかと思っていました。
思っていたのに実行しなかったのは大反省。5月から8月は、何だか自分自身もボロボロだったからなぁ・・。なんて、言い訳をしていてもしょうがないですよね。汗
来年は絶対に遮光ネットで対策するぞー!
ということで、今回は多肉植物の夏越報告でした。
2018年は自然界の厳しさを教えられた夏となりました。
みなさんの多肉たちは無事に夏を乗り切れましたか?よかったらわたしにも教えてくださいね!
今回の記事がみなさんの参考になれば嬉しいです。