は台風の季節ともいわれていますが、同時にゲリラ豪雨にも気をつけておきたいですよね。

つい先日、新潟でも久しぶりに雨となったのですが、短時間で集中的に降るような雨でした。本当に短い時間でしたから「一瞬だったなぁ~」なんて、のん気に眺めていたのですね。

その後は風もあったし、湿気がひどいということもなかったので、屋外の多肉植物たちにも恵みの雨になったと思っていました。

ところが、それが大間違い!時間差でガッツリ多肉被害が出てしまいました。

わたしにとっては大事故。ですが、その様子がとっても不思議だったんです!今回は、夏の豪雨での多肉被害の様子と、その対処方法についてお話します。

真夏の雨は破壊力が抜群!何かしらの事故は起こるもの。

新潟県では、2018年の梅雨、夏の降水量は非常にすくなく、植物や農作物にとっても痛手になってきていると思います。

先日の台風や、これから来る台風の影響での雨は「恵みの雨」になりそうな雰囲気がありますが、多肉植物にとっては危険含みの雨になります。

夏は気温が高いですから、とにかく蒸れの原因になりやすくて、屋外で育てている多肉にとっては一気に蒸し上がるような事になってしまうこともあるのですね。

このことについては、先日のブログでも書いてありますので、よかったらご覧になってみてください。

過去記事:「酷暑、真夏日の連続で多肉植物が急変!夏に起こりがちな2つの多肉トラブル。

わたしは、屋根のあるベランダで多肉植物を育てています。

洗濯ものは外に干しませんから、物干し竿に吊り鉢で育てているものと、ベランダの床に収穫コンテナーをひっくり返した台の上のプランターで育てているものがあります。

吹き付けるような雨でなければ、バシャバシャ雨がかかることはありません。

ですが、先日の雨は強風をともなうような雨でしたから、バッチリ雨をかぶることになりました。

ですが、ちょっとくらいなら自然界でも普通にあり得ることだと思っていたのがあまかった!見事に事件が起こってしまったのです。

多肉植物の葉っぱが一気に閉じ出した!

今回の多肉被害は、センペルビウムという種類に限定されていました。

もともとセンペルビウムは蒸れに弱いということを知っていたのですが、雪の下になっても生きているし、屋外でブロックのすき間に植えられたようなものも元気に育っているので、雨なんて関係ないと思っていました。

わたしの環境は、それよりもずっと雨対策はできているし、なおのこと安心だと思い込んでいたのです。

ところが、雨の後、2日くらい経った頃からセンペルビウムの葉が閉じ出したことに気づきました。あんなに開き切っていて、どうしたものかと悩んでいたのに。汗

「え?何でいま葉っぱが閉じるんだろう?」と思いながら過ごしていると、時間とともに葉っぱがフニャフニャになるというか、ふやけるような感じになってきました。

雨の後は、とてもよく晴れましたから、葉っぱも乾いてくれればもとに戻るかなぁ~なんて、のん気に構えていました。

ところが、結果は真逆!いっぺんに枯れ込み出してしまったのです。涙 これは一大事!大事故発生です。

こっちは、色が褪せたようになっていますが、葉っぱは柔らかくなっていて、完全に蒸れた状態になっています。触ってみてOUTだなぁ・・・と感じるくらいです。

えらいことになったでしょ?こういうことって、多肉やっていると、一度は遭遇することなんですよね。・・・逝っちゃってますよね。涙

結構、混みあっていますから、なおのこと悪かったのかもしれませんが、ランナーで子株も出てきていましたから、急ぎ救助活動にでることにしました。

枯れた葉っぱ、傷んだ葉っぱをピンセットで除去!

時すでに遅しかもしれないのですが、多肉植物が傷んでしまった場合は、傷んだ葉っぱ、傷んだ部分を取り除くことからはじめます。

枯れ葉や傷んだ葉っぱが、また水分を含んだり、グズグズになって他の子たちに付着するのを防ぐためです。できるだけ二次災害を防ぐ作戦です。

園芸用のピンセットは、実家に置いてきてしまったので、ホームセンターへ走りました。こういう時は、やっぱり道具があったほうが便利!

このくらいスッキリと枯れ葉と傷んだ葉をむしりあげました。笑

これで風通しも良くなるだろうし、あとは復活を全力で祈るばかりです。

この子は、ずっと欲しかったセンペルビウムなんですけど、みなさんに紹介しようとおもって、ベランダ待機していたんです。汗

なんだかキャベツ畑みたいで、すっごく可愛くて景色もよかったんですよ~。

だけど、この度の雨でえらいことになり、急きょ子株をカットして避難させることにしました。葉っぱが溶けだしてしまった部分もあり、そこはむしりあげました。

親株から伸びてきたランナーも傷んでしまったので、思い切ってカット!

小さすぎるものはあきらめましたが、できるだけ収穫して、葉挿し組の育苗トレーに挿しました。この大きさなら大丈夫だと思うんだけど、ちゃんと根っこ出てくれるかなぁ・・・

ということで、今回は真夏の雨の多肉被害の様子と、わたしなりの応急処置の方法を紹介しました。

同じ環境でも、処分品の100円センペルたちは、えらく元気!なんでこんなに差ががでたんだろうと不思議ではありますが、これもまた一興なんでしょうな。笑

センペルビウム以外の多肉植物も、葉っぱが蒸れてグミったり、急に葉っぱを落としてしまったりと、いろいろなことが起こると思います。

雨の後、数日たってから変化が出てきますから、様子見と声掛けは必須ですね。人間と一緒です。笑

みなさんの多肉植物は大丈夫でしたか?よかったら、コメントで教えてくださいね!

今回の記事が皆さんの参考になればうれしいです。