セダムスペクタビレ、オオベンケイソウ

多肉植物は冬の寒さに負けてしまうようなイメージが強いですよね。

お店には年中多肉植物が並んでいますが、購入後にダメにしてしまうことも少なくありません。

そんな中、とっても楽しみと希望がもてる多肉植物と出会うことができました。

セダムスペクタビレという多肉植物が、寒い冬も乗り切れると大プッシュされています。

新芽がポコポコ出てきているのですが、小さなキャベツみたいでとってもかわいい!調べてみたら、まさかと思うような事実にビックリしました。

今回はセダムスペクタビレの育て方特徴、注意しておきたいポイントについてお話します。

セダムスペクタビレは、オオベンケイソウと同じ!

セダムスペクタビレと、おしゃれな名前で言われてしまうと「なになに?新しい多肉なのかな?」と思ってしまいますよね。

聞きなれない名前だったので調べてみると、なんとビックリ!わたしの実家に何年も前からある「ばあちゃんのベンケイソウ」こと、オオベンケイソウと同じものみたいなんです。

多肉植物って、呼び名がいろいろあって同じものでも、別物のように聞こえてしまうから、ややこしいですよね。笑

スペクタビレとオオベンケイソウが同じものとしてお話しますね。

スペクタビレは、本当に越冬することができます。雪の下のになろうが、霜にあたろうが、春になると小さなキャベツのような新芽がポコポコでてきます。

新芽の形をみると、葉牡丹のようにも見えるし、エケベリアの仲間?と思ってしまいそうな姿にも見えるくらいです。とってもかわいいんですよ♪

順調に育てば、なんとなくもっさりした感じのお花が咲きますw

だけど「越冬できる」という表現を文字のまま受け取ってしまうと、勘違いしてしまうこともありますから、プチ情報をプラスしておきますね。

スペクタビレは宿根草のように地上部が枯れます。

セダムスペクタビレ、オオベンケイソウ

スペクタビレ(オオベンケイソウ)は越冬できると言われているのですが、冬になると地上部の茎や葉は見事に枯れたような姿になります。

ぱっと見た感じは、とても残念な姿になるのですが、宿根草のように根っこが生きていれば春に新芽を吹き出すという具合です。

多肉植物は、何年も生きる多年草タイプのものが多いですよね。

よく考えてみると、グランドカバーに植えるセダム(なんちゃら万年草)なんかは、一旦は枯れたようになっても、春先に復活してきたりします。

もしかすると、多肉植物って全般的に、根っこが生きていれば復活してくるものなのかな?汗

スペクタビレの育て方と注意したい3つのこと。

セダムスペクタビレ、オオベンケイソウ

スペクタビレは、他の多肉植物に比べると育てやすいように感じています。

わたしの実家では、普通の草花のプランターに、市販の草花用の培養土を使って植えてありますが、まったく問題なく育っていますよ。

ですが、わたしの家のものは毎年、何かしらの事件は起こっていますので、体験した範囲でお話しますね。

1.長雨になると弱りやすい

基本的には、通年で屋外に置いてあるスペクタビレなのですが、雨が続いてしまうと弱ることがあります。

全部が一律に弱るわけではないのですが、梅雨から秋にかけての長雨は、あまりよくないようです。

2、3日の雨であれば、何の問題もないのですが、とにかくじめじめ、じとじと、土が乾かないような状態は不利です。

地植えよりは、鉢や移動しやすいサイズのプランターでチャレンジしてみるとよいと思います。

2.虫害に要注意!とにかく何かしらつく。

わたしの育てている環境や、育て方がわるいことも原因だと思っています。

わたしは虫対策を基本的にしませんから、どこぞの季節で、何かしらの虫害になやまされます。

もしかすると、次の項目と関連して、虫がつきやすくなるのかもしれません。

3.思っているよりも背丈が高くなる!

これは本当に油断ならぬ点なのですが、スペクタビレは草花に近い育ち方をします。

ですから、背丈も20cmくらいに大きくなります。(もうちょっと大きくなるかも。汗)葉っぱも大きく、おいしそうにそだちますw

そのうえ、細かいお花が集まって咲き、こんもりしたような雰囲気になります。

小さな新芽の姿にキュンキュンしていると、立派に育った時のギャプが大きいでしょうから、大人になった姿もご覧になってみることをおすすめします。

ということで、今回はセダムスペクタビレについてお話しました。

春が近づくにつれて、新芽が吹き出す姿は、ほんとうに喜びや希望を感じることができますよ♪

もう、寒い冬は十分に体験しましたから、早く春が来てくれることをいのるばかりですw