今日は読者さまからメールを頂きましたので紹介します。
「今年の秋から多肉植物デビューをしました。冬の間は水やりをしないと聞いたのですが、はなのあさんはどうされていますか?」
ご質問のメッセージありがとうございます。
多肉植物は冬の間、休眠期に入るものもありますから、たしかに水やりには気をつけてあげたいですよね。
育てている環境や地域にもよると思うのですが、わたしはインターネットで書かれているとおり育てても、うまくいきませんでした。
今回は「はなのあ流、多肉植物の冬の水やり」についてお話します。
絶対にやってはいけないことが1つだけありますので、ビギナーの方は是非、参考にしてみてくださいね。
多肉植物は夏と冬に断水するって本当?
多肉植物の育て方をインターネット調べたことがある方って、とても多いと思います。
もちろん、わたしもスマホ片手に調べることがありますよ。笑
ところが、ネットで見つけた情報をそのまま実践すると、うまくいかないことも多いのですね。
わたしは新潟県の新潟市で多肉植物を育てていますが、なかなか情報のとおりに上手くいかないことも多いですし、生育の時期もズレがあるように感じています。
さてさて。多肉植物の育て方って、人によって様々だと思うのですが、セオリーのようになっていても、わたしには当てはまらないのが「夏と冬の水やり」です。
多肉植物を育てていると、事件が起こりやす季節は3つあると実感しています。
梅雨、夏、冬。これらの時期には、置き場所や水やりに気をつけるようにしたいですね。
「夏や冬の休眠期には、お水を与えずに断水します。」と書かれていることがありますよね。
ところが、わたしの場合、そのとおりに実践すると、多肉がしおれてきてしまったり、葉っぱっが落ちてしまったりすることも多かったのです。汗
もちろん、枯れることはなかったのですが、どうも「断水」は違うように感じていたのですね。(わたしの多肉には合っていないみたい。汗)
そこで、いろいろなお店の方や生産されている方にお話を伺っていると、新潟ならでは育て方や管理方法があるとうことに辿りついたのです。
断水するどころか、どの季節であっても水やりをしています。
完全に水やりをせずに育てるとどうなるのか検証した記事がありますので、よかったらご覧になってみてくださいね。
過去記事:「多肉植物は枯れないって本当?水やりをしないでどのくらい生きるのか調べてみた。」
多肉植物の水やりは頻度と量を調節します。
多肉植物は季節によって、育ち方というか、成長スピードが違っています。
たしかに、成長が止まったように感じることもあるのですが、生きていることには違いないのですね。
そこで、わたしが実践している冬の水やりについてお話します。
わたしは冬の間も水やりをします。ですが、頻度は月に1回くらいで、株元に水さしで一傾けくらいです。(タプンとして、株元を湿らせる感じ)
春や秋は「鉢底から水が流れるようにたっぷり」あげるようにしていますが、冬には適しません。
そして、必ず晴れた日、いつもよりも暖かい日にあげるようにしています。
あくまでも目安ですが、気温は5度以上のときに行います。そうでなければあげません。(新潟市内だと、3度あれば雪が少し溶けてくれますから。笑)
もちろん、気温が低い日が続けば「月に1回」にならないこともありますが、12月から3月いっぱいくらいまでは、こんな感じで過ごしています。
多肉植物の葉水はNG!夏と冬は避けたほうが無難。
多肉植物の水やりに迷ったときは「水やりをしない」という選択をしたほうがbetterだと思います。
観葉植物を育てるときには、水やりに迷ったときは葉水をすることがありますよね。
ですが、多肉植物には葉水をしないほうが無難だと思っています。特に夏と冬は避けたほうがよいと感じています。
夏場は蒸れというか蒸し上がるような感じになってしまうことがありますし、冬は葉水が原因で冷えすぎて冷害のようになることがあります。
春秋などは、ちょっとくらい水浴びさせてあげてもよいのですが、季節によってはトラブルのもとになることもありますから、どうぞご注意くださいね!
霧吹きを使う場合は、多肉全体に吹きかけるのではなく、株元を湿らせるようにシュッシュしてあげるのが良いです。
この方法なら、水やりの代わりに頻度調節しながら実践してみても大丈夫ですよ。わたしもやりますが、腐るようなことはありません。
ということで、今回は多肉植物の冬の水やりについてお話しました。
あくまでも、わたしが実践していることですから「これが絶対!」というわけではありません。
もちろん、みなさんの環境では、もっとよい方法や適した方法があると思います。ひとつの実践例としてご覧いただければ幸いです。
みなさんは、どんなふうに冬の水やりを実践していますか?よかったら、コメント欄から教えてくださいね!
今回の記事がみなさんの参考になれば嬉しいです。