多肉植物を育てていると、なかなか本のとおりにいかないことは多いものですよね。
大切に育てていても、ときにはダメにしてしまうことだってあります。
わたしも数々の失敗をしてしまいましたが、その中でも気を付けてあげたいのが季節の変わり目の管理方法です。
人間でもそうですが、植物も季節の変わり目には弱ってしまうことがあるのですね。
今回は、わたしの体験をもとに、季節の変わり目に起こりやすい多肉植物の変色や枯れこみの理由をお話ししたいと思います。
夏から秋ににかけては、気づかぬ変化がたくさんります。
季節の変わり目としては、夏から秋への移り変わりに注目してみたいと思います。
毎日の生活の中では、都度、季節の変化にきづくことは難しいですよね。
ところが、夕方になってみると不意に気づかされることもでてきます。
たとえば、虫の声が変わっていたり、日の沈むのが早くなったり、確実に季節は変化していることを感じることができますね。
ここに今回お話しするヒントがあるのです
日照時間や日の当たり方が変わってきます。
季節がかわると、日が長くなる、短くなるということに気づきますね。
日照時間はいつも一定とは限りません。だけど、わたしが注目したいのは、日の当たり方なのです。
春夏の気分のまま、秋冬に突入すると、鉢を置いている場所、多肉植物を育てている場所に日が当たりにくくなっていることがあります。
日中、家を空けることが多いわたしは、日の当たり方なんて、まったく気づかないことでした。汗
たまたま、お休みの日に多肉いじりをしていたら、日が当たっていないことにきづいたのです。
棚においている鉢たちも、ほかの鉢の影になってしまったり、下段に日があたらなくなってしまったりすることがあります
例えば、窓辺に置いている場合でも、光の差し込み方が変わっていることも考えられますね。
わたしのお部屋の観葉植物の葉っぱは、光を求めて伸びているのですが、その方向が若干かわってきているのも確かな話なんです。
水やりは様子を見ながら調節しましょう。
多肉植物のお世話でなかなかむずかしいのが水やりですね。
水やりは、育てる環境によっても加減が変わってきますし、品種によっても違いがあります。
ところが、これまた本にかいてあるとおりにはいかないのですね。
「夏場は水やり控えめ。秋になったらたっぷり。」なんていわれても、どれくらいの頻度なのか、どれくらいの量をあげればよいのかって、やってみないとわからないのです。
屋外管理の場合は、湿気や雨との兼ね合いがありますから、あげすぎになってしまうこともありますね。
夏の「控えめ」から、まずは10日に1回くらいの水やりで様子をみて、弱ったり、伸びすぎたりしないかをチェックしてみましょう。
多肉植物は朝晩の冷え込みにあてることも大切。
多肉植物は屋内にディスプレイされていることも多いですが、基本的には屋外で育てるほうが良いと思っています。
暑さ、寒さがあるからこそ生きるパワーを見せてくれるのだと信じたいのですね。
このブログでも、たびたびお話ししているのですが、気温の変化って多肉植物には大切なスイッチになっているみたいです。
秋から冬にかけては、紅葉を楽しむことができる品種もおおいですから、是非、外気にあててあげてください。
風通しのよさも大切ですから、空気の流れのある屋外は、とても都合がよいのです。
ということで、今回は季節の変わり目に注意したいお世話のポイントについてお話しました。
気づかぬうちに季節の変化がすすんでいることもありますから、ときには多肉ちゃんたちの育ちの環境もチェックしてあげてくださいね。
今回の記事がみなさんの参考になればうれしいです。