だんだんと暑さもやわらいできて、肌寒く感じる日も多くなってきました。
ここまでくると、真夏の暑さがぶりかえすようなことは無さそうですね。
さてさて、多肉植物の夏の間の育て方や管理方法をひっくるめて「夏越し」と呼ぶことがあります。
夏を無事にのりきった多肉ちゃんたち、みなさんのところの生存率はどれくらいでしょうか?
腐らずに残ってくれただけでもラッキーなのですが、実は新潟の多肉事情は想像以上に大変なことになっているのです。
今回は、わたしが実感している「2017年 多肉植物の夏越しの実践と結果」と、新潟ではだれもが体験した予期せぬ事態についてお話します。
多肉植物の夏越し、夏の管理方法で実践した3つのこと。
多肉植物の夏の管理は、本当に難しいなぁと実感しています。
本やインターネット調べてみても、なかなか加減がわからなかったり、気候を含めた環境も、みなさんそれぞれに違っていますよね。
こうなってくると、ある程度の方針を決めて、やってみるしかない!って思うんです。
わたしが多肉植物の夏越しで気をつけたことは、次の4つです。
1.強すぎる日差しをカットするために寒冷紗を設置
2.断水はしない程度の水やり
3.ゲリラ豪雨対策としての雨除け
4.風通しの確保と蒸れ予防
これらは、普段から気をつけておくべきことだとは思っているのですが、夏はとくに注意が必要なのです。
夏は多肉植物にとって、不利な季節だとお話してきましたが、今年も例外ではありませんでした。
わたしの多肉ちゃんたちの生存率は90%以上だと思います。
いくつかはやられてしまったのですが、それでも万々歳といったところでしょうか。
おかげさまで、みんな無事に生還してくれたのですが、新潟の夏はそんなに甘くないのです。
2017年の夏はお盆前から雨の日が多すぎだった!
今年、2017年の新潟の夏は、お盆前から雨の日が本当に多かったです。
思い返せば、わたしがお墓掃除に行った日も雨だったし、お盆はどしゃ降り。町内のお祭りのときも雨。
とにかく、何をするにも雨が多く、これが何よりも悪い事態を引き起こしてくれたのです。
新潟は、とっても独特な地域です。
夏はとにかく蒸し暑い!まとわりつく様な「むわぁん」とした暑さなのです。
ですから、雨が降ろうものなら、人間でも蒸し暑くてたまらないのに、多肉植物にとっては地獄のような日々だったと思います。
それに、雨の日や雲りの日も含めて考えると、日照も不足気味であったと思います。
もちろん、直射日光などは問答無用で強烈ですから、寒冷紗で遮光もしました。
ですが、これが裏目にでてしまったのですね。汗
わたしの環境では50%の遮光率は、やりすぎだったようです。
多肉たちは、しっかり徒長して、立派な暴れん坊将軍になられました。涙
とにかく、徒長っぷりが酷くて、秋の状態にしては軟弱な感じが否めません。
ラジオで流れた栗農家の方の切実な声に納得。
わたしは、通勤途中にラジオを聞くのが習慣になっています。
そこで、新潟県の栗農家の方のインタビューの様子が放送されました。
「今年は、お盆前から雨が多くて、全体的に小ぶりな実になった」というのです。
やっぱり!
今年の夏は、雨の日が多すぎだと感じていたのは気のせいでもなさそう。
植物や作物などは、全体的にやや不作気味なんじゃないかと思うんです。
多肉植物も例外とはいえません。汗 今年は、天気の影響をガッツリ受けた夏でした。
ということで、今回は多肉植物の夏越しと結果についてお話しました。
みなさんの多肉植物はどんな感じですか? 夏の間に徒長したり、傷んだりしていませんか?
よかったら、コメント欄で教えてくださいね!