1週間くらい前にホームセンターで購入した多肉植物のヤコブセニー。
ちょっと徒長気味だけど、300円で十分買えるお値段だったので購入しました。
ヤコブセニーは紅葉シーズンになると、紫やピンク色に紅葉してくれて、とっても綺麗でチャーミングな表情を見せてくれます。
ところが、購入した翌日からぐったりしてきてしまったのですね。
その原因がわかったときは、とってもショック!様子をみると仕立て直すしか助かる道はなさそうです。
今回は、多肉植物が弱ってしまった原因と、ロウソクを使った仕立て直しの方法を紹介します。
多肉植物が弱ってきたときの対処方法を紹介します。
せっかく多肉植物を買ってきたのに、数日でぐったりしてしまうことなんてあるのでしょうか。
これ、意外と起こったりするのですね。わたしは何度も経験があります。
とくに、日当たりの悪い売場で、しばらく室内(店内)で置かれていたものは、急激な環境の変化を与えたりするとよくないのですね。
わたしは、土がカラッカラでしたから、水不足かなぁと思って、水やりをして半日陰に置いてみたのですが、一瞬よくなったかと思ったら、また同じ状態に戻ってしまいました。汗
多肉植物が弱ったときの対処方法は、過去記事でも紹介していますから、どうぞご覧になってみてくださいね。
過去記事:「多肉植物がぐったりしおれてきたときの対処方法。わたしが実践してみてうまくいった3つの方法。」
ヤコブセニーが弱った原因は茎腐れでした。
わたしのヤコブセニーは、間違いなくグッタリしていました。
だけど、雰囲気的には「頭が重くなってきて、お辞儀をはじめちゃったのかな?」なんて、思ったりもしたのですね。
ところが、株元のチェックをしたら、このあり様です。
あちゃ~・・・茎が腐ってきている・・・
時々起こるのですが、茎がゼリーのような感じになって、しぼむように傷みだすのですね。
この傷んだ部分は、そこだけをカットしても、同じような状態を繰り返すことがあります。
だけど、カットで切り離してあげないことには、最悪の場合、株元も先の方もダメになってしまいそうですよね。
そこで、わたしの持っている本に書かれている「ロウソク」をつかった仕立て直しの方法を試してみることにしました。
ロウソクを使った多肉植物の挿し木の方法を紹介します。
多肉植物は伸びた茎の部分をカットして、土に挿してあげるだけで、発根してくれることが往々にしてあります。
こういう仕立て直しの方法を「挿し木」というのですね。
多肉植物の挿し木をするときには、カットした茎の切り口が乾いてから土に挿すようにします。
切り口が湿ったままだと、そこから傷み出してしまうことがあるのですね。
ですから、多肉植物の挿し木は「切り口」がカサブタのような状態まで乾燥させます。
ところが、この切り口部分に溶かしたロウソク(ロウ)をチョンとつけて、コーティングしてあげれば、すぐに挿し木をしてもよいそうなのです。
上の画像のように、こんな感じに仕上げます。
この方法は、わたしの持っている本に掲載されているのですが、実践したことがなかったのですね。
インターネットで調べてみても、実践している人を見つけることが難しいくらいです。
ですから、わたしのヤコブセニーで実験と検証をしてみようと思います。
もし、これが上手くいってくれれば、挿し木の切り口が乾くのを待つ時間を省くことができますね。
もちろん、わたしにとっては画期的な手法のひとつになってくれます。
切り口コーティングされた挿し穂は、すぐに土に挿してあげました。さぁ、この後どうなるのか、すごく楽しみです。
ということで、今回は多肉植物が弱ってしまった原因と、仕立て直しの方法(挿し木)を紹介しました。
多肉植物がぐったりしてきたときや、いまいち元気がないなぁと感じたら、株元チェックだけでも、チャレンジしてみてくださいね!
今回の記事が、皆さんの参考になればうれしいです。