夏の多肉植物の管理は、意外と気をつかうものですよね。
特に注意しておきたいのは夏の日差し対策。わたしのブログでも遮光ネットや寒冷紗を使った日よけについてお話をしました。
ところが、日よけをしてから、わたしの多肉植物がどんどん徒長しだしたのですね。
ほんの数日の間に、ものすごく背丈が伸びてしまったのです。
今回は、遮光ネットや寒冷紗の遮光率と、わたしの多肉植物が一気に徒長してしまった理由を整理してみようと思います。
遮光ネットや寒冷紗の遮光率はどれくらいがよい?
夏の日差し対策としての遮光ネットや寒冷紗は、ホームセンターなどのガーデニングコーナーや農業用品のコーナーで購入することができます。
お店の規模にもよりますが、店頭には何種類かの商品が並んでいて、どれを選べばよいかに迷ってしまうことも多いと思うのですね。
わたしの手元には、遮光率75%の遮光ネットがあったのですが、それでは日光を遮りすぎると思い、新たに寒冷紗を購入したのですね。
購入した寒冷紗の色は黒、遮光率は50%、大きさは1.8m×10mで、お値段は1,500円くらいだったと思います。
わたしの多肉植物は、西日が当たる駐車場の片隅にある「多肉小屋」に入っています。
いまは、もうちょっとグレードアップしているのですが、この小屋に寒冷紗をかぶせるように設置しています。
寒冷紗がとても大きいので、半分に折ってかぶせていたのですね。切ってしまうのが勿体なかったので。汗
わたしは、寒冷紗を切ることにケチくさいことを考えてしまったために、光を遮り過ぎたのだと思うのです。
いまは、ちゃんと一重でかぶせるようにしています。
西日が当たるから、二重でも丁度良いくらいかなぁととも思っていたのですが、甘かったみたいです。
だけど、徒長がはじまったのは、ほんの数日の間にぐ~んと伸びてしまったので、他にも原因があるのではないかと思うのですね。
ゲリラ豪雨的な雨が重なりまくっていた。
わたしが、もしかしてと疑っているのは、雨の影響です。
日中はそれほど雨が降らなかったのですが、夜中や朝方に「ゴォーーー」っと音を立てるように雨が降る日が数日続いていました。
一応、屋根はついているのですが、横から、前からの吹き付ける雨に対しては、予防をしていなかったのですね。
だから、雨のあとは、ビッショビショになることはなくても、ほどよくしっとり濡れている感じになることが多かったのですね。
※7月中旬までは、ビニールを張っていたのですが、蒸れをおそれてビニールを外していました。
だから、水やりが数日続いた後に、カンカン照りが続いた状態になっていたのです。
これだけでも、夏に育つ多肉はぐんぐん育ちそうなのですよね。そこに、寒冷紗が二重にかかっていたわけですから「暖かい日かげ」で過ごしていたのだと思います。
これって、確実に徒長しそうな条件を見事に揃えてしまったようにしか思えないのです。
屋外管理で元気な多肉を育てられると安心しきっていたが故の失敗ですねぇ~汗
だけど、すべてが徒長しているわけじゃないので、気を取り直して8月に挑みたいと思っています。
多肉植物は15度以上あると良く育つ。
多肉植物は気温が15度以上あると良く育つと教えてもらったことがあります。だから、春や秋は多肉が育つのに適した季節だと言われていると思うのですね。
そして、気温が真夏のように高くなると、休眠状態のスイッチが入るそうです。(日照時間とかも影響するかもしれません。)
だけど、育てる環境によっては、休眠期にはいるスイッチがうまく入らず、半休眠のような状態になることもあるんですって!
もしかしたら、わたしが多肉を育てている環境は、中途半端に覚醒させてしまっているのかもしれません。汗
ふつうは、休眠期に過度な水やりとかをすると、根腐れとか茎腐れのような状態になるんだよなぁ~・・・なんて。
ということで、ここまでのお話をまとめてみますね。
多肉植物の日よけに寒冷紗を使っていたけど、二重にして使うのは遮光し過ぎているようです。
そして、水やりは控えていたけど、雨による自然の水やりが徒長を促進させたのではないかと思うのです。
遮光率は、わたしの環境ならば50%でよいと思うのですが、これは要観察!
このブログをご覧になっている読者さまの中で、同じような徒長体験をしたことがある方がしらっしゃったら、是非、コメント欄で聞かせてくださいね!
今回の記事がみなさんの参考になれば、うれしいです。
※画像は後日UPします。