緑色のしましま模様が特徴的な何だかよくわからない多肉植物「十二の巻」。
わたしは初めてみたときに、変なアロエだと思っていました。チョベリバって名前がつけられていることもあります。笑(← この言葉、みんなわかるかなぁ~w)
だけど、この子もハオルチアのひとつなんですよ。多肉植物の売場というよりも、サボテンのあたりに陣取っていることもあります。
ハオルチアには、柔らかい葉っぱの軟葉系と、硬い葉っぱの硬葉系とよばれるグループがあって、十二の巻は葉っぱの硬い硬葉系のハオルチア。
さわってみるとわかるのですが、とても丈夫な葉っぱをしているんですよ!わたしのところには、十二の爪というパーマ大佐がおります。笑
今回は十二の巻の育て方についてお話をします。サボテンやアロエとは育て方がちょっと違っていますから、注意が必要かなぁと感じています。
十二の巻、十二の爪の育て方のポイント
十二の巻と十二の爪はほとんど同じ多肉植物だと思っています。
葉っぱがピーンとまっすぐなのが十二の巻。葉っぱがカールしているのが十二の爪。そんな感じです。
十二の巻は、見た目はとってもパンチが効いているので、好き嫌いがハッキリわかれるんじゃないかなぁと思います。
わたしも最初は、気持ち悪くて、どこがいいんだぁ!?って思っていました。
だけど、園芸店をぶらりするたびに「今日もおるでぇ~。このままだと、明日もおるで~」ってアピールしてくるので、買ってしまいました。笑
普段なら、絶対に選ばないんだけど、なんか放っておけなかった「十二の爪」です。
一緒に暮らしだすと、結構、愛嬌があってかわいく思えてくるんですよ。笑
十二の巻は、ハオルチアの仲間ですから、直射日光にあてないように、明るい日かげで育てるのがおすすめです。
室内の明るい窓辺に置いてあげるのもよいですね。目安としては、レースのカーテン越しの光くらいが丁度よいと感じています。
直射日光に当ててしまうと、変色したり、枯れ込んでしまうこともありますから、気を利かせすぎないことが大切です。
風通しの良い場所においてあげると、より快適に育ってくれます。乾燥に強いのが特徴ですから、むしろ、湿気がたまらない場所に置いてあげてくださいね。
「乾燥に強い」っていわれている多肉植物は「湿気に弱い」一面があるのですね。絶対にとは言い切れませんが、わりとそういうパターンが多いです。
水やりは本当に、頻度も量も少な目でよいように感じています。土が湿るくらいで丁度よいように思います。
わたしは、十二の爪を育てているのですが、水やりはほとんどしていません。汗 去年の秋に買ったのですが、まだ数回しかあげていないのですね。
20日に1回くらいのペースでも元気に育ってくれていますよ♪
夏と冬は、お水はごくごくわずかで大丈夫ですので、あげ過ぎないようにしましょう。この時期のたっぷり水やりは、株をダメにしてしまいやすいので要注意です。
十二の巻や十二の爪は、育つスピードがゆっくりな多肉植物です。あせって、いろいろちょっかいを出さずに、気長に付き合うのが円満のコツです。笑
十二の巻や十二の爪は葉先が枯れやすいです。
アロエなんかで起こりやすいことなのですが、葉っぱが固い多肉植物は、葉っぱの先っちょが枯れやすいです。
枯れるというか、茶色くチョリチョリになる感じです。
わたしは、自然現象のひとつと思って育てています。特に心配し過ぎることもなく「味があるなぁ~」と思っているのですね。
というのは、葉先の変色や少しの枯れを気にし過ぎると、相談したときに「根っこに問題がある」って言われて悲しい気持ちになるのがイヤだからです。
わたしは、何でもすぐに病気とか問題にしない楽しみ方をおすすめしたいと思っています。グリーンライフは楽しむことが心と体に一番です♪
一応、まじめな話もしておきますね。汗
葉先の枯れは仕方のない部分もあります。もし、枯れ込みが広がっているならば、次の2つを疑ってみましょう。
1.水やりのしすぎ
2.つよい日光による葉やけ
こうならないように、気を付けてあげること「予防」が大切ですね。
ということで、今回は十二の巻、十二の爪の育て方についてお話しました。
ハオルチアって、透明感のあるクリスタルのような植物ばかりが有名になりがち。
だけど、十二の巻もとっても人気のあるハオルチアですから、是非、チャレンジしてもらいたいなぁ~と思っています。
ちなみに、わたしの十二の爪は8cmくらいの背丈ですが、2個入りで300円でした。笑
ちゃんと育っているから、本当にご縁だなぁ~って思っています。
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