多肉植物の土の選び方

多肉植物を育てるときや、植え替えをするときは、が必要になります。

多肉植物の場合は、大量に植え替えをする場合を除けば、それほど土の量は必要ではありません。

だけど、ホームセンターなどで購入しようとすると、土の量が多すぎて困るということがあるのですね。

できるだけ安く土を購入したいとなると、とりあえず100均!なんて流れになっていませんか?

多肉植物を育てる時には、ある程度、どんな土でも育つとは思うのですが、選んでほしくない培養土や配合土があるのです。

その土は、多肉植物サボテンとは相性が悪すぎるのですね。

今回は、多肉植物に選んではいけない土とその理由についてお話します。

多肉植物にやさしい土ってどんな土?


多肉植物を育てるには、どんな土を選んでもよいというわけではありません。

多肉植物を地植えする場合を除けば、鉢の中の限られた土で育てるしかないのですね。

そうなってくると、多肉植物にとっての土は生活環境そのものということになります。

多肉植物を育てるときには、赤玉土を基本に他の土を配合(ブレンド)して、水はけがよく、通気性がよい土を作っていきます。

だけど、いきなり何種類もの土を用意するのは大変すぎるのです。汗

わたしは自分で土を配合するようなことをしません。だって、メッチャ大変ですもの。笑

だから「多肉植物の土」や「サボテンの土」などの配合済みの土をおすすめしたいですね。

園芸店やホームセンターでも1リットル100円くらいで購入できます。

意外と少量のものも置いていますから、お店の人に聞いてみるとよいですよ♪

多肉植物に選んではいけない土があります。


多肉植物に使う土は100均でも購入することができます。

100均の園芸コーナーは土を扱っているお店が増えてきているのですね。

100均と割り切っていても、割り切れないほど充実していたりして、きっとビックリされる方も多いと思います。


さぁ!ここからが今日のハイライトです。

普通のお花や植物だったら「花・野菜の土」のような配合済みの土を使ってもよいと思います。

ですが、多肉植物はサボテンと同じように、粒がしっかりしている小粒の砂、小粒の石のような土を使うと育てやすいのですね。

そして、多肉植物は弱酸性の土を好むといわれています。

多肉植物やサボテンの土を選べば、おおむね、この点はクリアできているはずですから、心配はいりませんよ。


だけど、多肉植物やサボテンの土が店頭になければ、他の土での代用を考えてしまいますよね。

そのときに、選んで欲しくない土は「ハーブの土」なのです。

ハーブはアルカリ性を好む植物なので、専用の土もアルカリ性に傾くように配合されていることが多いのですね。

多肉植物やサボテンにアルカリ性の土を使ってしまうと、どうなってしまうのでしょうか?

はじめは、特に問題もないように育つと思います。

だけど、時間が経つにつれて、次第に元気がなくなってくるのですね。汗

根っこに障害が起こって、働きが悪くなってしまうからです。

「ハーブの土」とか「バラの土」とかという専用の土は、その植物が育ちやすい環境をつくるために、専用に配合された土ってことです。

無茶をして、多肉ちゃんやサボテンくんが枯れてしまったら悲しすぎますよね。涙

他の植物の専用土では肥料が強すぎることもあります。


多肉植物を育てるときには、緩効性肥料をつかうことがあります。

わたしは積極的に使うことは、まずありません。

「多肉植物の土」や「サボテンの土」には、最初から肥料が入っていることもあるのですね。

これは、パッケージの表記を見ると、きちんと書いてあります。


そこで、もう一つ注意して頂きたいのは、他の植物の専用土にも同じことが言えるという点です。

例えば「ハーブの土」にも、もともと肥料が配合されていることもあるということですね。

この肥料も、それぞれの植物に適したものが配合されているはずです。


多肉植物に別の植物の土を代用してしまうと、肥料が強すぎてしまうこともあるのですね。

植物全般に起こることなのですが、土の性質は問題なくても、肥料に負けてしまうという現象は、わりと起こっているんですよ。

多肉植物やサボテンの専用度は粒が大切!


多肉植物やサボテンの土を選ぶときには、土の粒がしっかりしていることがポイントになります。

これは、水はけや通気性をよくするために、粒状になっているのです。

是非、専用土の袋の中をよく見てください。

袋の底や隅の方に、細かくなってしまった土がガッツリたまったりしていませんか?

粉状になった土が大ければ、できるだけ粉になった土が少ないものを選んで購入するとよいと思いますよ。

土に注目したことがなかった方も、是非、店頭でご覧になってみてくださいね。

育てる植物ごとに専用土があって、中の様子もそれぞれに違っていることに気づくと思いますよ。

そうそう!

プロトリーフの「多肉植物の土」は、パラパラし過ぎていなくて使いやすいと評判です♪


今回は、多肉植物やサボテンの土の代用についてお話しました。

土と一言でいっても、内容は全然違ったものになっています。

土選びは想像以上に大切ですから、植物に合わせた専用の土を使ってあげてくださいね♪

春はいろんな植物にチャレンジしたくなる時期ですね。

どうぞ、無茶をしすぎないように、グリーンライフを楽しんでいきましょう!