ぷっくり丸い葉っぱがかわいいワテルメイエリー。碁石やおはじきのような葉っぱがつく多肉植物です。
よくみると、産毛のような短い毛がうっすらと生えていて、さわってみると、ちょっとクセになりそうな感触なんですw
秋から冬にかけて、真っ赤に紅葉した姿はとっても綺麗でステキなんですよ♪
それよりも、何よりも、全体の雰囲気がとっても珍しく感じて購入してしまいましたw
今回は、ワテルメイエリーの育て方や特徴についてお話します。
水やりのタイミングについては、わたしなりに感じたことをプチ情報としてお伝えしたいと思います。
ワテルメイエリーの特徴は、クラッスラそのもの!
ワテルメイエリーは、秋冬にかけて綺麗に紅葉する多肉植物です。春夏の時期は緑色をしているのがふつうです。
この子は、多肉植物の中でいうとクラッスラ属という仲間のひとりです。
はじめて見たときには、パッと見の印象がとってもユニークで、すっごく珍しい多肉植物にであったように感じたのですね。
まずは葉っぱの形が、おはじきのように丸くて、ふっくら厚みがある感じ。表面にはうっすらと産毛が生えているところもよいですね~♪
葉っぱの付き方は火祭りのように、株の中央に塔が立つように葉っぱが生えてきて、どんどん上に向かって伸びていきます。
そうだ!よくよく見てみたら、金のなる木の葉っぱの付き方にも似ています。
クラッスラは、真上からみると、葉っぱが十字になるように、交互に生えてくるのが特徴です。そう考えてみると、クラッスラそのものの特徴がよく出ていますね。
ちなにみ、日照不足だったり、徒長気味だったりすると、葉っぱがパッカーンと開いてしまいます。汗
暑さ、寒さには比較的強いといわれていますが、この表現が私にとっては鬼門!
何を基準にしているのが、未だによくわからないところでもあります。涙
ワテルメイエリーの育て方のポイント
ワテルメイエリーはクラッスラ属とお話しました。
このブログでもよく出てくる火祭りくんと同じように考えてもよいと思います。
だけど、表面に産毛がありますから、毛の生えている多肉植物は、極力葉っぱを濡らさないように管理するのが大切なポイントだと思います。
種類は違いますが、ミロッティーや月兎耳(ツキトジ)なんかも、毛が生えたような葉っぱの多肉植物。
この子たちは、葉っぱがしっとり湿ってしまうと、なかなか乾かなくなってしまったり、毛が落ちてしまったり、いろいろと問題が起こりやすいデリケートさをもっているのですね。汗
お水をあげるときは、株元にあげるようにするか、鉢の底穴から給させる「底面潅水」(ていめんかんすい)であげるようにするとよいと思います。
潅水って、水やりのことです。園芸やガーデニングの本などをみると、よく出てくる言葉ですから、知っておくと解説文などもよみやすくなりますよ♪
日当たりのよい場所を好みますから、春、秋はたくさん日光浴をさせてあげましょう。
そして、風通しの良い場所においてあげることも大切です。
多肉植物は風通しの悪い場所(空気の流れがほとんどない場所)では、育ちが悪くなってしまったり、湿気でやられてしまったりすることもあります。
風通しの良い場所においてあげると、根っこの育ちもよくなりますから、多肉植物を育てるときの大切なポイントでよくあげられているのですね。
水やりが大問題!クラッスラ属のアピールがあった。
ワテルメイエリーも含めて、クラッスラ属はとっても素直に水やりへの反応を示してくれます。
これは、わたしがクラッスラ属の多肉植物をいくつか育ててみて、おなじように態度を示してくれますから、結構、自信があります。
基本的には「土が乾いたら水をあげる」のですが、少し我慢させながらあげるのがよいと思います。
葉っぱをさわってみたときに、ハリがある状態が健康な状態です。
くったりしていたり、しんなりしていたら、水がたりなかったり、日光がたりなかったりの合図。
そして、根腐れはしないけれども、お水の頻度が多い場合は、茎がぐんぐん伸びます!
これが、びっくりするほど間延びしたようにそだちますから、そのときは、お水やりの頻度を少なくしてあげてください。
土がいつまでも乾かない量のお水をあげてしまっては、それこそ根腐れや茎腐れの症状が出やすくなります。
加減はむずかしいのですが、育てるときのプチ情報として役立ててくださいまし。
ワテルメイエリーは伸びる子!増やすこともできます。
ワテルメイエリーは、上に向かってぐんぐん育ちます。といっても、植物の育ち方ですから、毎日伸びるわけではありません。
クラッスラ属の多肉植物は、塔が立つように伸びていくのが特徴的です。伸びた部分は、カットして、土に挿してあげればOK。
葉挿しでも増えるといわれていますが、わたしは葉挿しに成功したことがないので、いまのところは何ともいえません。汗
そうそう!
ワテルメイエリーは、茎をカットすると、その付近から脇芽がでやすいのが特徴です。
もちろん、切った翌日にというわけにはいきませんが、出てくれる確率は高めだと思います。
火祭りも大きな株だと、茎をカットした付近から脇芽が出やすかったりするので、このへんもクラッスラ属の特徴なのかもしれませんね。
ということで、今回は、ワテルメイエリーについてお話しました。
この子は紅葉がきれいな多肉植物です。春、秋はとくに、お外で日光浴をさせてあげて、秋からはお水の量を控えるようにしてあげると綺麗に紅葉してくれます。
紅葉がきれいな多肉植物は、春夏は緑色していますから、いまいち店頭でも目立ちません。
だけど、春夏はいろんな多肉植物が店頭に並ぶチャンスですから、お休みの日などにでも、ちょっとぶらりしてみてくださいね!
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