今日は、多肉植物の秋の管理方法、水やりと紅葉させる4つのコツについてお話します。
秋は多肉植物にとって、絶好のシーズン!葉っぱが綺麗に色付き、一番の魅力が引き出される季節といえます。
ところが、多肉植物を置く場所や管理方法、水やりの加減によっては、まったく紅葉もせず、青々と育ってしまうこともあるのですね。
わたしの体験をもとに紹介しますから、多肉ビギナーの方も、どうぞ参考にしてくださいね。
多肉植物の秋の管理方法!水やりと紅葉させる4つのコツ
2021年、猛烈な暑さの夏となりました。とくに、わたしが暮らしている新潟市では、気温が39度に達することもあり、10月中旬になっても30度に迫る日がありました。
まだまだ、暑さが残る中、稲刈りが始まり、赤とんぼが舞い出し、先週あたりには白鳥の声が、、、!?なんて思っていたら、急に寒さ到来で一遍に秋らしくなりました。汗
さてさて、多肉植物にとっての秋は、とても管理しやすい、失敗や事故もすくない安心を取り戻せるシーズンです。
夏に傷んでしまった多肉の仕立て直しにも絶好のタイミングですし、新しく多肉植物を買い足すのにも良い季節といえますね。
秋の楽しみは、何といっても紅葉!多肉植物の葉っぱも紅く染まったりしますから、見た目にも、とっても華やかさが出てきます。
ところが、多肉植物を大事に大事に育てていても、一向に紅葉がはじまらない、色が変わらないという声も意外と多いものです。
そこで、わたしの体験をもとに、綺麗に紅葉させる秋の管理方法のポイントをまとめてみました。
1.しっかり日光浴させる
どんな季節であっても、多肉植物を元気にいきいきと育てるためには、十分な日光浴が欠かせません。
これは、何度も失敗を重ねてきたので、もう十分、身に沁みるほど思い知らされたことのひとつなんですよね。汗
日光浴が不足してくると、青々としたまま育ってしまったり、ひょろひょろになったり、葉っぱと葉っぱの間隔が、間延びしたように育ってしまいます。
とくに、室内管理している場合、カーテン越しの日光では、徒長気味になってしまうことも多いですから、気をつけないといけません。
上の写真は、大和錦さんです。買ったときは、深い緑色(むしろ黒)っぽい色でしたが、葉っぱが、真っ赤になりそうな勢いですw
2.空気の流れがある場所に置く
多肉植物を育てるときに、意外と見落としがちなことが「風通し」です。
猛烈な風にあてる必要はありませんが、閉め切りの部屋や、空気の流れが無い場所、空気が滞る場所に置いておくのは良くありません。
屋外に置くのが一番よいのですが、室内の場合は「少し窓を開けて、空気の入れ替えしよう!」なんて習慣を取り入れてあげるのもよいと思います。
もちろん、サーキュレーターなどで室内の空気を循環させているのであれば、それも対策としては効果があると思います。
風通しのよさは、どんな植物を管理するときにも外せないポイントですね。
上の写真のルビーネックレスさんは、滝のようにモリモリあふれておりまっすw
3.しっかり寒さを体験させる
多肉植物が紅葉しはじめるのは、寒暖差がきっかけになっているのではないかと実感しています。
朝晩の寒さ、日中の暖かさがハッキリしてくる頃から、葉色も色付きはじめるんですよね。
だから「何月何日」というよりも、寒暖差にメリハリがついてくる頃に、多肉植物にも、寒さと暖かさを体験させてあげることがポイントです。
わたしが育てている多肉は、ほぼ100%屋外管理ですから、春には青かった多肉たちも、徐々に色付きはじめて来ましたよ~!
上の写真のピンクルルビーも良い感じです♪この子は、何度も失敗しているのですけど、今期は秋を迎えることができました~
4.水やりは土が乾いたらあげる
ここが昨年とは考えが変わった点です。
これまでは「夏は控えめ」とか「秋は控えめ」とか言っていたのですけど、2021年のはなのあは、方針を改めます!
秋の水やりは「土が乾いたらあげればよい」です(笑)
多肉植物を紅葉させるとき、紅葉を維持したいときには、水をあげ過ぎるのは良くないと感じているのは確かです。
いつも土が湿っているような状態、まだ土が乾いていないのに水やりしてしまうのは、あまりお勧めしません。汗
これだと、多肉は育つけれども、なかなか色がつかない気がするんですよね。(※あくまでも、わたしの体験での話です。)
素焼き鉢だと、鉢の表面に水の湿り気があるかをチェックすれば、中の土が乾いているかも見立てやすいのですが、プラスチックの鉢や飾りの多い鉢では、鉢を持ってみての感覚を身につけるしかありませんし、、、汗
そこで、2021年は土を独自ブレンドしてチャレンジしています。これが、思っていたよりも上手くいっているんですよね。
配合は 軽石:鹿沼土:赤玉土 を 1:2:1 です。
かなり、水はけ重視の配合ですが、わたしが暮らす地域では、梅雨はじとじと、夏もじとじと・・・と、湿気が高めです。ですから、この配合にしました。
水やりをしたときに、シャーっと水が流れてしまうくらいに、水はけがよいですし、水保ちよりも乾きのよさを優先しました。
おかげさまで、夏も普通に水やりをして、ひとつも失なうことなく過ごすことができましたよ♪
とくに、室内管理の場合や市販されている「多肉植物の土」を使う場合は、育てている環境にもよりますが、一度の水やりで数日は水持ちしていると思うのですね。
ということで、今回は、多肉植物の秋の管理方法についてお話しました。
秋から冬にかけては、きれいな多肉植物が店頭にたくさん並びます!みなさんも、是非、お店に足を運んでみてくださいね^^
今回の記事がみなさんの役に立てば嬉しいです。