肉植物を鹿沼土だけで育つのか検証した結果を報告

今回は、多肉植物は鹿沼土だけで育つのか検証した結果を報告します。

多肉植物を育てるときには「水はけのよい土」を選ぶことが大事ポイントですよね。

それならば、いっそのこと、水はけ抜群の「鹿沼土」だけで育ててみたらどうなるのかを実験してみました。

ずっとチャレンジしたいと思っていたことだったのですが、想像をこえる結果を目の当たりにすることになったのです。

多肉植物は鹿沼土だけで育てた検証結果を報告

多肉植物を鹿沼土だけで育てた検証結果を報告

多肉植物を鹿沼土だけで育てた結果、率直にお話しすると「失敗」でした。(涙)

もちろん、すべてが大失敗というのではなく、トータルで見たときの結果です。

自分では、もっと上手くいくと思っていたので、ショックも大きかったのですが、とても勉強になりました。

それでは、もう少し詳しく内容についてお話しますね。

良い点:水はけ抜群!根腐れの心配なし

多肉植物を鹿沼土だけで育てた検証結果を報告

実際に鹿沼土だけで育ててみると、水はけのよさは十分に実感できます。

水やりをした際に、鉢底から出てくる水の感じや、土の乾き方もわかりやすくて良いと感じました。

天候にもよりますが、何日も土が湿ったままになるということも少ないです。

多肉植物をそだてるときに、必ず遭遇する心配事は「根腐れ」ですよね。

水はけの悪い土で管理しようとすると、どうしても失敗しやすくなってしまうのは仕方のないことです。

その点でいえば、鹿沼土は根腐れの心配は、かなり軽減できると思います。

良い点:キュット引き締まって育つ

多肉植物を鹿沼土だけで育てた検証結果を報告

鹿沼土だけで育てた多肉植物は、キュット引き締まった姿に育つと感じました。

ぷりっぷりの葉というよりは、シャキっと身が詰まって、しっかりとした弾力がでてきます。

品種にもよると思いますが、エケベリアのような多肉は、時間をかけても小ぶりな印象。大きく育てるというよりは、形を変えずに育てたいときに良いと思います。

わたしは100%屋外管理ですが、徒長なども少なく育てることができましたよ。

※上の写真は、鹿沼土だけで育てたものではないのですが、こんな感じにキュっと引き締まります。肝心な画像、どこかに行ってしまいました。涙

悪い点:水はけがよすぎる

多肉植物を鹿沼土だけで育てた検証結果を報告

鹿沼土で多肉植物を育てることはできるのですが、問題点もあります。

それは「水はけがよすぎる」という点です。これは、想定外に驚かされました。

多肉植物は、水やりを忘れても大丈夫。むしろ、そのくらいの方がよいと思っている部分もあったのですが、中には水を好む品種があることも確かなのですね。

そういった品種の多肉の中には、枯れてしまったものもありました。汗

多肉植物が枯れるなんて、ほぼほぼ無いと思っていたので、その光景を目の当たりにしたときにはショックでしたよ、、、

水を好む多肉植物は、図鑑などで調べるよりも、葉っぱの様子に注目です!

水がほしいタイミングが近づくと、葉っぱに弾力がなくなってきて、しおれるように見えてきます。(シワがよると表現されることも多いですよね。)

そうなったら、たっぷりと水やりをすることで、葉っぱはプリプリになってくれますよ!

悪い点:水やりはこまめにが大事

先ほどの話題と重なる部分もあるのですが、鹿沼土は水はけが非常によいです。

水もちもよいとは言えませんから、水やりのタイミングは見直す必要が出てきます。

わたしが暮らしている場所では、多肉の水やりは、1週間に1回くらいがちょうどよいと感じていました。

ですが、その調子で管理していたら、多肉植物が枯れてしまったのです。汗

少しくらい乾燥している方が、多肉もよく育つと思っていたのですが、想定しているよりも水が不足してくるのだと思いました。

葉挿しや挿し木で育てていた小さな多肉たちは、ものの見事に全滅してしまいました。涙
お店に並ぶ大き目な株の子たちも、大半をダメにしてしまいました。

ですから、もっとこまめに水やりすべきだったのだなぁと、反省+とても勉強になりました。

きっと、3~5日に1回くらいの頻度がよかったのだと思います。

今日のまとめ

多肉植物は鹿沼土だけでも育てることはできます。

ですが、セオリー通りに多肉植物の管理をしようとすると、水切れしやすいです。

以前に赤玉土だけで育ててみたこともあったのですが、最初は順調でも長期戦になったときに、管理に失敗してしまいました。

何でも偏りすぎは良くないですね。土選びをするときには、バランスよく配合して使うことが大事だと実感しました。

お住いの地域によって、多肉の管理方法は違ってくると思いますが、今回の記事がみなさんの参考になればうれしいです。