みなさんは多肉植物にも花が咲くってしっていました?多肉植物は葉っぱを楽しむ植物と思われていますが、ちゃんとお花も咲いてくれます。お花を楽しむこともできるんですよ♪
ゴールデンウィークの頃には、花の咲いた多肉植物がお店に並ぶこともありますから、見た目にも新鮮で、思わず手にとってしまう方も多いと思います。また、育てていた多肉植物に花が咲きそうな予感を抱いている方もいらっしゃいますよね。
ところが、こんなメールが届きました。「開花を喜んでいたのですが、それをきかっけに多肉植物が弱ってきました。どうしたらよいですか?」
これは予期せぬ事件に焦っていることだと思います。今回はわたしの体験をもとに、多肉植物の花が咲いて弱ってしまったときの対処方法についてお話します。
多肉植物にはどんな花が咲くの?
多肉植物にも花はちゃんと咲きます。品種によって、花のつき方や開花の時期は違いますが、とってもユニークな花をつけるんですよ!
小さなお花が細かくたくさんつくこともあれば、ニョキニョキっと花芽が伸びてきて花を咲かせるものもあり、どうなるかは咲かせてみてのお楽しみといった感じです。
上の画像も多肉植物の花です。花壇に咲くような花ではないのですが、意外とちゃんとした花なんですよねw
わたしがよく見のは、こんな感じの花。ニョキニョキタイプです。
このタイプはツリ鐘のような形の可愛いお花が咲いたりするのですけど、色は品種によってさまざまです。だけど、こういうのって「どこかでみたことあるかも?」って思いませんか?
多肉植物は「多肉」と呼ばれていますけど、他の草花の仲間であることもありますから、見たことがあるような花が咲いても不思議ではないんですよね。きっと。
だけど、わたしは多肉植物に咲いたお花は「多肉の花」と思って、眺めていることが多いです。笑
上の画像はカランコエのお花です。これは、春先に花木総合センターに遊びにいったときに記念に撮影したのですけど、すんごいボリューム!いま見ても感激してしまいます。
お花を見て人を思い出すことなんて、小説かドラマの世界の話だと思っていましたけど、意外とあることなんですよね。 カランコエときくと、わたしの読者さまのことを思い出してしまう自分がいます。笑
多肉植物に花が咲くと弱ることがある!
多肉植物も植物ですから、花が咲いても不思議ではありませんよね。それに、花が咲いたからといって、災いが起こるわけでもありません。笑
どの多肉植物でも、花が咲くと絶対に枯れるというわけではありませんから、絶望したりする必用はありませんよ。花が咲いても「ふつう」のことなんです。
他のブログでも「花が咲きました~♪」って記事をみかけることは多いですし、わたしも咲かせ放題にしていても、何の問題もないことのほうが多いくらいです。
ところが、そうは言っても、花が咲くことで株が弱ってきたり、枯れ込んでしまうことがあるのも確かです。
わたしの経験では、子持ち蓮華なんかが典型例で、花が咲くと親株が枯れてしまう確率が高いように感じます。→「多肉植物の親株に枯れる予兆が出てきた!成長過程で起こる見逃せない変化のひとつとは?」
上の過去記事を見てもらうとわかると思うのですが、見た目にも事件が起こりそうな雰囲気が満載でしょう?笑 あんな感じで株の中心に塔がたつように花が咲くと「終わり」です。
他の品種だと、多肉植物の株全体が何となく弱ってきてしまうことがあります。
例えば、葉っぱがうなだれるような感じになったり、全体的にぐったりしてきたように感じたり。そんな風になってきたら、応急処置をしてあげましょう。
花が咲いて多肉が弱ったときの対処方法
さてさて。多肉植物に花が咲いて弱ったしまったときの対処方法についてお話します。あくまでも、わたしの体験と我流の応急処置ですので、その点だけご承知おきくださいね。
さきほど「多肉植物に花が咲くと、株が弱ってしまうことがある」とお話しましたね。
わたしなりの目安としては、花の咲き方がポイントになります。小さな細かい花がたくさん咲くようなタイプは、花が咲いて弱るようなことは少ないと思います。
ところが、花芽(花茎)がぐ~んと伸びてくるようなタイプは、先っちょにたくさんのつぼみがつくことがあります。この手のタイプは、花を咲かせるときにかなりのパワーを使うのだと思います。だから、こっちの方が心配事を抱えることが多いです。
もし、わたしだったら、ニョキニョキをきっかけに弱りを感じた際には、思いきって花茎を根元から切ってしまいます。
花が咲いている状態で弱りを感じても、概ねの場合は品種を問わずカット!これに限ります。
完全にぐったりしてからでは、手遅れになることもありますが、ちょっと様子がおかしいなと思ったら、つぼみの状態でも切ってしまって問題ありませんよ。
そうそう。切った花茎は土に挿してみてもよいと思います。いろんな可能性を信じて楽しむのもアリですよね。
カットした直後は水やりなどを控えておきましょう。タイミングにもよりますが、水やり直後にカットするのも控えたほうがよいです。
多肉植物は手入れをするとき、その直前、直後は水やりを控えたほうが安全です。(←これ大事!)
ということで、今回は多肉植物に花が咲いて弱ってしまったときの対処方法についてお話しました。
多肉植物も育ててみてから気づくこと、分かることも多いものです。だけど、悲しむ必用はありませんよ。これも多肉の醍醐味のひとつですから♪
そうそう!ここ数回の多肉イベントの記事への反響が大きくて、とても嬉しく思っています。今度、何か目印をつけて、出没してみようかなぁ?なんて。笑
今回の記事が、みなさんの参考になればうれしいです。