さすがに黙っていられません!いくら雪国育ちといっても、この寒波は異常すぎます。新潟県内では、水道管の凍結、破裂による被害や断水のことが連日報道されるくらいです。
雪国や寒冷地での寒さは命取りになることが多いのですが、寒さにやられた多肉植物は本当にダメになってしまうのでしょうか。
そして、新潟市よりももっと寒い地域ではどうなのかを調べてみると、意外すぎる結果にたどりつくことができました!
今回は多肉植物の耐寒温度の謎と、防寒対策、寒さにやられた多肉の朗報についてお話します。
泣く子も黙るマイナス4度の恐怖。水道管凍結警報!
わたしが住んでいる新潟市は、確かに冬は寒くなるし、ドカ雪に見舞われることもあります。
ですが、寒いというのと、雪が降る(雪が多い)というのとは、常にイコールではないのですね。
朝晩の冷え込みは仕方ないとしても、マイナス気温が目に止まるようなことは、希な気がするんです。
ここ数日は、雪がそれほどふらないのに、やばい寒さ。
車に残った雪が朝出勤してから、帰ってくるまでそのままで、ガッチガチに凍結。車の泥除け部分に雪が溜まった塊のまま凍結。これまでにないような経験の連続です。
この数日のニュースで「水道管の凍結や破裂は、マイナス4℃になると起こりやすくなる」と、生まれて初めて知りました。汗
マイナス4℃なんて・・・って、感じるかもしれませんが、これが新潟市でもここ数日おこっているんですよ。(※特に夜間です。)
さぁ、水道管さえ凍ってしまうこの寒さの中、屋外に置かれている多肉植物は無事で済むわけありません。
ですが、新潟よりももっと寒い地域で頑張っている多肉植物のブロガーさんが貴重な情報をアップされていました!
寒冷地での防寒対策に感激!考えることは同じだった。
わたしは純粋に多肉植物を楽しんでいるだけの素人ですから、専門家でも何でもありません。笑
だから、自分なりにあれこれ試してみては、何とか新潟でも安心して多肉植物を育てられないかと実践しているのですね。
新潟よりも、もっと寒い地域では「プチプチシートをぐるぐる巻きにした」というような防寒対策を実践されている方がいました!わたしも同じことをしているんですよ~!
過去記事:「真冬の多肉棚に寒さ対策をしてみた!1,000円以下で簡易ビニールハウス化する方法。」
これを目の当たりにしたときに、めっちゃくちゃ嬉しい気持ちになりました♪自己流だったけど、同じ発想の方がいるってことに感激です。
その方も「この寒さではダメだろう・・・」なんてことが書かれていたと思うのですが、(気温はマイナス10℃くらい)これを乗り切る確実な方法があるというのです。
それは「発泡スチロールの箱にいれる」という方法。
ぬぉぉぉぉぉ!!やっぱり!わたしも思っていた発泡スチロール最強説は、強ち間違いでもなかったじゃんw
たった一つの事例だけで、断言や断定はできないと思いますよ。だけど、無い知恵を振り絞ってたどりついた先が、そこそこ良い方向に向いているだなんて!わたしもそこそこやるじゃん!わっはっは~♪なんて。
本格的なハウスや温室は、一般家庭では準備できませんよね。ベランダだって限界がありますし、予算の問題もありますし。汗
だから、無理をしなくても出来る防寒対策となると、発泡スチロールの箱は有力な方法のひとつと言えると思います。
多肉植物の耐寒温度は5度が目安。0度くらいまで耐えられる子もいますが、さすがに被害が出ても文句はいえません。
そして、本当に安全をとるなら「屋内にいれる」。これにまさるものはないと思っていますw
寒さでやられた多肉植物をあきらめない!朗報がありました。
寒さでやられてしまった多肉植物は、溶けたようになってしまったり、透明感がでたり、グミったり、グズったりと、目を覆いたくなるような事態に見舞われます。
こうなってしまうと、さすがにあきらめるという選択肢も浮上してきますよね。
ですが、ちょっと待った!と声をあげたくなるような朗報をつかみました。
「寒さにやられた多肉は、2度目の冬を越せるようになる」という何ともうれしい情報をみつけたのです。
完全に寒さにやられてしまって、腐ったものはどうしようもないのですが、葉っぱの大半が傷んでしまっても、株が生きていれば春に芽が出てきます。
そして、一度、本格的な寒さを経験した多肉は地植えにしても、次の冬を乗り切れるような耐性がついてくるそうなのですね。
デザートローズ(唐印)やエケベリアでさえも、復帰できることが往々にしてあるようです。わたしだったら、エケベリアが生き残れるなんて微塵も考えないかも。汗
わたしは、2年越しで屋外の冬を体験させているのは、完全放置状態の朧月しかないので考えたこともありませんでした。ですが、たしかに彼は今年も元気に耐えてくれています。
傷んでしまった葉は復活できないので、カットしたり、外したりしても構いません。もし、茎が傷んでしまったのであれば、生き残った先っちょ部分を挿し木にしてもよいです。冬でも生き残る子は発根しますよ♪
ということで、今回は寒さにやられてしまった多肉植物にも希望があるということをお話しました。
同じ品種を育てるにしても、地域や気候によっては一律同じにはいきません。
だけど、いろんな地域で多肉にチャレンジしている方がいるっていうのは、何だか嬉しいことですよね!
新潟の多肉チームもあきらめずに頑張っていきまっしょい♪もうすぐ暦では春に突入ですぞw
今回の記事がみなさんの参考になれば幸いです。