多肉植物の冬対策として、家庭用ビニールハウスやミニ温室の購入を考えている方も多いと思います。
ホームセンターでもいろいろな商品が店頭に並んでいますが、ビニールハウスやミニ温室を自作している方も多いのですね。
わたしもいくつか拝見したのですが、本当にアイデアが素晴らしくて大感動しました。
しかも特別な資材をつかうのではなく、よく見かけるもので出来上がる点がよいと思うのです。
今回はビニールハウスやミニ温室を自作する方法やアイデアをお伝えしたいと思います。
ビニールハウスを自作するときの問題点は2つある。
自作でビニールハウスやミニ温室を作ろうとするときには、問題点が2つあります。
・ハウスの骨組みをどうするか。
・外側のビニールをどうするか。
わたしは今年、イレクターパイプを使って多肉棚を作りましたが、引き返すわけにはいかないくらいお金がかかりましたし、労力もかかりました。
ですが、いちから骨組みを作ろうとしたことが間違いだったのですね。
ホームセンターで普通に売られているものを代用すれば、うんと効率よく簡易ハウスをつくることができます。
そして、外側に貼るビニールもアイデア次第ではうんと低コストで仕上げることができます。
メタルラック、スチールラックでビニールハウスを自作。
これは本当に盲点でした。汗
ホームセンターなどで普通に売られているメタルラックやスチールラックを使って、ビニールハウスを作っている方が意外と多いようです。
園芸用の棚よりも作りはしっかりしているし、重量もかなり耐えられますよね。
これをそのまま骨組みとして、まわりにビニールを貼れば完成です。
だけど、メタルラックを覆えるようなビニールで、冬の雨風や雪に耐えられるものってあるのかなぁと心配になりますね。
ところが、本当に日本人の知恵ってすごいと思いました。汗
厚手の透明なテーブルクロスを使っている方がいたのですね。まったく想像もできませんでした。
たしかに、テーブルクロスなら大きさもそこそこあるでしょうし、何枚か使えばラック全体を覆うことができそうです。
あとは、パッカーなどでしっかりとめて作業完了という具合なのですね。
ビニールハウス用のビニールは少量なら意外と安く買えます。
わたしは新潟にすんでいるので、ホームセンターなどには農業コーナーが普通にあったりします。
本当に農家の方が使うような商品を一般の人でも普通に買えるようになっているのですね。
そこには、ビニールハウスに使うビニールも売られています。
大きさは、最少量で幅1.8m、長さ10mなのですが、3,000円でお釣りがくらいで購入できるんですよ。
「そんなにたくさんいらない」と思うかもしれませんが、本当に寒さが酷ければ、二重に被せることもできるし、破れたりしたときの備えにもなります。
何よりも、ビニールの厚さと耐久力が違います。
わたしが自作したイレクターパイプの多肉棚には雨除け、風よけとしてこのビニールを使いました。
ですが、台風が来ても、暴風雨でも、暑くても、寒くても、一度も破れたり、切れたりしたことはありません!
これは、本当にビックリな結果です。おかげで予備のビニールはそのまま屋根裏に保管されていますw
衣装ケースを使うのも十分ありだと思う。
もうひとつ、わたしがおすすめしたいのは「衣装ケース」を使う方法です。
これも他の人のアイデアなのですが、本当に便利で使いやすいと実感しています。
ホームセンターの収納用品のコーナーにならんでいるものでよいのです。
おすすめは、日光をバッチリ浴びることができる透明タイプ。ふたを開けて衣類を入れるようなタイプです。
この衣装ケースのおかげで、梅雨の季節も葉挿しをすることができましたし、雨でも風でも飛ばされることはありませんでした。
わたしは、重石をしないかわりに壁際に寄せておく程度でしたが、本当に事件はありませんでしたよ。
密閉されていても、蒸れることさえなければ、1日くらいそのまま放置でも問題ありせんでした。
過去記事:「多肉植物を雨や台風から守る方法!超簡単に設置できる工具一切不要のアイデアに大感動。」
ということで今回はビニールハウスやミニ温室を自作する方法についてお話しました。
わたしは本当に頭がカタイので、ビニールハウスと聞くと、「農業用の大きなビニールハウスのミニ版をつくる」と考えてしまいます。
だけど、いろんな方のアイデアをブログや動画で拝見すると、本当にすばらしい工夫力に驚かされるばかりです。
「わたしは、こんな方法で冬越ししているよ」というアイデアがありましたら、どうぞ、コメント欄などで教えてくださいね!